洋服のお直し専門店「アン・コトン」が36年の洋服直しの経験と技術を生かし開設した「ぬいぐるみ診良所」、お直し依頼が3年間で7倍に増加
@Press / 2017年12月25日 11時0分
洋服お直し専門店「アン・コトン」を首都圏中心に46店舗展開している株式会社アン・コトン(代表:斎藤 正、本社:東京都豊島区)が3年前に開設したぬいぐるみのお直し専門部署「ぬいぐるみ診良所」は、依頼が急増し、3年間で依頼件数が7倍となりました。
某国の領事館からもイベント用の190センチ近いクマのぬいぐるみの直しの依頼を受けるなど、好評をいただいております。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/146297/LL_img_146297_1.jpg
ぬいぐるみの治療中
お客様にとってぬいぐるみは大切な家族です。しかし、月日とともに汚れたり傷んできてしまいます。症例として、「中綿がへたってきて全体的にくたっとなってしまった」「子供が同じところを握っているため、手足に折れ目ができて曲がってしまった、千切れてしまった」などがあります。皆様、元気にしたいと個人で治そうと工夫されています。しかし、重症になってしまうともう個人では治せなくなり、専門家が必要とされます。
旅行にぬいぐるみを連れて行き写真を撮る「ぬい撮り」という言葉が一般的になっている昨今、ますますぬいぐるみ治療の需要は広まることが見込まれます。
【「ぬいぐるみ診良所」開設のきっかけと思い】
ぬいぐるみの直しを始めたきっかけは、年代物の手作りのクマの手作りのぬいぐるみの直しが持ち込まれたことです。持ってきたのは若い男性で、男性のおばあ様が50年前に作ったもの。ぬいぐるみは長い時を経てボロボロ。しかし入院しているおばあ様はそのぬいぐるみがないと眠れないとのこと。ボロボロで元気のないぬいぐるみをおばあ様が抱っこしているのが気の毒だから、ぬいぐるみを元気にしてほしいとのご依頼でした。
直し終わったぬいぐるみは男性が迎えに来て、無事にぬいぐるみはおばあ様のもとに帰っていきました。後日、その男性がおばあさまにぬいぐるみを渡したときの写真をお持ちくださいました。その写真には、ぬいぐるみを抱きしめているおばあ様の表情がとてもやさしく、また安心したような表情があり、それを見たときに、「私たちの仕事でこんな表情をしてもらえるんだ。他にも大切なぬいぐるみが怪我をしていて困っている人がいるかもしれない。それを解決するのが使命だ!」と思ったことが開設のきっかけとなりました。
【アンケートによると多くの方が長年、愛用したぬいぐるみを直したがっている】
1,360人にアンケートをとった結果、958人がぬいぐるみを保有、うち532人が保有年数11年以上であり、「あるのが当たり前、このぬいぐるみでないとダメなんだ。家族と同様」であることを実証する数字が出ました。そして、713人が「ぬいぐるみの修理の必要性を感じている」と答えました。
(当社実施アンケートによる結果)
【当社のぬいぐるみ治療のバックボーン】
当社のスタッフの中で誰よりもぬいぐるみが好きで、個人的にもぬいぐるみ製作を行い、その自作のぬいぐるみを当社とコラボしていた日本で数少ないぬいぐるみ職人さんから認められた者が勉強に行き、今では独り立ちをして治療を行っています。
「治療する技術はもちろんだけど、一番大切なのはそのぬいぐるみを大事に思っている気持ちを分かっていること。それが分らないと綺麗に直すことは出来ても、お客様の思いを尊重した治しは出来ない」というような熱い思いを持っています。
【「ぬいぐるみ診良所」治療内容】
「内科:綿入れ」や「外科:傷の縫い直し(酷く破れたものを治す皮膚移植も含む)」のほか、「皮膚科:抜け毛を植毛で治す」、「眼科:目玉の欠損の治し」、「お風呂サービス:クリーニング」などを行っています。
【これからの展開】
お直しの受付について現在は店頭受付のみですが、遠方からもお問い合わせがあるためネットでの入院受付も準備中です。
【会社概要】
名称 : 株式会社アン・コトン
所在地 : 〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ203
代表者 : 代表取締役 斎藤 正
URL : http://www.encoton.co.jp/
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プレスリリース提供元:@Press
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