今のままではなぜダメ?「大関昇進」高安に四股名改称問題が浮上する理由

アサ芸プラス / 2017年5月30日 9時58分

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 大相撲五月場所で、大活躍した関脇の高安。兄弟子である横綱稀勢の里の3連覇は休場でかなわなかったものの、自身は、躍進したわけだが、その高安を巡り、にわかに囁かれてきたある問題がある。それは、大関昇進に合わせて本名でもある「高安」という四股名を改めた方がいいのではないかという話だ。

 角界では、出世に際して自らの四股名を改める風潮がある。大関昇進に合わせて四股名を改めた直近の例は横綱の日馬富士。関脇までは安馬という四股名で相撲を取っていたが、「いつまでも安い馬ではいけない」と一念発起。大関昇進と共に改名しその後横綱まで上り詰めた。

 日馬富士の考えを借りるならば、高安もいつまでも「安い」ままではいけないということになる。大関昇進に留まらず、さらなる活躍を期待するファンが高安に本名からの四股名改名を促すのも当然の話だろう。

 大相撲の歴史をひもとくと、過去に本名のまま大関に昇進した力士は輪島、北尾、出島の3名のみ。この中で、輪島は歴史上唯一の本名横綱となった。しかし、北尾は横綱昇進と同時に四股名を双羽黒に改め、その後現役横綱のまま突然廃業するという騒動を起こし、出島は病気の影響もあって2年足らずで大関から陥落している。本名大関のこうしたイメージも、四股名改名が叫ばれる一因かもしれない。

 かつて高安は本名のまま相撲を取ることについて、「親の願いでもあるし、このまま上にいけば親孝行にもなる。全国の高安さんにも勇気を与えたい」

 と話しているが、あらためて「決断」を迫られることになりそうだ。

(戸畑マサシ)

アサ芸プラス

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