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はんだ付技術の国際資格が、遂に日本でも取得可能に!「IPC J-STD-001トレーニング」を提供開始

@Press / 2017年11月14日 10時0分

株式会社ジャパンユニックス(本社:東京都港区、代表取締役:河野 正三)は、IPC Asia Pacific(本部:青島市, 中国、CEO:Philip S. Carmichael)と、はんだ付の国際規格である、「J-STD-001:はんだ付される電気及び電子組立品に関する要求事項」の認証取得を目的としたはんだ付技術のトレーニングコースの提供を2017年11月より開始しました。
本トレーニングは、世界40カ国を超える地域で開催され、エレクトロニクス産業におけるはんだ付の国際資格として認知されており、世界中で年間60,000名を超える人々が認証資格を取得しています。アメリカ航空宇宙局(NASA)が、2011年に独自規格からJ-STD-001の採用を発表したように、グローバルメーカーが本規格の準拠と認証取得を要求しています。日本企業も例外ではなく、海外取引先からJ-STD-001の認証取得要求が増加しています。本トレーニングでは、はんだ付における国内標準と国際標準の差異を明確化し、海外取引における認識の誤解を解消、世界で通用するはんだ付の国際資格者の育成を目的としています。海外顧客からの準拠要求や認証取得指示があった際には、国際的に有効な取得証明として世界中で活用されています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/142696/LL_img_142696_1.jpg
トレーニングの様子

【国内標準と国際標準の差異がもたらす課題】
IoTや電子化が加速する自動車やエレクトロニクス産業において、はんだ付不良は製品不良に直結します。そのため、はんだ付は、製品の信頼性において、非常に重要な実装技術のひとつです。従来より、日本には国内で独自に開発されたはんだ付の品質基準があり、世界では、IPC J-STD-001がはんだ付における品質基準として多くのグローバルメーカーが採用しています。サプライチェーンのグローバル化を推進する日本企業が、海外取引先(顧客や仕入先)と認識の違いに直面し、コミュニケーションがうまくいかないことがありますが、その多くは、上記の参照標準による違いです。国内標準と国際標準では、許容範囲や品質の考え方で異なる点が存在します。
これまでは、それらの違いが明確になっていないため、誤解が発生する原因となっていました。
J-STD-001のトレーニングでは、世界のエレクトロニクス産業で合意された品質基準、工程、実装技術を日本語で学びつつ、国内と国際標準の違いを理解することができます。はんだ付において、海外取引先からの要求や仕入先と発生しうる誤解を解消し、本来の重要な目的である品質について正しい相互理解を可能とします。


【「IPC J-STD-001 トレーニング」コース概要】
名称 : IPC J-STD-001 トレーニング
内容 :「はんだ付工程、品質条件」を学ぶ講義と要求される条件を満たすはんだ付スキルを養う実技トレーニングで構成される。評価は科目毎の筆記試験と、講師指導の元で課題作成を行う技術試験で合否を判定する。
1. 基本要求事項 (講義のみ)
2. 表面実装技術 (講義と実技)
3. 挿入実装技術 (講義と実技)
4. ワイヤーおよび端子(ターミナル) (講義と実技)
5. 検査方法論 (講義と判定)
受講・受験料:140,000円/人~
※IPC会員、非会員で料金が異なります。
※最少履行人数が設定されています。

< IPC J-STD-001トレーニングコース詳細>
https://training.ipcstore.jp/training/?001
https://training.ipcstore.jp/training/J-STD-001/?cls

<IPC J-STD-001 トレーニング紹介動画>
https://www.youtube.com/watch?v=kRZxIHZEBQo


【J-STD-001認証取得 グローバル企業 ※一部抜粋】
<航空宇宙産業>
BAEシステムズ、NASA、エールフランス航空、アメリカン航空、ボーイング、デルタ航空、GEアヴィエーション、ロッキードマーチン、ロールスロイス、United Technologiesなど

<自動車産業>
Bosch(ボッシュ)、コンチネンタル、ダイムラー・クライスラー、DELPHI、Ford、GM、ジョンソンコントロールズ、メルセデスベンツ、MAGNA、MAGNET MARRELI、SAAB、TRW、TESLA、ヴォルクスワーゲン、Valeo、Visteonなど

<ハイテク産業>
アップル、Amazon、AMD、アジレント・テクノロジーズ、DJI、EIZO、HUAWEI、Intel、IBM、Western Digitalなど

<メディカル産業>
3M、Baxter、Boston Scientific、COVIDIEN、GEヘルスケア、Johnson&Johnson、Medtronic、Philips、Siemensヘルスケアなど


【アジア8カ国、各現地語でも同時に実施】
日本企業は、コスト削減や地産地消を目的に中国をはじめとするアジア各地に生産拠点を設けています。ジャパンユニックスでは、国際標準IPCを活用したグローバルトレーニングを提供しています。J-STD-001もグローバルトレーニングの対象プログラムのひとつで、アジア8カ国14拠点ではんだ付技術の向上を目的した同一のトレーニングが現地語で提供可能です。国際的な認証を取得した優良な現地トレーナーが、各社の現地工場へ訪問し、現地社員への現場教育を代行します。トレーニングプログラム、言語選定、実施管理は、ジャパンユニックスがサポートし、日本語による一元管理を可能とします。日本からアジアにおける現地教育を一括で管理し、トレーニング品質の向上と実施コストの削減を実現します。
各国、各現地語で同じトレーニングを実施することで、拠点間における認識や理解のずれを最小限に抑え、より素早く現地社員のスキル向上、品質判定基準の均一化を実現します。

<グローバルトレーニング概要>
https://www.japanunix.com/ipc/global_training/
https://training.ipcstore.jp/global_training/


■会社概要
商号 : 株式会社ジャパンユニックス
代表者 : 代表取締役社長 河野 正三
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂2-21-25
設立 : 1974年4月
事業内容: はんだ付周辺機器、自動機、ロボット、
その他精密機器の設計開発、製造、販売
国際標準IPCの翻訳、販売、トレーニング業務
資本金 : 3,000万円
URL : https://www.japanunix.com/

商号 : IPC Asia Pacific
代表者: Philip S. Carmichael (CEO)
所在地: 青島市, 中国
創立 : 2002年
URL : http://www.ipc.org/


■IPC及びIPC標準に関する詳細
URL: https://www.japanunix.com/ipc/


【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社ジャパンユニックス IPCグループ
Tel:03-3588-0551


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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