サーモフィッシャーサイエンティフィック、小中学生向けの科学教室を開催
@Press / 2018年8月13日 13時0分
サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループは、2018年8月7日(火)に東京・芝浦のグループ本社にて、小中学生を対象にした科学教室『お子さま向け!夏休み 研究ラボ体験!!2018』を開催しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/163445/LL_img_163445_1.jpg
iPS細胞を顕微鏡で観察する子供たち
今年で二回目となる本科学教室は、当社製品のPCR、ピペット、試薬、蛍光顕微鏡などを含む研究用機器を使用した科学研究体験を通じて、子供たちが楽しみながら科学の知識を深め、最先端技術に触れる機会を提供することを目的としています。今回は小学5年生から中学3年生まで総勢16名の児童・生徒が参加しました。
本科学教室では、「3種類の食用肉の微量の肉片から、肉の種類を調べよう」という課題について、子供たちが実験手順書に基づいて、肉片から遺伝子(DNA)を回収し、PCRで遺伝子を増幅してDNA配列の違いから肉の種類を特定しました。
また、子供たちは最先端の研究を行う研究者さながら、研究に用いる特殊な細胞やiPS細胞を、蛍光試薬を用いて観察しました。
参加した子供たちからは「普段見られないiPS細胞を顕微鏡で見ることができてよかった」「心筋細胞を観察したときに、細胞が動いているのを見ることができて感動した。ピペットを使って実験することが特に面白く、DNAの実験も楽しかった」などの感想が聞かれました。
また本科学教室の冒頭では、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞された東京工業大学栄誉教授・大隅基礎科学創成財団(※1)理事長である大隅良典先生から「未来の科学者たちへ」と題したビデオメッセージが上映され、困難があっても積極的に未知を切り拓いてほしい、という大隅先生からのエールが子供たちに届けられました。
「私たちのミッションは、私たちの住む世界を『より健康で、より清潔、より安全な場所』にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。このミッションを一緒に担う次世代の科学者を育成するために、私たちは世界中でSTEM教育(※2)を支援しています。本活動を通じて、未来の科学者を育てることに貢献することができれば素晴らしいと考えております」とサーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ代表である室田博夫は述べています。
(※1)大隅基礎科学創成財団
世界に先駆けて生物学の新分野を拓き得る先見性・独創性に優れた研究を助成するとともに、先端的研究者、市民、企業人の有機的つながりを構築し、日本社会の科学基盤の発展に寄与することを目的に設立。
サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループは大隅基礎科学創成財団の会員企業として、大隅基礎科学創成財団の活動を支援しています。
(※2)STEM(ステム)教育
STEMはScience, Technology, Engineering, Mathematicsの頭文字で、科学・技術・工学・数学分野の教育の総称。
■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて
サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、200億ドルの収益と世界中に70,000人を超える従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔、より安全な場所」にするために、お客様へ製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。
当社の強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Servicesブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサービスについて、他に類を見ない組み合わせを提供します。
URL: http://www.thermofisher.com
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プレスリリース提供元:@Press
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