サッカー日本代表監督・ハリルホジッチの「ジーコ化」で内紛分裂が勃発秒読み

アサ芸プラス / 2016年11月15日 17時56分

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 サッカー日本代表が、ロシアW杯アジア最終予選の大一番を迎えた。負ければ出場に黄信号、ハリルホジッチ監督(64)の進退問題も再燃するところだが、決戦を前にして、すでに選手と監督の間にはすきま風が吹いているようで‥‥。

 11月15日夜、日本のホーム・埼玉スタジアムで、グループB首位のサウジアラビアと天王山決戦が行われる。

 9月から始まった最終予選で、日本は初戦のUAEに逆転負け。格下のタイとイラクに連勝したが、ライバルのオーストラリアに引き分けて、いまいち波に乗れていなかった。サッカージャーナリストの六川亨氏はこう語る。

「先制点を取っても、セットプレーから簡単に失点する場面が多くて、勝ちきれませんでした。サウジアラビアは首位を走っていますが、実力どおりに戦えば勝って当たり前の相手。引き分け以下ならハリル監督の解任は避けられないでしょう」

 にもかかわらず、ハリル監督が優先起用する「海外組」は最悪の状況だった。レギュラーメンバーのFW本田圭佑(30)、FW岡崎慎司(30)、MF香川真司(27)、MF清武弘嗣(26)、DF吉田麻也(28)は、夏に海外リーグが開幕してからもベンチを温める日々が続いている。特に本田は所属クラブのACミラン(イタリア)でプレーに非難が集中しているありさまだ。

「10月25日のジェノア戦で、今季の先発初出場を果たしましたが、本田が失点に絡んで敗戦。ミランの公式ツイッターは『すぐに代えろ』『出て行け!』『二度と使うな』と炎上。それから試合に出ていません」(海外在住サッカージャーナリスト)

 結果、主力選手たちの「試合勘」は鈍るばかりで、代表合宿がコンディション調整の場になっているという。

「最終予選の初戦でも、本田や主将のMF長谷部誠(32)は別メニューで調整していました。試合に間に合わせるため、負荷をかけてトレーニングをしたのですが、それが裏目に出てしまい、試合の後半途中からバテバテで走れなくなったんです‥‥」(前出・六川氏)

 サウジアラビア戦に向けた合宿では、その反省を生かして、所属クラブで試合に出場していない海外組も全体練習に参加。それでもコンディションの差はハッキリしているようで、練習中にはこんな場面まで目撃されている。

「エースナンバーの背番号『10』のプレッシャーに押しつぶされて、日本代表ではいつも暗い表情の香川ですが、ランニング中に珍しく満面の笑みを浮かべていたんです。しかし、実戦形式の4対4の練習になると、得意のドリブルの切れ味がなくて、Jリーグ所属の選手をまったく抜くことができず、その笑顔も消えました」(スポーツ紙記者)

 Jリーグの最終節が終わったばかりの国内組からは、ハリル監督の選手選考に不満の声が漏れていた。前出・スポーツ紙記者が続ける。

「第3戦のイラク戦に先発出場した、浦和レッズの柏木陽介(28)が代表メンバーから落ちたんです。Jリーグ第2ステージでチームを優勝に導き、調子も万全。それだけに、ある代表選手は『何で陽介が外されたのか意味がわからない‥‥』と首をかしげていました」

 06年ドイツW杯での「ジーコJAPAN」と同様に、海外組が重用され、国内組との分裂が秒読み段階になっているというのだ。選手と監督の間に広がる不協和音は、MF山口蛍(26)の劇的な決勝弾で勝利したイラク戦でも見られた。

「試合は終盤まで同点のまま進み、残り時間わずかになると、背の高いDF吉田をFWの位置に残し、頭を狙ってパワープレーに出ました。その結果、山口のゴールにつながったのですが、実は、この作戦は監督の指示ではなかったんです。このままでは負けると思った選手たちが、戦術を無視して勝つための最善策を選んだのです」(前出・スポーツ紙記者)

 崖っぷちのハリル監督は、サッカー協会から「クビ宣告」される前に、すでに選手からも見限られているようだ。

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