長年培ってきた光学技術と最先端の画像処理技術を結集し、監視カメラ市場に新規参入 レンズ一体型の遠望監視用カメラ「FUJIFILM SX800」新発売
@Press / 2018年10月22日 16時0分
富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、長年培ってきた光学技術と最先端の画像処理技術を結集して、焦点距離20mm~800mmをカバーする高性能「FUJINON レンズ」を搭載した、レンズ一体型の遠望監視用カメラ「FUJIFILM SX800」(以下「SX800」)を新たに開発しました。2019年前半に「SX800」を発売し、監視カメラ市場に新規参入します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/169153/img_169153_1.jpg
◆詳細はWebページをご覧ください。
⇒ https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1354.html?link=atp
「SX800」は、超望遠ズームに加え、±0.22°の補正角(*2)を実現する世界最高(*1)の防振性能、優れた陽炎・霧軽減機能、高速AFも備えているため、数km離れた遠方の対象物でも鮮明な映像で瞬時に捉えることができます。今後、富士フイルムは、「SX800」の提供を通じて、監視カメラ映像の領域拡大やクオリティー向上を図り、従来を大幅に上回る高精度な監視の実現に貢献します。
近年、安心・安全な社会の実現に向けてセキュリティに対する意識が世界的に高まっています。現在、国際情勢が変化する中で、国境や森林のみならず、空港、港湾、高速道路といった大規模な公共施設・設備などでも、遠方を監視できる遠望監視用カメラの導入が進んでいます。しかし、現在の遠望監視用カメラは、「高所の設置では強風による揺れの影響を受けやすい」「陽炎・霧で視認性が低くなる」「ピントを合わせるのに時間がかかる」といった課題を抱えており、これらの課題解決には、レンズとカメラそれぞれ単体ではなく、レンズとカメラを一体で開発することが重要です。
このような中、富士フイルムは、4K/8K対応の放送用レンズをはじめ、シネマ用レンズや監視カメラ用レンズなど幅広いレンズ製品の開発で培ってきた光学技術と、デジタルカメラ「Xシリーズ」などの開発で培ってきた最先端の画像処理技術を活用して、レンズ一体型の遠望監視用カメラの開発を進めています。今回、その第一弾として、焦点距離20mm~800mmをカバーする高性能「FUJINON レンズ」を搭載した「SX800」を開発しました。
<「SX800」で実現した主なポイント>
焦点距離20mm~800mmをカバーし、超望遠ズームを可能とする高性能「FUJINONレンズ」を搭載。さらに、±0.22°の補正角(*2)を実現する世界最高(*1)の防振性能や、優れた陽炎・霧軽減機能により、数km離れた遠方の対象物でも鮮明な映像で捉えます。国境や森林をはじめ、空港、港湾、高速道路といった大規模な公共施設・設備などでの監視用途に最適です。後群の小口径レンズを高速で駆動させるリアフォーカス方式を採用。像面位相差AFとの組み合わせで、最短約1秒の高速AFを実現し、瞬時に対象物を捉えます。レンズ一体型のカメラであるため、光軸やフランジバックの調整などの作業が不要となり、設置時の作業工数を大幅に削減します。
*1 焦点距離350mmを超えるレンズを搭載した遠望監視用カメラとして。2018年10月22日現在。当社調べ。
*2 補正できる揺れの角度。
富士フイルムは、10月23日~10月26日に中国の北京にて開催される「Security China 2018」に「SX800」を出展します。
富士フイルムは、放送用レンズやシネマ用レンズ、ミラーレスデジタルカメラ用交換レンズなど「FUJINON」ブランドの各種レンズのみならず、OA機器用光学系やプロジェクター用光学系などの産業用光学デバイスの研究開発・製造・販売に取り組んでいます。また、これまで幅広い製品開発で蓄積してきた高度な光学・機械設計技術を活かして、世界初の「二軸回転機構レンズ」を搭載したプロジェクター(*3)を開発するなど、事業領域の拡大を進めています。今後も、多様な市場ニーズにこたえる画期的な製品を開発し続けることで、さらなる事業成長を図っていきます。
*3 レンズを上・下・前・後・左・右の向きに切り替えることができ、本体を動かさずにさまざまな方向へ投写することが可能なプロジェクター。2019年発売予定。
富士フイルムニュースリリース一覧
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