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250Hzでもお買い得感マシマシの27インチ湾曲ゲーミングディスプレー

ASCII.jp / 2023年7月20日 11時30分

G27C4X

 最近は、大画面のゲーミングディスプレーが安くなってきており、27インチの需要が高まっている。それを踏まえてエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)は27インチで湾曲、ハイリフレッシュレートの製品を続々投入している。今回紹介したいのは、4月に発売した250Hzというハイリフレッシュレートの27インチ湾曲ゲーミングディスプレー「G27C4X」だ。

 やはり、27インチの画面サイズがあれば、細かいものも見やすくプレイしやすいはず。そんなG27C4Xをレビューする。

250Hz駆動でFPS系ゲームでは高い優位性

G27C4X
MSI「G27C4X」の外観。左右と上部はスリムベゼルを採用。並べて設置したときに境目が目立ちにくい

 G27C4Xは、27インチ湾曲VAパネルを採用し、湾曲率は眼球の曲面に近い1500R。そのため、視線を左右に動かしても焦点距離が変わらないので、画面全体が見やすく目も疲れにくい。リフレッシュレートは250Hz(オーバークロック設定時)、応答速度は1ms(MPRT)なので、動きの速いシーンでも残像感なく滑らかな表示が可能だ。

 解像度はフルHD(1920×1080ドット)、最大表示色は約10億7300万色でsRGBカバー率は96.67%、DCI-P3カバー率は89.72%。輝度は300nitでコントラスト比は3000:1となっており、HDRに対応している。

 ゲーミング機能としては、対応グラフィックボードとの組み合わせにより、カクつきや表示のズレを軽減する「FreeSync Premium」に対応。AIによって暗部を最適な明るさに補正してくれる「ナイトビジョン」機能を搭載。目の疲れを低減するアンチフリッカー機能やブルーライトカット機能を搭載しているので、ゲーミングディスプレーとしての基本的な機能を備えている。

G27C4X
ゲーミング機能の定番「ナイトビジョン」機能。AIにより暗部を明瞭にしてくれるので、違和感なくプレイでき、かつ敵を発見しやすくなる
G27C4X
ブルーライトカット機能もあるので、ビジネス系アプリで作業する際は目の疲れを低減してくれる

 ディスプレーの設定を行うOSD操作は、スティックタイプのナビキーを採用。価格が抑えられたGシリーズでも、操作性の高いナビキーの採用はありがたい。

G27C4X
OSD操作は、スティックタイプのナビキー。この操作を知ってしまったら、ほかの操作方法には戻れない
G27C4X
背面は、ロゴが刻まれていてゲーミングディスプレーらいしデザイン

 インターフェースは、HDMI 2.0b ×2、DisplayPort 1.2a ×1、ヘッドホン×1を搭載。ただしHDMI入力は240Hzまでの対応となっている。電源はコンパクトな45W ACアダプターなので、設置の際それほど邪魔にはならないはずだ。

G27C4X
インターフェースは、HDMI 2.0b ×2、DisplayPort 1.2a ×1、ヘッドホン×1を備える

 調整機構は-5°~20°のチルトのみ。高さを調整したいなら、VESA100対応のディスプレーアームを活用するといい。

G27C4X
調整機構はチルトのみ。重量が約4.53kgと軽いので、使用時に微調整がしやすい

PS5で120Hz駆動プレイが可能

G27C4X
PCゲームだけでなく、PS5のような家庭用ゲーム機にも最適

 さっそくデスクに設置して、ゲームをプレイしてみた。本体サイズは611.5(W)×225.4(D)× 457.9(H)mmと、800mm幅のデスクでも余裕で設置できるのが27インチクラスのいいところ。没入感は、より大画面やウルトラワイド画面に敵わないが、画面と顔との距離によっては、包み込まれる感じになる。

 250Hz駆動ということで、「Blur Busters」のサイトで「Ghosting」などのチェックをしたが、さすがに滑らかで、残像感があまりない。アンチモーションブラーをオンにすると、その効果はより高くなる。

G27C4X
「Blur Busters」のサイトで「Ghosting」を動作。写真だと分かりづらいが、残像感が少なくUFOをしっかり追える

 またPCゲームだけでなくPS5などの家庭用ゲーム機でもフルHD、120Hz駆動でのプレイが可能。対応ゲームなら設定してプレイしよう。

G27C4X
「フォートナイト」の設定画面。120Hz駆動に対応しているゲームなら、設定で変更する必要がある

 VAパネルながら発色はよく、ゲーム画面にメリハリを感じるだけでなく、動画や写真を楽しむのにも適している。ただ、解像度がフルHDなので編集作業するにはちょい厳しいので、サブディスプレーとして活用するのはありだ。

Amazon専売のコスパ追求モデル

 G27C4Xは、店頭での販売ではなくAmazon専売モデルとなっており、実売価格は3万2800円。27インチ湾曲ゲーミングディスプレーで、リフレッシュレートが250Hzであることを考えるとかなりお買い得感の高い製品と言える。

 逆に価格が安いので、スリムベゼルを活かした2画面、3画面構成のゲーミング環境を構築するというのもあり。ハイリフレッシュレートなゲーミングディスプレーが欲しい人なら、迷わずに本製品をポチる価値がある。

©2018 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries. © 2019, Epic Games, Inc.

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