関西医科大学より先天性巨大色素性母斑を対象とした新たな臨床研究に用いる母斑組織の高圧処理を受託
@Press / 2018年2月20日 18時0分
富士フイルムグループの株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役:畠賢一郎)は、学校法人 関西医科大学より、先天性巨大色素性母斑を対象とした新たな臨床研究に用いる母斑組織の高圧処理※1 を受託します。
◆詳細はWebにてご覧下さい。
⇒ http://www.jpte.co.jp/news/20180220.pdf?link=atp
今回実施される臨床研究は、関西医科大学 形成外科講座 森本尚樹准教授らの研究チームが実施するもので、高圧処理により不活化した母斑組織と、自家培養表皮「ジェイス」を患者に移植して治療を行います。不活化した母斑組織を真皮層、「ジェイス」を表皮層に移植することで、母斑細胞が真皮の深い部分まで存在し標準的な治療法では完治できない患者の治療を目的としています※2。
当社は、医薬品医療機器等法※3 に基づく再生医療等製品の製造管理及び品質管理の基準(GCTP)を満たす製造設備を持ち、国内初の再生医療等製品である「ジェイス」と、自家培養軟骨「ジャック」を製造販売しています。今回、自社製品の開発・製造・販売で蓄積したノウハウと確立した製造・品質管理システムを活かして、関西医科大学より、母斑組織の高圧処理を受託します。今後、当社は、本臨床研究に用いる高圧処理した母斑組織のみならず、「ジェイス」も合わせて関西医科大学に提供していきます。
当社は、「ジェイス」「ジャック」のさらなる普及を図るとともに、細胞培養をはじめとする受託を通じて臨床研究や臨床試験、再生医療等製品の製造をサポートし、患者の生活の質(QOL)の向上に寄与することを目指します。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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