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「俺ならPS5 ProやROG Ally Xよりコレ」有機ELの鮮やか画面に感激のゲーム機型PC

ASCII.jp / 2024年11月29日 17時0分

ポータブルゲーミングPC「ZOTAC GAMING ZONE」

いろんなゲーミングデバイスを見たうえで

 たとえば、通勤電車の移動中にゲームを進めたり、出張先で泊まったホテルでもゲームをしたり、そんなニーズに応えるのがゲーミングUMPCです。据え置きのPS5 Proより、ゲーミングUMPCのROG Ally Xを選ぶ理由や魅力を、以下の記事で紹介しています。

 筆者が知名度で勝るPS5 ProよりROG Ally Xより推したいのは「ZOTAC GAMING ZONE」(ZONE)。このゲーミングUMPCがもつ魅力は、ライバル2製品にも負けていないと感じました。ゲーミングデバイスを購入する時は、ぜひ選択肢のひとつに加えてください。

【目次】この記事で書かれていること:

「ZOTAC GAMING ZONE」のメリットとデメリット

・製品を購入する3つのメリット

 1)見たことがない高画質  2)ゲームに合わせて操作性をいじれる  3)独自のソフトウェア「ONE LAUNCHER」

・購入時に注意したい2つの側面  4)長時間持つのは不向き(重い)  5)駆動時間の短さが気になる

まとめ

詳細スペック情報

「ZOTAC GAMING ZONE」のメリットとデメリット

 「ZOTAC GAMING ZONE」ならではの特徴(メリット)と、購入する際に注意したいポイント(デメリット)を紹介します。

特徴1:見たことがない高画質

 ZONEは7型ディスプレーにAMOLED(アクティブマトリクス有機EL)パネルを採用。最初に起動するとお馴染みのWindowsのデスクトップ画面が表示されますが、その色鮮やかさには正直驚きました。

驚きの色鮮やかさを表現するディスプレー

 ビジュアルは高いコントラスト表現によって色がはっきりとしています。ディスプレーはピクセルごと個別に制御するので、応答速度が速く、消費電力も抑えられます。精彩なビジュアルと滑らかな動作を兼ね備えている映像美は、ZONEをオススメしたい最大の理由です。

特徴2:ゲームに合わせて操作性をイジれる

背面に付いているトリガーでショルダーボタンの強弱を調整できる

 自分がプレイしやすいように操作性をカスタムできるのもZONEの良さです。背面に付いているトリガーは、ショルダーボタンの強弱を2段階で調整できます。アクションゲームやFPSといった繊細な操作を必要とするゲームをプレイする人には、このカスタムがきっと便利に感じるはず!

デュアルタッチパッド

 スティックの下にはデュアルタッチパッドを搭載しています。左はスクロール、右はマウスカーソルを操作するので、ブラウザーでネットサーフする際に両手で操作を分けられるタッチパッド操作は快適そのもの。  この直感的な操作感に加えて、ライバルのROG Ally Xにはない100万画素のフロントカメラを搭載。ここは明確な利点だと感じました。

特徴3:独自のソフトウェア「ONE LAUNCHER」

好みのデバイス環境を構築できる独自のソフトウェア「ONE LAUNCHER」

 ZONEは独自のソフトウェア「ONE LAUNCHER」を搭載しています。、CPUの消費電力を制限してバッテリー消費を減らせたり、ゲームの動きと連動するバイブレーションの強弱などが設定できます。

背面のライティングもONE LAUNCHERから

 背面のRGBライティングまでカスタマイズできます。アプリからまとめて自分好みのデバイス環境を構築できるので、その時のる用途に合わせて適した設定に変えられるのも良きです! ゲームだけでなく、ほかのPCの作業でもこのカスタマイズを有効活用してください。

購入時に注意したい2つの側面

長時間持つのは不向き(重い)

背面にはスタンドのパーツがある

 重量は692gで、678gのROG Ally Xと比べてもやや重め。長時間ゲームしていると、重さをじわじわ実感してくるので長時間のゲームプレイには正直不向きに感じます。持つのがしんどくなってきたら、背面にスタンドになるパーツが付いているので、机やテーブルに置いて操作しましょう。

駆動時間の短さが気になる

写真のアクションゲームを連続でプレイし続けた場合、バッテリーの持続時間は約2時間弱だった。ゲームは『ソードアート・オンライン フラクチュアード デイドリーム』 ©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project ©2023 時雨沢恵一/KADOKAWA/GGO2 Project ©Bandai Namco Entertainment Inc.

 夢中になってゲームをプレイしていると、思ったより早くバッテリーの限界を迎えます。ONE Launcherの設定とプレイ中のゲームの負荷によって異なりますが、バッテリーの持続時間は約2時間弱でした(画像のアクションゲームを連続でプレイし続けた場合)。  貴重なバッテリー駆動時間は移動中のプレイのために確保、電源が確保できる屋内ではケーブル接続して給電しながら楽しむなど、気を遣わなければならないシーンがありそうです。

まとめ:あなたはどのゲーミングデバイスを買いますか?

 筆者は実際にZONEを持って電車通勤してみましたが、買ったばかりの新作ゲームを通勤時間に進められたのはすごく便利に感じました。移動時間を有効活用してPCゲームをポータブル機でプレイするのは全然アリです!

 その中でもZONEは、色鮮やかなディスプレーを搭載し、好みで操作性をカスタムできて、用途に合わせてデバイス環境を構築できるソフトがおもしろいゲーミングUMPCです。高性能と利便性を両立している点は、ゲーミングデバイスの購入を考えている人にオススメできます。

シンプルに外出していてPCゲームできるのが良い! ©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project ©2023 時雨沢恵一/KADOKAWA/GGO2 Project ©Bandai Namco Entertainment Inc.

 スマホを活用するPS5 Proの「PS Remote Play」より操作面の制約が少なく、ROG Ally Xより高画質なディスプレーを搭載している点は魅力的ですが、ZONEの価格は13万5300円。少しお高いのが難点ではあります。

 ゲーミングデバイスに要求するポイントは人それぞれですが、すでに知名度が高い2製品に加えて、ZONEを選択肢のひとつに加えるには十分な魅力と利点を備えています。

 新しいゲーミングデバイスを探している人は、ぜひZONEを選択肢に入れて悩んでみてください!

本体(前面)
本体(背面)
付属品一式。USBアダプターやケーブル、マニュアルなど

ZOTAC GAMING ZONEのスペック

OS:  Windows 11 Home(64bit)

CPU  AMD Ryzen 7 8840U(8コア/16スレッド、最大5.1GHz)

GPU  AMD Radeon 780M Graphics(12コア、最大2.7GHz)

メモリー  16GB LPDDR5-7500

ストレージ  512GB(M.2 NVMe PCIe 4.0×4)

通信規格  Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2

インターフェース  USB 4×2、3.5mmステレオヘッドフォン端子、マイク、フロントカメラ、SDカードリーダー(UHS-II microSD/SDHC/SDXC)

サイズ/重量  285(W)×35(D)×115(H)mm/692g

電源  Type-C/65W ACアダプター(20V/3.25A)

価格  13万5300円

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