電撃引退から1年の激流 島田紳助の「爪痕」(中) 「もうテレビ界にオレの居場所はないわ」(3)
アサ芸プラス / 2012年10月16日 10時54分
「暴行事件」後沖縄に傾倒
それにしても、なぜ紳助はここまで沖縄に入れ込むのか。
紳助を知る芸人が振り返る。
「もともと、紳助さんは、20年以上も前から沖縄に限らず南国が好きで、たびたびオフに遊びに出かけていた。ところが、04年に紳助さんが態度の悪い女性社員を恫喝のうえ、殴ったいわゆる『暴行事件』で2カ月間の謹慎処分にされた時期があった。その時、紳助さんは人目を避ける場所として沖縄の黒島に長いこと滞在した。そこでかなり精神的にも助けられたようで、
『引退したら沖縄で暮らす』とすっかり傾倒するようになったんです」
そんな紳助の沖縄に対する思いからスタートしたのが先の「プロデュース大作戦」だったという。いわば究極の公私混同番組だったのだ。
さる番組関係者が言う。
「引退会見では、沖縄で(今後は)サンゴの保護活動をしていきたいと答えていたのが印象的でした。紳助さんは『─プロデュース大作戦』に取り組むようになってからは、一段と沖縄に執心するようになっていましたからね。しかも、第2の生活の基盤として、石垣島に『喫茶トムル』を出しましたが、紳助があまり現地にいなかったことから、地元の人とうまくいかなかった経緯を反省。『プロデュース大作戦』の企画で、『あるある探検隊』のギャグで一世を風靡したものの、人気がガタ落ちしていた芸人コンビの『レギュラー』を店主として、住み込みで送り込んだ。いわば経営に当たらせる形で、宮古島に民宿の『夢来人』を開業したんですが、これが大成功。単なる番組の企画の枠を越え、地元からも歓迎されました」
ところが、紳助の引退とともに番組は終了。民宿も同時に店じまいし、住み込み生活をしていたレギュラーは数少ないテレビでの露出の場を失った。
だが、紳助はかの地で再び、捲土重来を期して、作戦を練っていると見られている。前出の芸能記者が明かす。
「紳助が沖縄にのめり込む中でさまざまな人脈が広がったようで、その一人が、沖縄で一大キャバクラチェーンを展開するI氏。何人かいるとされる紳助のスポンサーの一人です。当初の逃亡先だった恩納村のリゾートマンションがマスコミに張り込まれるようになってから、紳助はマンションを脱出して民宿に移り住むんですが、この民宿を段取りしたのがI氏だと言われています。I氏は元兵庫県警の暴力団担当刑事だった人物で、吉本興業の大崎洋社長とも公私にわたって親しい仲。今後の紳助の復帰話とも絡んで、紳助と吉本興業の橋渡し役みたいな存在ともされています」
つまり、紳助にとっての沖縄とは、このI氏の存在もあり、今後の人生プランも絡んで切っても切れぬ縁にあるようなのだ。
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