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100万画素で12,800fpsで撮影可能な小型軽量の高速度カメラ『FASTCAM Novaシリーズ』(3種)を11月19日発売

@Press / 2018年11月16日 10時0分

株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:布施 信夫)は、100万画素解像度(1024×1024画素)で12,800コマ/秒、最高撮影速度100万コマ/秒の高速撮影が可能な小型軽量の高速度カメラ『FASTCAM Novaシリーズ』として、『FASTCAM Nova S12』と『FASTCAM Nova S9』、『FASTCAM Nova S6』を2018年11月19日(月)に発売いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/171116/LL_img_171116_1.jpg
FASTCAM Nova 製品画像

製品名:FASTCAM Nova S12
発売日:2018年11月19日(月)

製品名:FASTCAM Nova S9
発売日:2018年11月19日(月)

製品名:FASTCAM Nova S6
発売日:2018年11月19日(月)

※価格はお問い合わせください。


■製品化の背景
民間企業の研究開発部門や大学・官公庁の研究機関において、高速度カメラを使用した高速現象の可視化や解析手法は一般的になってまいりました。中でも最先端の研究開発テーマでは、高速度カメラに要求される解像度と撮影速度の性能が年々向上しており、特にハイエンドと位置付けられる機種では、100万画素で10,000コマ/秒以上の撮影性能が求められています。しかし、ハイエンド機種は「筐体が大きい」「重い」というのが一般的で、「機材の設置場所が限られる」「セッティングが困難」といった課題を抱えていました。また、撮影した映像データを効率的に取得する必要性が叫ばれる中、従来から「高速度カメラはデータ転送に時間が掛かり、作業効率が悪い」といった課題もありました。

当社では、このようなニーズの高まりに応えるべく、新アーキテクチャの採用により、100万画素で12,800コマ/秒、最高100万コマ/秒という当社従来製品※1と同等性能で「体積1/3・質量1/4」の小型密閉筐体を実現した、“ハイエンド性能でコンパクトサイズ”の高速度カメラ「FASTCAM Nova」シリーズを開発、発売いたします。
当社技術で好評の高速CMOSセンサーをさらに改良し、感度性能も当社従来製品※1に比べ2倍のISO50,000に向上しております。また、オプションの専用SSD「FAST Drive」にも対応し、従来※2比約10倍のデータ転送速度で撮影にかかる作業効率を大幅に向上させることも可能です。
この持ち運びしやすく、作業効率も良いハイエンド高速度カメラが、最先端の研究分野で広く支持されることを当社では確信しております。
※1 FASTCAM SA-X2 RV
※2 ギガビットイーサネット接続


■『FASTCAM Novaシリーズ』の主な特長
1. 100万画素(1024×1024)で12,800コマ/秒の高速・高解像度撮影性能
『FASTCAM Nova S12』は100万画素(1024×1024画素)で12,800コマ/秒、最高撮影速度は100万コマ/秒の撮影が可能です。同等サイズの旧モデル※3よりフルフレームレートは6倍以上、最高撮影速度は8倍以上に向上しています。
※3 FASTCAM SA3との比較

▽10,000rpmで回転するドリルの先端を12,800コマ/秒で撮影した画像
https://www.atpress.ne.jp/releases/171116/img_171116_3.jpg

2.120.0mm×120.0mm×217.2mm(WHD)、3.3kgの小型軽量密閉筐体
片手で持ち運びできる小型軽量ボディは密閉筐体かつ最大30Gの耐衝撃性能を持ち、あらゆる場所に持ち運びできる高い携帯性を実現しました。

▽ハイエンド高速度カメラで容易な持ち運びとセッティングを実現
https://www.atpress.ne.jp/releases/171116/img_171116_4.jpg

3. 新改良の低ノイズ、高感度CMOSセンサーを搭載
定評のある当社高速CMOSセンサーを新たに改良し、低ノイズかつISOモノクロ50,000/カラー16,000※4という超高感度性能を実現。従来では撮影が困難だった暗部の撮影が可能となりました。エンジン燃焼、流体、DIC(ひずみ解析)などの撮影に最適です。
※4 ISO 12232 Ssat Standard

▽小型ジェットエンジンの青炎と輝炎を12,800コマ/秒で撮影した画像と撮影風景
https://www.atpress.ne.jp/releases/171116/img_171116_5.jpg

4.超高速データ保存が可能な「FAST Drive」に対応
専用SSDのFAST Drive対応で超高速データ保存が可能です。従来比※5約10倍のデータ転送速度により10分の待ち時間を1分に削減できるので、高速撮影にかかる作業が効率的に行えます。
※5 FAST Drive保存とFASTCAM SA1.1のギガビットイーサネット保存との比較

▽FAST Drive用ホルダーを装着したFASTCAM NovaとFAST Drive(1TB)
https://www.atpress.ne.jp/releases/171116/img_171116_6.jpg

5.遠隔操作可能なEFマウント対応
一般的な高速度カメラで採用されているGタイプFマウント、Cマウントといったレンズマウントに加え、オプションでEFマウントにも対応しています。絞りとフォーカスをコントロールPCから遠隔操作できます。

▽EFレンズを装着したFASTCAM Nova
https://www.atpress.ne.jp/releases/171116/img_171116_7.jpg

6.さまざまな撮影・計測に役立つ多彩な機能を搭載
パルスレーザーとの同期には必須となる「ランダムリセットトリガーモード」、エンジンのクランク角度信号など周期が不定期な信号と同期撮影が可能な「可変周波数同期機能」、金属やアーク溶接などの極端に明るい部分のみを暗くし、ダイナミックレンジを拡大して撮影できる「デュアルスロープシャッター機能」、微小体の撮影時に役立つ「ファン停止機能」など、さまざまな撮影、計測に役立つ機能を多数搭載しています。

▽デュアルスロープシャッター機能を使いLED照明で撮影したアーク溶接の画像
https://www.atpress.ne.jp/releases/171116/img_171116_8.jpg


▽製品に関するホームページ
https://www.photron.co.jp/products/hsvcam/fastcam/nova/
▽『FASTCAM Novaシリーズ』の主な仕様(PDF)
https://www.atpress.ne.jp/releases/171116/att_171116_2.pdf


【株式会社フォトロンについて】
本社 : 〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング21階
代表者 : 代表取締役社長 布施信夫
創業 : 1968年7月10日
資本金 : 1億円
事業内容: 民生用および産業用電子応用システム
(CAD関連ソフトウェア、高速度カメラ・画像処理システム、
放送用映像機器、その他)の開発、製造、販売、輸出入
URL : https://www.photron.co.jp/


Photron、Photronロゴ 、すべての Photron 製品名および Photron製品ロゴは 株式会社フォトロンの商標または登録商標です。
その他の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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