有休取得の義務化制度について、約半数が「知らない」義務化されたら有休を活用したい事1位は「海外旅行」
@Press / 2018年11月16日 12時15分
総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアトリ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 英毅、以下エアトリ)は、10代~70代の男女1151名を対象に「有給休暇取得の義務化」に関する調査を実施しました。
【調査背景】
日本の有給休暇取得率が、他国に比べ低い中で労働基準法が改正され、2019年4月から、すべての企業において年10日以上の有休が付与される労働者に対して、年5日以上有給休暇を取得させることの義務化が決定しました。
取得が義務化された有給休暇はどのように活用されるのか気になるところです。エアトリが「有給休暇取得の義務化」に関して意見を伺いました。
【調査概要】
調査1:2019年の4月より、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して年5日以上の有給休暇を取得させることが義務化されたことを知っていますか?
約半数の人が「知らない(48.3%)」と回答し、有給休暇の取得が義務化される事に対する認知度の低さが伺えます。
調査2:(就業中の人)あなたは、有給休暇の取得が義務付けられる対象者ですか?
7割以上の人が「対象者である(73.7%)」と回答しましたが、約10人に1人が「分からない(9.4%)」と回答し、自分が義務化の対象になるか不明である人も一定数いるようです。
調査3:(有休取得義務化 非対象以外の人)現在、年間5日以上の有給休暇を取得していますか?
約7割以上の人が「はい(70.8%)」と回答し、2019年4月以降に取得が必要な最低日数は超えている人が多いようです。
調査4:有給休暇取得の義務化についてどう思いますか?
就業中の人も、パートナーが就業中の人も「とても嬉しい(就業中:44.1%、パートナーが就業中:55.8%)」が最も多い回答となりました。
調査5:(有休取得義務化 非対象以外の人)有給休暇の取得が義務付けられたらどのような事に活用したいですか?
「海外旅行(76.0%)」と回答した人が最も多く、「国内旅行(58.4%)」、「自宅でゆっくり(42.4%)」と続く結果となりました。
【調査結果詳細】
調査1:2019年4月より、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して年5日以上の有給休暇を取得させることが義務化されたことを知っていますか?
2019年4月より、一定の条件を満たしている労働者に対して年5日以上の有給休暇を取得させることが義務化された事を知っているか聞いたところ、過半数が「知っている(51.7%)」と回答したものの、48.3%もの人が「知らない」と回答しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/171307/img_171307_1.png
調査2:(就業中の人)あなたは、有給休暇の取得が義務付けられる対象者ですか?
就業中の人に、自身が本制度の対象者か聞いたところ7割以上の人が「対象者である(73.7%)」と回答しましたが、約10人に1人が「分からない(9.4%)」と回答し、自分が義務化の対象になるか不明である人も一定数いるようです。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/171307/img_171307_2.png
調査3:(有休取得義務化 非対象以外の人)現在、年間5日以上の有給休暇を取得していますか?
本制度の非対象以外の人に、年間5日以上の有給休暇を取得しているか聞いたところ、7割以上の人が「はい(70.8%)」と回答しました。すでに取得が義務化される日数は超えている人が多いことが分かりました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/171307/img_171307_3.png
調査4:(自身またはパートナーが就業中の人)有給休暇取得の義務化についてどう思いますか?
自身またはパートナーが就業中の人に対し、本制度についてどう思うか聞いたところ、「とても嬉しい(就業中:44.1%、パートナーが就業中:55.8%)」と回答した人が最も多い結果となりました。「まあまあ嬉しい(就業中:20.1%、パートナーが就業中:17.3%)」を含めると、就業中の人は64.2%、パートナーが就業中の人は73.1%が「嬉しい」と回答しました。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/171307/img_171307_4.png
調査5:(有休取得義務化 非対象以外の人)有給休暇の取得が義務付けられたらどのような事に活用したいですか?
本制度の非対象以外の人に、有休の取得が義務付けされたらどのように活用したいか聞いたところ「海外旅行(76.0%)」と回答した人が最も多く、「国内旅行(58.4%)」、「自宅でゆっくり(42.4%)」と続く結果となりました。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/171307/img_171307_5.png
有給休暇の取得義務化に対する意見
本制度に対する意見を聞いたところ、過半数の人が嬉しいと感じている一方で、まだ懸念点があると感じている人もいるようです。また、義務化されることによって、休むことに対するハードルが下がったり、休みを利用して旅行が安い時期に行くことが出来るようになるなど、前向きな意見も数多く寄せられました。
・有給を取得できない場合の理由を解決した上で、義務化にしないと益々現場が苦しくなると思う。大企業には効果的だと思うが、中小企業にとっては厳しいルールに思う。(40代女性)
・義務化されたからといって必ず有休がとれる職業ばかりではないと思う。 企業側も有休取得は奨励している所が多いが、それが難しい現状の解決にはならないと考えます。(50代男性)
・経営者なのでもしも有休取得を義務化するなら、給与UPを緩やかにせざるを得ない。(40代女性)
・家で過ごせるのは助かるが、その分出勤日の仕事が増えて残業も増え、職場がブラック化するのが怖い。(50代男性)
・有給取得は、置かれている立場によって大きく異なり、義務化が一概に望ましいとは思わない。(50代男性)
・職場ではすでに実施されています。(40代男性)
・休むことに、罪悪感を覚えないし、現場の理解も得やすい。(50代女性)
・まったく有休が取れないので、法で義務化してもらえるととてもうれしい。(40代女性)
・有給休暇があれば、安い時期に旅行に行けるので嬉しい。(50代女性)
・10年以上同じ職場で働いていて、1日も有給を取得したことがないので、義務化され有給が使えるようになれば嬉しい。(30代女性)
※本リリースに使用している画像・グラフなどの加工はご遠慮ください。
【調査概要】
調査タイトル:「有給休暇氏の取得義務化」に関するアンケート調査
調査対象: 10代~70代の男女1151名
調査期間:2018年10月25日(木)~10月28日(日)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社エアトリ
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プレスリリース提供元:@Press
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