Software AG、アジア太平洋と日本地域におけるIoTの急成長を受け、マーク・フィッツシモンズをIoT専属センターの責任者に任命
@Press / 2018年11月14日 11時0分
世界最大手の独立系ビジネス基盤ソフトウェア・プロバイダーであるSoftware AG(フランクフルトTecDAX:SOW)は本日、マーク・フィッツシモンズ(Mark Fitzsimons)をアジア太平洋および日本地域のバイス・プレジデントに任命すると同時に、IoT専属センター(IoT CoE = IoT Center of Expertise)の責任者に就任したことを発表しました。フィッツシモンズは、同地域のIoTチームを率いて新しい市場を開拓して収益を上げると同時に、お客様との強固な関係を築いていく責任者となります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/170957/LL_img_170957_1.png
マーク・フィッツシモンズ
日本を除くアジア太平洋地域におけるIoT市場は、2022年には957億米ドル規模に達すると予測され、日本に至っては12.3兆円に到達すると予測されています。この地域における市場は、IoTの標準化に向けた政府の努力、物流業や製造業におけるIoT導入、そしてIndustry 4.0の動きにより支えられています。
IoT市場は指数関数的な成長を続けると見られていますが、どのように技術を採用して最適化していくかは現在、多くの経営者の最大の懸念の一つとなっています。Software AGが先日、独立系の調査機関であるVansonBourne社に依頼して実施した最新調査によると、世界の上級IT職や経営者の25%がIoTを最も重要なイニシアティブと位置付けている一方、90%は社内のスキルセットが不足しているため、導入に障壁があると回答しています。この度のフィッツシモンズの任命は、IoTの実装上の課題を解決することにより、アジア太平洋と日本地域の組織をより効果的にサポートするための取り組みです。
フィッツシモンズは次のように述べています。
「アジア太平洋と日本は、Software AGにとって非常に重要な地域です。Industry 4.0とデジタル化がこれまでにないスピードで進む今の時代に、同社を牽引できることを喜ばしく思います。私の主な使命は、IoT導入の潜在顧客を特定し、各地域のビジネスパートナーと緊密に協力して、IoTがそれぞれの組織内で正しく導入されるように支援することです。」
フィッツシモンズは、20年以上にわたりエンタープライズ・ソフトウェアの営業に従事してきました。また急激に成長しているアジア太平洋地域では14年以上にわたり、戦略的関係の構築を通してビジネスの成長に貢献してきました。これまでにInforやOracleなどのグローバル・テクノロジー企業で多くの上級職を歴任し、様々なソリューションの提供により成功を収めています。
Software AGのアジア太平洋地域担当シニア・バイス・プレジデントのマイク・サクストン(Mike Saxton)は次のように述べています。
「アジア太平洋と日本地域のIoT専属センターを率いるフィッツシモンズを迎えることを喜ばしく思います。彼の技術的背景、市場展開とビジネス管理の専門知識、そして世界クラスの技術チームを育成する能力は、Software AGのアジア太平洋と日本地域におけるIoTビジネスの立ち上げに大いに貢献すると信じています。」
The Asian Digital Transformation Index(アジアにおけるデジタル化指標)によると、アジア太平洋地域はIoT導入が最も加速している地域であり、その中でも日本は、デジタル・インフラが整備されデジタル・トランスフォーメーションの準備が整っている上位3カ国に数えられます。事実、国内におけるデータ共有とコラボレーションを促進するIoTソリューションの採用は加速すると見込まれています。これには、生産性向上特別措置法の一部として、IoT設備投資への減税措置の提供を決定した日本政府の政策が背景にあります。
ソフトウェア・エー・ジー株式会社の社長、マルコ・ウォレンス(Marco Warrens)は次のように述べています。
「Software AGは、日本市場に大きく貢献しています。私共のチームにフィッツシモンズが加わることは、IoTソリューションに対して高まっている国内の需要と要望に応えるものです。彼はこれまでにも様々なビジネスを立ち上げており、Software AGの日本におけるIoT事業のさらなる拡大に貢献してくれると考えております。今後、彼と一緒に働けることを嬉しく思います。」
また、勢いが続くSoftware AGはこのほど、インドネシアのジャカルタにも新しいオフィスを開設し、インドネシアの顧客との関係構築を通して、同国市場全体のデジタル・トランスフォーメーションの戦略的パートナーとしての地位を得ています。
フィッツシモンズは次のように付け加えています。
「弊社は、アジア太平洋と日本地域において素晴らしい実績をあげた2018年度を締めくくり、2019年度にさらに加速する下地ができております。この地域の成長を軌道に乗せてさらに加速すると同時に、市場における全てのプレイヤーやパートナーと協力して、エコシステムを引き続き発展させてまいります。Software AGのIoTソリューションの拡張と同時に、急激な成長を遂げる市場とがある今だからこそ、IoT専属センターの一員として活躍できることを誇りに思います。」
【Software AGについて】
Software AGはさまざまな企業のデジタル化を支援しています。当社独自のデジタル・ビジネス・プラットフォームにより、企業は顧客とより高度に交流し、新しいデジタルの旅に導き、独自の価値提案を促進し、新しいビジネスチャンスを創出することができます。モノのインターネット(IoT)市場では、企業はIoTコンポーネントの統合、接続、管理、および人工知能(AI)に基づいた将来のイベント予測やデータ分析を行うことができます。デジタル・ビジネス・プラットフォームは、当社の数十年に渡る妥協なしのソフトウェア開発、ITの経験と技術的なリーダーシップに基づいて構築されています。当社は世界70ヶ国に約4,500人の従業員を有し、2017年度は8億7,900万ユーロの売上を達成しました。
詳細につきましては http://www.softwareag.com/jp をご覧ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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