空港システム開発ベンダー Vision-BoxのOrchestration ソフトウェア・プラットホームが米ライヤソン大学の Privacy by Design認証を業界で初めて取得
@Press / 2018年5月8日 9時30分
海外製IoT、IT製品の輸入・販売を手掛ける株式会社M2モビリティー(所在地:東京都品川区、代表取締役:橋本 清治)は、日本での販売代理店を務めるポルトガルの空港関連システム開発ベンダー「Vision-Box(ビジョン・ボックス)」が業界に先駆け「Privacy by Design」認証を取得したと発表しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/155728/LL_img_155728_1.jpg
認証マーク
Orchestra ソフトウェアプラットホームは、最新の顔認証等の生体認証を利用した空港向けの旅客フロー管理製品で、旅客のチェックインから最終的な搭乗までの間の状態を管理するハードウェア及び管理ソフトウェアシステムの総称です。ITシステムに対してEUで2018年5月28日以降義務化されるGDPRを代表とする世界的なデータ保護やプライバシー管理の強化が求められる中、Vision-Boxは本プラットホームの設計段階からこれらの項目に準拠し、最終的に今回の認証を取得しました。
Privacy by Design認証は米国カリフォルニア州のライヤソン大学のAnn Cavoukian博士(以下、Ann博士)により開発されたデータ管理とプライバシー保護に関する認証プログラムです。EUのGDPRや米国の既存の認証やガイドラインよりもさらに進んだ内容で、GDPRの項目は全て網羅されており、将来想定される要求項目にも既に対応しています。認証の詳細は以下で確認できます。
https://www.ryerson.ca/pbdce/certification/
認証取得に先駆け、コンサルティング会社であるDeloitteによりOrchestraプラットホームがPrivacy by Designの原則を遵守に対しての予備調査を通過し、その後ライヤソン大学のPrivacy by Design認証センターの確認を経て認証が授与されました。
これによりVision-Boxの主要顧客である空港、入国管理、航空会社、税関など空港内の全てのチェックポイントにおける個人情報や顔認証等の生体認証情報は適正なデータ保護とプライバシー管理が施され安全かつ最高のセキュリティーをエンドーエンドで提供できる環境が整備されました。クライアントはOrchestraプラットホームを利用することでEUのGDPRや米国のデータ保護、プライバシー管理に対応したシステムを利用することが可能となります。
Vision-BoxのOrchestraプラットホームの認証取得に対してAnn博士は「今回Vision-BoxのOrchestraプラットホームがPrivacy by Design認証を取得されたことは大変喜ばしいことです。Vision-Boxのデータ保護とプライバシー管理に対する積極的で模範的な対応により、本プラットホームは今回の認証プログラムの範囲を超える性能を実現しており、将来に渡り安全なプラットホームであると確信しています」
また、Vision-BoxのグローバルCEOであるMiguel Leightmannは「公共サービスや日々利用するサービスで利用されるデータやプライバシーには電子的な保護のしくみが必要です」と言います。さらに「Vision-Boxのシステムはこれらの要求に対して完全に対応します。Orchestraプラットホームはエンドーエンドでの信頼性が高く強固なID管理システムとして業界のベストプラクティスとそれに対応する認証を取得しました」ともコメントしています。
今回の認証取得によりOrchestraプラットホームは以下のような利点を提供します。
> エンドーエンド環境で最大限の信頼性と安心感を提供します
> 独自のデータセキュリティー試験と制御におけるベストプラクティスに基づき、ITシステムに要求されるセキュリティーに準拠します
> ビジネスアプリケーションの利用において安全なデータ管理を利用可能です
> 将来に渡り今後新たに追加される規制についても対応可能な柔軟性を提供します
製品および認証の詳細については以下を参照下さい
http://www.vision-box.com/
製品の詳細(日本語)は以下を参照下さい
http://www.m2aero.jp/
<Vision-Boxについて>
Vision-Boxは2001年にドイツおよびポルトガルの研究者によって創業されました。以降空港ゲートシステムの専業メーカーとして、関連するハードウェア、ソフトウェアを全て内製しており、クライアントのきめ細かい要求に対応しています。米国、カナダにおけるCBP(セルフ税関システム)への採用の他、欧州の空港の70%に納入実績を誇ります。また世界で初めて顔認証技術を利用したEゲートシステムを開発、採用された企業です。
URL: http://www.vision-box.com
<株式会社M2モビリティーについて>
海外(IoT製品を含む)IT製品の輸入販売を行っています。最近のインバウンド需要に対応し、各種パスポートリーダー機器をはじめ、スマートロック(danalock)、各社免税処理システム、ホテル、パスポート画像記録システム販売および各種関連システムの販売を行っています。また2018年より、Vision-Box社の日本における認定販売代理店として同社製品の輸入、販売、サポートを行っています。
URL: http://www.m2mobi.jp
■会社概要
商号 : 株式会社M2モビリティー
代表者 : 代表取締役 橋本 清治
所在地 : 〒141-0022 東京都品川区東五反田1-11-9 五洋ビル 6階
設立 : 2012年8月
事業内容: 海外IT(IoT)製品の調査、輸入、販売、保守、サポート
URL : http://www.m2mobi.jp/
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プレスリリース提供元:@Press
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