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紀州備長炭入り「黒ピッツァ」が販売開始!世界農業遺産認定2周年を記念し和歌山県みなべ町で

@Press / 2017年12月7日 10時0分

和歌山県みなべ町のカフェレストラン「カフェ・ド・マンマ」(有限会社ぷらむ庵、代表取締役:岩本 恵子)は、「みなべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産に認定されてから間もなく2年になることを受け、地元で生産される紀州備長炭パウダーを生地に練り込み、みなべ産の南高梅や蜂蜜をトッピングに使った「黒ピッツァ」を販売開始したことをお知らせいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/144338/LL_img_144338_1.jpg
黒フルーツピッツァ(1)


■地元の蜂蜜・南高梅・紀州備長炭を使った「黒ピッツァ」新発売
自家製のピザ生地に紀州備長炭のパウダーを練り込み、トッピングに紀州南高梅と季節の果物、そして国産蜂蜜をかけた甘くスイーツのようなピザを、和歌山県みなべ町のカフェレストラン「カフェ・ド・マンマ」が販売開始しました。梅を中心とした「みなべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産に認定されてから間もなく2年になることを受け記念メニューとして開発を行いました。「観光客はもちろん地元の人にも、もう一度、世界農業遺産に認定された梅システムについて考えるきっかけになり、保全につながれば嬉しい」という想いで開発しました。ピザは「フルーツ」と「チョコバナナ」の2種類で柿やキウイ、苺などできるだけ地元産の季節のフルーツを使用しています。価格は1枚1,500円(税込)。


■世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」とは
和歌山県南部に位置する、みなべ・田辺地域は、人口およそ8万人の小さな地域ですが、日本有数の梅生産地として有名です。そこには、梅産業から広がる、さまざまな文化と景観、先人の知恵と工夫でつくられた、世界に誇るべき日本の農業システムがあります。
養分に乏しい土地、さらに海の近くまで山地が延びるこの地域では農耕のための平地が少ないという状況の中、400年以上にわたり高品質な梅を持続的に生産してきました。

作物を育てるのに蜂が必要だということはあまり知られていないかもしれません。
みなべ・田辺地域で栽培されている梅の多くの品種は、自家受粉できないため、他種の梅を近くに植え、その花粉で受粉させていますが、何百という木に手作業で行うのは非常に困難なため「ニホンミツバチ」を介して梅の受粉を行っています。
この梅とミツバチとの共生が世界農業遺産として評価されました。

また、みなべ・田辺地域では昔から里山の斜面を利用し、その周辺に薪炭林を設けることで、水源涵養や崩落防止などの機能を持たせています。良質な木炭として有名な「紀州備長炭」もここから生まれます。

梅林・薪炭林にはハイタカやオオタカの生息、サシバやハチクマなど鷹の仲間が多く飛来し、山間のため池や里地の水田には、カスミサンショウウオやアカハライモリなど希少種が確認されています。そして、みなべ町内の千里の浜は、本州では珍しいアカウミガメの産卵の密度が最も高い地域です。
梅とミツバチの関係性、梅林と薪炭林によって守られている山、この『みなべ・田辺の梅システム』によって土壌の崩落や流出を防ぎ、総合的な自然環境が守られ、このすべてを繋ぐ多様な生き物の生態系は維持されています。そして、観梅の季節には人々は梅林で宴が開かれ、梅の収穫に感謝する梅の奉納祭や、梅を使った伝統的な食文化。梅は年間を通してさまざまな場面でみなべ・田辺地域の人々の生活に根付いています。

今回発売を開始した紀州備長炭を使った「黒ピッツァ」は「みなべ・田辺の梅システム」の中から生まれる紀州備長炭・梅・蜂蜜を使った地域の恵みを活かした商品です。

〇世界農業遺産とは
国際連合食糧農業機関(FAO、本部イタリア・ローマ)が、2002年に開始した仕組みで、次世代に受け継がれるべき重要な伝統的な農業(林業・水産業を含む)、農村文化、農業景観などを全体として認定し、その保全と持続的な活用を図るものです。
これまで、世界15ヵ国36地域、日本では、「みなべ・田辺」を含め8地域が認定されています。


【商品詳細】
商品名:紀州備長炭入り黒ピッツァ
価格 :1,500円(税込)
販売 :カフェ・レストラン「カフェ・ド・マンマ」


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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