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N高とNetflix、「ネットいじめ」を考える特別合同授業を実施 Netflixオリジナルシリーズ『13の理由』を題材に、スマイリーキクチ&葉一を迎えてSNS世代の高校生が抱える悩みについてディスカッション

@Press / 2018年6月28日 16時45分

学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下 N高)は、Netflix株式会社と合同で、特別授業「Netflixオリジナルシリーズ『13の理由』で考えるSNS世代の高校生が抱える悩み ~その時あなたならどうする?~」を6月27日にN高通学コース・代々木キャンパスにて実施しました。授業にはゲストとして、約20年にわたりネット上で中傷被害を受け続けている芸人・タレントのスマイリーキクチさん、中学生時代にいじめを受けた経験のある教育系YouTuberの葉一さんが登壇し、自らの経験を踏まえたエピソードやアドバイスとともに、生徒の意見を聞きながらオープンなパネルディスカッション形式の授業を行いました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/159867/LL_img_159867_1.jpg
N高とNetflixの特別合同授業の様子(左:スマイリーキクチさん、右:葉一さん)

本授業は、2017年に世界で最もツイートされた作品となったNetflixオリジナルシリーズ『13の理由』を題材に、「ネットやSNSを通じたいじめ」や「身近な大人との信頼関係」といったテーマについて、参加生徒に当事者の立場から考えを深めることを目的に実施しました。スマホやインターネットが普及した昨今、「ネットいじめ」や「SNSいじめ」という言葉も広く知れ渡るようになっています。文部科学省が実施した平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では、いじめのうちSNSなど「パソコンや携帯電話での中傷、嫌がらせ」の認知件数は、前年度から1,596件増の10,783件に上っています。

授業は事前に参加を希望したN高通学コースの生徒を対象に行われ、実施会場の代々木キャンパスの生徒約80名、ライブ中継参加の全国7キャンパスの生徒約170名による合計約250名の生徒が参加しました。『13の理由』の中で表現される「すれ違いが起きてしまったシーン」や「主人公が傷ついたシーン」を視聴しながら、「自分だったらどうするか?」や「どうすればすれ違いを防げたか?」などといった、現実の生活の中でも起こり得るトラブルや課題について議論しました。ディスカッションには匿名投稿できるオンラインツールを活用し、総数約2,500件の意見や質問が投稿されるほど活発な議論が繰り広げられました。
本授業を通じて、誰にも起こり得る若年層の悩みについて当事者の視点で考え、理解を深めるとともに、授業の結びにはスクールカウンセラーなどの相談窓口を紹介し、悩みがある際は信頼できる第三者に相談することを生徒に呼びかけました。

Netflix株式会社の広報担当の松尾崇氏は、今回の特別授業について次のように述べています。
「Netflixでは、社会的なテーマを扱った作品を積極的に制作しています。若年層の悩みをリアルに描いた『13の理由』はまさにその一例です。この度、N高等学校と協力し、『13の理由』を題材とした授業を通して、高校生が直面する問題について考える機会を提供できたことを心より嬉しく思っております。この取り組みがきっかけとなり、少しでも、悩んでいる学生の方々がオープンなディスカッションをできる助けになれば幸いです。」


【スマイリーキクチさんのからのメッセージ】
みなさんはこれから辛いことや人に裏切られたりする経験があるかもしれません。
しかしそのような時に助けてくれるのは“人”しかいないので、“人を嫌いになる”ということだけはしないでほしいと思います。
普段話す言葉やネットに書く言葉というのは“生き物”だと思う。だからこそ、みなさんにはその言葉を大切に使ってもらいたいです。
言葉は凶器や恨みにもなりますし、人の励みにもなります。
人にも自分にも励みになる、プラスになるようなことを発信し、みなさんが世界に羽ばたいていってもらえたらと望んでいます。


【葉一さんからのメッセージ】
私は中学の時にいじめを受けていました。しかし当時の自分が今YouTuberとして活動し、大勢の人の前で話をしている未来を想像なんてしていませんでした。人生はどうなるかわかりません。皆さんが今まさに辛かったり、また、これから生きていく中で辛いことがあったとしても、その辛さがずっと続くとは限らないのです。敢えて誤解を恐れずに言いますと、自分はいじめを受けてよかったと感じています。
なぜならその経験があったからこそ、いじめを受けている子どもたちの相談を聞けるようになったからです。
もし、今まさに辛い経験をしたとしても、それが将来の自分にとって何かプラスになる可能性があること、そういう人間もいることを覚えておいてもらえたら嬉しいです。


◆Netflix(ネットフリックス)について◆
Netflixは、190ヵ国以上で1億2,500万人のメンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級のオンラインストリーミングサービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画などを多言語で配信しています。メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけエンターテインメントを楽しむことができます。当社サービスには、広告や契約期間の拘束は一切ないうえ、Netflix独自のレコメンデーション機能が一人ひとりのメンバーの好みに合わせて作品をオススメするので、お気に入りの作品が簡単に見つかります。


◆Netflixオリジナルシリーズ『13の理由』について◆
高校生のクレイ・ジェンセン(ディラン・ミネット)はある日、自分宛ての謎めいた箱を見つけます。箱の中にあったのは、2週間前に命を絶ったクラスメート、ハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)が録音したカセットテープ。そこには彼女が自殺に至った“13の理由”が録音されていました。2人の視点を通して明かされていく衝撃の秘密、そして彼女の死を巡るミステリーの真実とは!?

詳細はこちら: https://media.netflix.com/ja/only-on-netflix/122620


◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆
<本校:沖縄県うるま市、理事長:山中 伸一/N高公式サイト: https://nnn.ed.jp/
2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は6,512名(2018年4月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、今のネット社会に対応した新しい教育を実践します。授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受けられます。また、高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッション、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択できます。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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