宇野昌磨、来季に向けての合宿地に“ロシア”を選択した意味

アサジョ / 2019年7月3日 7時15分

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 フィギュアスケートの宇野昌磨選手が、エフゲニア・メドベージェワ選手やアリーナ・ザギトワ選手を育てたロシアのエテリ・トゥトベリーゼコーチのもとで、夏の合宿を行っているという。宇野選手は、来季に向けて新しい練習環境で試合に挑んでいくことを表明していた。

「6月の初旬に自身のサイトで、5歳から師事してきた山田真知子コーチ、樋口美穂子コーチのもとを離れることを発表しました。また、海外合宿を行うとだけ発表していたので、その合宿先がどこなのか、ファンの間では憶測が飛び交っていました。最終的に、ロシアのトゥトベリーゼコーチのもとで合宿を行っていることが報道されたのです」(スポーツライター)

 ロシアを合宿地として選んだことは、浅田真央の指導もしたロシアスケート界の重鎮、タチアナ・タラソワ氏も大喜び。インタビューに答えた際に、宇野選手がトゥトベリーゼコーチのもとを選んだのは、唯一の正しい選択であるとキッパリ。ここでなら彼にも得るものがたくさんあり、さらに支援する体制も完璧だと大歓迎のコメントを残している。

 宇野選手自身は中京大学の練習拠点を“卒業”するのは、自分と同等のレベルの選手と切磋琢磨した練習がしたいということが大きいという。5月にはインタビューで、自分に厳しい練習を課すモチベーションを自分自身で高めなければいけないことに苦労を感じたと語っている。

「何より昨シーズンの世界選手権が、宇野選手にとっては本当に悔しかったと思います。ケガがあったとはいえ、打倒・羽生結弦選手のつもりで臨んだのに4位に甘んじてしまいましたからね。また、昨シーズンまでは羽生選手を意識していればよかったかもしれませんが、世界選手権で優勝したネイサン・チェン選手、さらに3位に入ったビンセント・ゾウ選手も、技術、演技ともに高い評価を受けています。羽生選手でさえうかうかしていられない状況ですから、宇野選手は強い心で臨んだ昨シーズン以上の成果を出すために、環境をがらりと変える決断をしたということです」(前出・スポーツライター)

 気になるのは、ロシア合宿後のコーチだ。宇野選手自身は、慌ててコーチを決めることはせず、来季は自分一人で頑張ってみてもいいから、その次のシーズンまでに慎重に決めたいと言っているという。合宿先のロシアには、宇野選手を「子鹿ちゃん」と呼び、溺愛するタラソワ氏がいる。タラソワ氏なら、大好きな宇野選手のための尽力を惜しまないだろうし、宇野選手にロシアを拠点にすることを勧めるだろう。となると、宇野選手が来季、タラソワ氏の教え子であるトゥトベリーゼコーチに師事すると発表するのは、時間の問題なのかもしれないが、果たして。

(芝公子)

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