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GSアライアンス株式会社が固体高分子形燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)の電極、電解質材料の受託合成、基礎電気化学的特性受託測定の開始

@Press / 2018年9月19日 11時0分

GSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co., Ltd.:環境、エネルギー分野の先端材料を研究開発、製造販売する化学会社/冨士色素株式会社グループ/本社:兵庫県川西市/代表取締役社長:森 良平 工学博士)は、固体高分子形燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)の電極、電解質材料の受託合成、受託測定を始めました。また自社で研究開発しているカーボンアロイ系触媒、金属有機構造体(MOF:Metal Organic Framework)由来の電極材料なども検討し始めています。燃料電池は、水素などの燃料が持つ化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換するため、高効率な発電技術として注目されています。特に固体高分子形燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)は次世代電池として期待される燃料電池で既に家庭用、自動車用として実用化されています。
温度が低くても作動し、電解質が薄い膜なので小型軽量化が可能などの利点もあります。ただ電極触媒の材料には白金が必要であったり、電解質にも高価な材料が必要などコスト面が問題でもあります。
GSアライアンス株式会社はアルミニウム―空気二次電池、リチウムイオン電池、固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)の研究開発を既に手掛けており、今回さらにPEFCにおいて電極、電解質材料の受託合成、測定も受付け、また顧客の要望に応じてそれらの材料の材料特性、電気化学特性などを含め提供できる体制を整えました。

またPEFCのコストを安くするために、既存の白金担持カーボンに代わる白金を使わないタイプの代替電極触媒材料の研究開発にも注力します。具体的には窒素などの他元素をドープしたカーボンアロイ系触媒や、金属有機構造体(MOF:Metal Organic Framework)を元に添加剤や焼結方法などを工夫して、原子、分子レベルで元素、構造を制御して作成した電極材料などを用いた研究開発も進めます。GSアライアンス株式会社は既にMOFを自社で製造販売しているので、自社で全てこの技術も研究開発できます。

測定技術としては、XRD(X線回折測定)、SEM(走査型電子顕微鏡)、交流インピーダンス測定、また電力特性としては回転電極を用いて電極の基礎的な電気化学特性を測定します。他にも顧客の要望に応じて様々な実験データも受託測定します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/166178/LL_img_166178_1.jpg
回転電極によるカーボンアロイ系触媒活性測定

■会社概要
商号 : GSアライアンス株式会社(冨士色素株式会社グループ)
代表者 : 代表取締役社長 森 良平
所在地 : 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野向けの先端材料の研究開発と製造販売
URL : https://www.gsalliance.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press

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