「繊細×和風×かわいい」 東北初の刺し子展を4月6日(金)~8日(日)に開催
@Press / 2018年3月13日 10時30分
上品で繊細な刺し子作品を提供するengawa(主宰者:鈴木りさ)は、2018年4月6日(金)~8日(日)まで仙台市青葉区の雑貨屋「メリーメリークリスマスランド」併設のイベントスペースにて、初めての作品展「ほっこりかわいい刺し子展」を開催いたします。当イベントでは、仙台市在住の刺し子作家であり、日本三大刺し子(庄内刺し子・こぎん刺し・南部菱刺し)の3種の技術を習得している東北初の作家 鈴木りさの作品を初めて展示します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/151172/LL_img_151172_1.jpg
庄内刺し子 イヤリング
【作家の想い】
“りさスタイル”では、やすらぎとぬくもりを表現する作品が並びます。作家の鈴木自身、つらかった時期に刺し子の手間をかける作業に愛情を感じ、自分自身も癒されました。和を通じた繊細で、かわいらしい雰囲気を体験してもらいたいと思い、初めての作品展を開催することに至りました。
【刺し子とは】
東北に昔から伝わる刺し子は、寒さが厳しく貧しい時代に、貴重な衣服の布の防寒と補強のため、大切に長持ちさせる生活の知恵から生まれたといわれております。また、庄内刺し子(山形県)、こぎん刺し(青森県)、南部菱刺し(青森県)は、日本の三大刺し子といわれております。身近なものを模様のモチーフにすることが多く、例えば、米処の庄内地方にちなんだ漢字の「米」の字をお花に見立てた「米の花刺し」など、意味のある模様がほとんどです。
<技法>
・庄内刺し子は、布に図案を写し縦・横・斜めや刺した糸にひっかけて模様を形成する。
・こぎん刺し・菱刺しは、布目を数えて、横刺しだけで模様を形成する。
【特徴】
・模様がいきるように気を配りながら、いまの時代に合った雰囲気の商品を心がけ制作している。
・和のよさをこわさないままに、かわいらしい配色を考えてオリジナルな世界観を醸し出している。
・3種類の刺し子を1人で表現できるのは、東北では鈴木りさだけになります。
【開催概要】
期間 :2018年4月6日(金)~8(日)
会場 :メリーメリークリスマスランド メリラボA
仙台市青葉区春日町6-15 GIPビル1F
営業時間:11:00~18:00(初日は12:00~)
入場料 :無料
【作家プロフィール】
engawa 鈴木りさ
札幌市生まれ、幼少期から仙台市に在住。化粧品販売員、輸入家具店販売で喘息を経験。その後、事務職時代には、公私にわたるストレスから心の病を経験し、作業療法の中で「こぎん刺し」と出会う。独自の色合い、模様のおちつき、ゆったり感、温かみ、手間をかける愛情に魅了され、刺し手の道を歩むことを決意した。
<コメント>
お母さんが子どもに愛情をこめて、裁縫をするように、刺し子は愛情表現でもあり、自分自身も癒される手仕事です。刺し子は、家族の衣服の防寒と補強のために刺していたことがはじまりで日本人が忘れかけている他人を思いやる心、和を通じたじっくりと手間暇をかける温かい手仕事です。
このような人を思いやる気持ちを大切にしていくことを伝えていきたいと思っています。
心ある「刺し子」を身に着け、喜んでもらえることが、活動の励みになっていて私が認めてもらえることで、だんだん自信がついてきています。私と同じように困っている人に、手仕事を通じて心に思ったことを刺し子で表現し、元気になった人がいることを伝えていきたいです。
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プレスリリース提供元:@Press
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