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大阪におけるデータセンター供給能力を2.2倍に拡大

@Press / 2018年9月11日 11時0分

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、大阪府において6番目と7番目となる「大阪第6データセンター」(以下 大阪第6)と「大阪第7データセンター」(以下 大阪第7)を新たに提供し、大阪におけるデータセンター供給能力を2.2倍に拡大します。大阪第6は、大阪市内中心部に位置し、サーバールーム面積約460m2(将来的に約1,370m2、400ラック相当)のスペース、大阪第7は、大阪府茨木市にデータセンター専用ビルを建設し、サーバールーム面積約3,800m2(将来的に約9,500m2、4,200ラック相当)のスペースで、2019年度第3四半期にサービス提供する予定です。


1. 背景
2018年の国内コロケーション市場規模は約5,400億円、データセンター市場全体の成長率は、約7%と堅調な成長が続いており、特にクラウドサービスをはじめとするハイパースケール事業者からの旺盛なホールセール需要と、堅調なエンタープライズ需要が続いています。加えて今後は、コロケーションとマルチクラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド用途のデータセンター利用が拡大する見込みです。
NTT Comは、2016年1月に「大阪第5データセンター」を開設しましたが、お客さまからご好評をいただき、さらなる需要に継続してお応えするため、今回これら2つのデータセンター拠点を拡大し、関連サービスの充実を図ります。

「大阪第6データセンター」の外観イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/165566/img_165566_1.jpg

「大阪第7データセンター」の外観イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/165566/img_165566_2.jpg


2. データセンターの概要、特長
大阪第6(※1)は、大阪市内の中心地で、最寄りの地下鉄駅から徒歩約2分、複数駅からのアクセスも容易な利便性の高いエリアに、大阪第7は、大阪都市部からのアクセスが良好で、より水害や地震などの災害リスクが低い茨木市内に建設します。
これに加え、大阪第6および大阪第7(以下 両データセンター)は、ISPやデータセンター事業者のネットワークの相互接続点であるIX(インターネット・エクスチェンジ)がある大阪市内の堂島エリアにダイレクトに接続できる環境にあり、大手クラウドサービス事業者をはじめとするハイパースケール事業者やエンタープライズなどの幅広いお客さまを対象としたサービス提供が可能です。

(1) 理想的なネットワーク環境
両データセンターは、「Nexcenter(TM)」(※2)が定めるグローバルで統一化された厳格な設備・運用基準に準拠します。電力・空調・通信設備の冗長化や充実したセキュリティに加えて、NTT Comのネットワークインフラ基盤に直結することで大容量かつ高品質・高信頼なNTT Comのネットワークサービス(※3)を低コストでタイムリーに利用いただけます。
また、大阪市内の既存NTT Comデータセンターとともに大容量・高速ネットワークリング「Nexcenter Connect(TM) Metro」でつながることにより、IXやISP、マルチクラウドへの接続性を高めます。

(2) 高い耐災害性
両データセンターは、阪神淡路大震災、東日本大震災、今後想定される南海トラフ地震クラスの巨大地震でも安心な建物免震構造を採用することにより、地震による建物やお客さま機器への衝撃を抑えた安全な運用継続ができます。
大阪第6では、電力・通信設備、サーバールーム、その他の重要設備は全て建物2階以上に設置されるため、万一洪水が発生して建物1階部分に浸水しても、支障なく継続運用ができます。電力は異なる変電所から異ルートで供給されるため、高い信頼性を実現します。さらに、通信ケーブルは、大型の通信用耐震トンネル「とう道」を通して建物に引き込まれるため、地震や道路掘削などにより損傷する心配がありません。
大阪第7は、大雨や近隣河川の氾濫時でも浸水が極めて少ないエリアに立地するので、水害のリスクが低く、また電力は近隣の変電所から直接2ルートで引き込まれるため、災害時でも安定した供給が望めます。

(3) 柔軟な設備対応
大阪第7は、お客さまが要望される仕様に対して建物やフロア単位で柔軟にカスタマイズ対応ができるキャンパス型のデータセンターであるため、サービス提供の工期短縮やコスト低減を実現します。サーバールーム内の空調は冷却効率が高い壁面吹き出し方式を採用し、GPUサーバーなど20kW以上電力消費する超高発熱サーバーにも対応します。また、交流/直流間の変換段数を減らすことにより、信頼性を高めるとともに、電力損失を抑えて約20%の消費電力削減を実現するHVDC(高電圧直流給電)システムなど、最新の技術の導入を予定しています。


※1:西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が建設するビル内でサービスを提供します。
※2:「Nexcenter(TM)」は、NTT Comのデータセンターサービスブランドです。世界20以上の国・地域で、高品質データセンターサービスを提供しています。
※3:コロケーションとマルチクラウドを自在に接続できるサービス「SD-Exchange」、グローバルネットワークサービス「Arcstar Universal One」、インターネットコネクティビティ「OCN/グローバルIPネットワーク」を利用いただけます。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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