西本願寺第２５代門主が初の著書を上梓『ありのままに、ひたむきに』を発売親鸞聖人の血脈を継ぐ若き宗門トップが綴る「生きるヒント」

株式会社ＰＨＰ研究所（京都市南区・代表取締役社長 清水卓智）は、2016年９月９日、大谷光淳著『ありのままに、ひたむきに』（税別600円）を発売しました。本書は、浄土真宗本願寺派（本山・本願寺、京都市下京区）第２５代門主に就任した大谷光淳氏にとって初の著書。若き宗門のリーダーが宗祖・親鸞の教えをもとに「不安な今を生きる」ヒントを平易な言葉で綴ります。

■若き宗門トップ・大谷光淳氏 初の著書
著者の大谷光淳氏は2014年６月６日、前門主・大谷光真氏の後を受け、浄土真宗本願寺派第２５代門主・本願寺住職に就任。本年10月１日からは、法統継承を奉告する伝灯奉告法要を1日1座、80日間にわたってつとめます。本書は、この法要を営むにあたり、あらためて「親鸞聖人の教えに向き合い、その生き方を自らの言葉で記したい」という著者の強い思いから上梓。大谷光淳氏にとって初めての著書の出版となります。

■遠藤保仁氏、大平光代氏との対談も収録
本書の制作にあたっては、遠藤保仁氏（ガンバ大阪）、大平光代氏（弁護士）との対談が実現。それぞれの道を歩むお二人と、「こころ」や「社会」について大いに語り合った対談には、どんなときも前向きに安心して生きていくための「ヒント」が散りばめられた内容となっています。

■親鸞聖人の教えを「今」に伝えるＰＨＰ研究所70周年記念出版
「日常生活の中で、悩みや苦しみをかかえながら生きていかなければならない私たちにとって、時代は違っても親鸞聖人の生き方は、多くの人々を惹きつける魅力あるものと思います。親鸞聖人の生き方の根本にある阿弥陀如来の救いのはたらきをより多くの人々にお伝えし、みなさまがそのはたらきに出遇うことで、生かされているいのちを尊び、喜びの中で生きていかれることを願っています」
本書あとがきで著者はそう述べています。宗祖の教えを悩み多き今の時代にこそ伝えたいという著者の思いが凝縮された本書は、９月９日、ＰＨＰ研究所創設70周年記念出版として発売するものです。

※本書の詳細は特設ページへ　http://www.php.co.jp/arinomamani/

■本書の内容（目次）
仏教が説かれてから2500年、親鸞によって浄土真宗の教えが説かれて800年。これまでも、これからも、世間の人々に寄り添ってきた親鸞の生き方・考え方を、専門的な用語などをつかわずに、誰にでもわかりやすい言葉を選んで門主自らが綴っています。

第１章：一瞬一瞬を 精いっぱい生きる
第２章：困難な時代をともに生き、ともに歩む
第３章：現代に生きる仏教の教え、親鸞聖人の教え

ホンネ対談：遠藤保仁、大平光代
・ぶれることなく思いを伝える――ともに、よい方向をめざして
遠藤保仁（えんどう・ やすひと）
1980年、鹿児島県生まれ。鹿児島実業高等学校卒業後、横浜フリューゲルスに入団、京都パープルサンガを経て、2001年、ガンバ大阪に加入。「国際Ａマッチ出場数最多記録保持者」「2009年アジア年間最優秀選手」「2014年ＪリーグＭＶＰ」など多くの記録を持つ。2014年のガンバ大阪三冠に貢献。

・親と子が安心できる社会に――お寺をほっこりできる場に
大平光代（おおひら・みつよ）
1965年、兵庫県生まれ。29歳で司法試験に一度で合格、弁護士として活躍。非行少年の更生に尽くし2003年から05年まで大阪市助役。40代で浄土真宗本願寺派の中央仏教学院通信教育部専修課程を卒業。

■著者について
大谷光淳（おおたに・こうじゅん）　
1977 年、京都市生まれ。浄土真宗本願寺派（本山・本願寺）第25 代門主、本願寺住職。法名は釋専如（しゃく・せんにょ）。第24 代門主大谷光真（釋即如）の長男として生まれ、2000 年、法政大学法学部卒業。2005 年、龍谷大学大学院文学研究科博士課程単位取得。龍谷大学文学部非常勤講師、中央仏教学院講師を経て、2008 年、本願寺築地別院副住職。2014年6 月、法統を継承し門主となる。門主就任を阿弥陀如来と宗祖親鸞聖人に告げる伝灯奉告法要を、2016 年10 月1 日から2017 年5 月31 日まで本山で10 期80 日にわたって80 座営む。

■この本について
タイトル：ありのままに、ひたむきに　（ＩＳＢＮ　978-4-569-83410-8）
著者：大谷光淳（第25代浄土真宗本願寺派門主・本願寺住職）
総頁：160ページ
仕様：Ｂ６変型判・並製
定価：600円（税別）
発行：ＰＨＰ研究所
発売日：2016年９月９日

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プレスリリース提供元：＠Press

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