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ImPACT重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステムにおける、音声認識技術の応用研究へHmcommが参画

@Press / 2018年4月12日 14時0分

ディープラーニングを活用し音声から価値を提供する、国立研究開発法人産業技術総合研究所(本部:茨城県つくば市、理事長:中鉢 良治、以下 産総研)発ベンチャーHmcomm株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:三本 幸司 http://www.hmcom.co.jp/ 、以下 Hmcomm)は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステム(プログラム・マネージャー:山海 嘉之 http://www.jst.go.jp/impact/program/05.html )の一環として、Hmcommのもつ音声認識AI技術を応用した研究を開始することを発表いたします。

Hmcommはコールセンターをはじめとするお客様接点のAI化として「VContact」を産総研の研究成果をベースに開発しました。これはお客様から問い合わせいただいた電話の内容を音声認識システムがリアルタイムにテキスト化し、オペレータの業務効率化などに活用されています。また、“音のIoTプラットフォーム”のエコシステム化を目指しており、例えば車での活用を想定した場合、自動運転社会における新たな車のあり方として、車内、車体、車外の音を検知してや危険・故障予知や車内の会話の盛り上がりに合わせて音楽を変えるなど、クルマを単なる交通手段の道具から意思を持つパートナーへと変貌させるような取り組みにも着手をしております。

今回、本技術を重介護者へ応用し、発話の難しい重介護者の発話内容からの要求事項の予測や、発話から感情を認識し要介護者の状態を把握する等の技術開発を行います。本技術が確立されることにより、「人とロボット等の融合複合支援技術(サイバニクス(*i)技術)」による新産業創出を推進し、『重介護ゼロ社会』の実現という、ImPACT重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステム(山海 嘉之PM)(*ii)の目的達成に寄与するものとなります。

(*i):サイバネティクス、メカトロニクス、情報科学を中核として、ロボット工学、脳・神経科学、IT、感性・人間工学、生理学、社会科学、倫理学など、人・機械・情報系が融合複合した新領域。ImPACTでは、介護する側/介護される側の人を支援する革新技術の創出のため、サイバニクス技術を駆使し、「重介護ゼロ社会」の創出に挑戦しています。
(*ii): http://www.jst.go.jp/impact/program/05.htmlを参照方。


<ImPACT重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステム(山海 嘉之PM)の概要>
先進長寿国での「重介護」が共通する深刻な社会問題になっていることに対して、人の脳神経系・身体とロボットなどを融合複合して機能させる「革新的サイバニックシステム」によって、人の残存する能力を飛躍的に改善・拡張・増幅・補助し、人と革新技術の相互支援による生活支援インフラとして社会実装することで、「人とロボットを繋ぐ革新的人支援技術」による新産業創出を推進し、『重介護ゼロ社会』の実現、従来の消費型経済から社会課題解決型経済へのパラダイムシフトの実現、社会変革・産業変革の実現を目指していくプロジェクトです。


<音声認識技術のサイバニックシステムへの応用研究概要>
ImPACT重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステム(山海 嘉之PM)プロジェクトのうち、Hmcommの音声認識技術を応用し、要介護者の発話から要介護者の様々な状態を認識し理解するためのサポートとなる情報を提供する技術の開発を行います。具体的には次の事項について研究を進めてまいります。
●要介護者の発話から感情を抽出し、要介護者の状態を把握する。
●発話が難しい要介護者の発話から要求内容を予測し複数候補を提示する。


【本発表にあたり「当社代表取締役 三本 幸司」の思い】
「音から価値を見出し社会を変革し社会に貢献する」を企業理念としている我々にとって、社会問題の解決に直結するプロジェクトに参画することは、設立当時からの悲願でした。革新的な研究であることから、ImPACTの枠組みと山海 嘉之PMの知見も踏まえて困難を突破し、サイバニックシステムベンダーとして非連続のイノベーションの実現を目指してまいります。


【Hmcomm株式会社について】
●会社名 : Hmcomm株式会社
●URL : http://www.hmcom.co.jp/
●設立日 : 2012年7月24日
●所在地 : 東京都港区虎ノ門2-9-14 郵政福祉虎ノ門第一ビル4階
●事業内容: 産総研発のベンチャー企業として、
産総研独自の音声処理技術を用いた要素技術の研究/開発、
ソリューション/サービスの提供を行っております。
音声AIプラットフォーム「The Voice」を基盤とし、
音声認識を民主化し、キーボードレスの新しい社会を
自ら創造します。

●主なソリューション
1. VContact(AI×コンタクトセンター)
2. VRobot(AI×デバイス)
3. VCRM(AI×CRM)、
4. VMeeting(AI×Meeting)

●関連取得特許
特許4604178「音声認識装置及び方法ならびにプログラム」
特許4997601「音声データ検索用WEBサイトシステム」
特許5366169「音声認識システム及び音声認識システム用プログラム」


【国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)について】
日本最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化するための「橋渡し」機能に注力する研究所。全国10か所の研究拠点で約2,000名の研究者がイノベーションを巡る環境の変化やそれらを踏まえて策定された国家戦略等に基づき、イノベーション・ナショナルシステムの中核的、先駆的な立場で研究開発を行っています。


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プレスリリース提供元:@Press

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