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ホヤを救え!南三陸の新名物“ホヤだし薫る”「ほや鍋具材4点セット」が販売開始!!~宮城大学×山内鮮魚店×及善蒲鉾店の共同開発~

@Press / 2018年1月10日 8時0分

株式会社ヤマウチ(本社:宮城県南三陸町、取締役:山内 淳平、以下 山内鮮魚店)、株式会社 及善商店(本社:宮城県南三陸町、専務取締役:及川 善弥、以下:及善蒲鉾店)、公立大学法人宮城大学(所在地:宮城県黒川郡、教授:藤原 正樹、以下、藤原ゼミナール)の3者は、「ほや鍋具材4点セット」を共同で開発し、2018年1月10日(水)に山内鮮魚店が運営する、山内鮮魚店オンラインショップ( http://www.yamauchi-f.com/ )にて、販売を開始いたしました。また、廃棄されている「ホヤ」の消費拡大に繋げるため、南三陸町内の飲食店でも「ほや鍋」の同時提供を開始いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/145879/LL_img_145879_1.jpg
ほや鍋具材4点セット

■宮城県産ホヤ、廃棄の背景
ホヤ(マボヤ)は、全国シェアの約8割が宮城県産の養殖ホヤ。東日本大震災以前、県産養殖ホヤはその約7割を韓国に輸出していましたが、2013年に東京電力福島第一原発事故を理由に韓国は輸入を禁止。震災後、生産量が回復したホヤは、国内だけでは消費しきれず、水揚げの約半数を大量廃棄している状況です。


■ほや鍋 開発エピソード
山内鮮魚店では震災後の「ホヤ大量廃棄」を受け、2013年よりホヤの消費拡大と可能性を広げたいとの想いで、「海鞘エール(ホヤの煮汁を使った発泡酒)」や、「ホヤの粉末を使ったポテトチップス」などの製品を開発してきました。その想いに共感した、宮城大学 藤原ゼミナールと南三陸の及善蒲鉾店の協力を得て、鍋具材として利用できる「蒸しホヤだんご」と「揚げホヤだんご」の開発と、それらを使った鍋のレシピ作りに着手。さまざまな試行錯誤と試食を重ね、全国のホヤファンに向け、ホヤの風味を存分に楽しめる、冬の「ほや鍋具材セット」を開発しました。

「宮城大学 事業構想学部 藤原 正樹研究室」からのコメント
ホヤの現状を山内さんから聞いた時、ホヤ好きの私たちは驚きました。同時に私たちに何かできることはないかと考え、試行錯誤を繰り返しほや鍋の開発に至りました。刺身のイメージが強いホヤですが、「鍋」との相性は抜群で寒い冬にはぴったりです。この商品を通して今までホヤを食べたことがなかった人にも虜になってもらいたいです。


■ほや鍋の味
かつお出汁をベースに、急速冷凍した「生のホヤ」や「殻付きの蒸しホヤ」、「ホヤ団子」といったホヤから出る濃厚な出汁味が特徴です。最後に残った汁で作る「おじや」もホヤの風味が格別。通常は夏が旬のホヤですが、さまざまな志向のホヤ製品を使うことで、冬でも美味しく楽しめる南三陸発の新しい鍋になっています。


■ほや鍋「具材」の特徴
【1】夏のホヤ(急速冷凍生ホヤ)
旬の生ホヤを剥き身にし急速冷凍しました。お刺身で楽しめる鮮度のため、本場ならではの甘みがあり、食感も新鮮なホヤそのものです。

【2】ボイルホヤ(殻付き蒸しホヤ)
南三陸産の真ホヤを殻付きのまま蒸しているため、驚くほどジューシーな旨味が特徴。独特なクセが抜け、とても食べやすい味わいも特徴です。

【3】海鞘蒸し団子(ホヤむしだんご)
南三陸産の真ホヤをざく切りにし、たっぷりと練り込んだ蒸しホヤ団子。ふっくらと仕上げた蒲鉾と、海鞘の相性は抜群です。

【4】海鞘揚げ団子(ホヤあげだんご)
南三陸産の真ホヤをざく切りにし、たっぷりと練り込み、油で揚げた揚げホヤ団子。揚げかまぼこの甘みとゴロゴロと入ったホヤの風味が格別です。


■商品概要
名称 : ほや鍋具材4点セット
販売開始日: 2018年1月10日
販売料金 : 2,500円(税込・送料別)
内容量 : 夏のホヤ(250g入)×1、殻付ボイルホヤ(150g入)×1
海鞘蒸し団子(150g入)×1、海鞘揚げ団子(150g入)×1
オリジナルレシピ付
保存方法 : 要冷凍-18℃以下
販売店 : 山内鮮魚店オンラインストア
販売ページ: https://www.yamauchi-f.com/special/hoya_nabe.html


■販売先
【通販でのお取り寄せ】
山内鮮魚店オンラインストア
https://www.yamauchi-f.com/special/hoya_nabe.html

【ほや鍋が食べられる飲食店】
和食割烹すがわら
創菜旬魚はしもと


■会社紹介
<株式会社ヤマウチ>
創業1949(昭和24)年。南三陸町で鮮魚店として開業。以後、地元の海産物を使った水産加工品の製造に着手。1988(昭和63)年、社名を「株式会社ヤマウチ」に。地元、南三陸産の海産物に特化し、保存料や化学調味料を一切使用しない水産加工品を製造。農林水産大臣賞、水産庁長官賞などさまざまな賞を受賞。

2011年3月11日に発生した東日本大震災によりすべてを流失するが、無事再建。2015年7月にはHACCP基準の自社工場が完成。自社製造の水産加工品は全国のスーパーマーケットなどで流通。また直販にも注力。南三陸町にある実店舗のほか、インターネット販売でも様々な賞を受賞。

<株式会社 及善商店>
商号 : 株式会社 及善商店
所在地 : 〒986-0782 宮城県本吉郡南三陸町入谷字桜沢124-1
代表者名 : 代表取締役社長 及川 善祐
事業内容 : 蒲鉾の製造・販売
創設 : 1880年(明治13年)
資本金 : 1,000万円
従業員数 : 19名
ホームページ: http://oizen.co.jp/

<公立大学法人宮城大学>
所在地 : 〒981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑1番地1
代表者名: 理事長・学長 川上 伸昭(かわかみ のぶあき)
創立 : 1997年(平成9年)

宮城大学は、看護・事業構想・食産業の3学部(学群)を持つ宮城県の公立大学です。事業構想学部・藤原ゼミナール(研究室)は、eビジネスを研究しています。ゼミナール活動の一環として、学んだ理論を実践に移すべく地元企業の方との共同プロジェクトに取り組んでいます。水産品の新たな販路開拓に向けたプロジェクトは2年目であり、ソーシャルメディアなどを活用し、顧客との継続的な関係作りを通じたファンの獲得に取り組んでいます。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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