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我が国初※のブラックアウト(地震による北海道全域の大停電)に耐え抜いたZEB(ゼロ・エネルギービル)建物

@Press / 2019年2月19日 10時0分

2018年9月6日未明、北海道胆振東部で最大震度7の大地震が発生しましたが、何ら影響もなく業務を進めていた「ゼロ・エネルギービル」(株式会社アリガプランニング札幌ビル)がありました。同建物は当社グループが本業とする地中熱冷暖房や融雪設備に加え、建物屋上や外壁に太陽光発電パネルや蓄電池、高断熱ガラス、全室LED照明など数多くの省エネ設備を導入し、全国でも数少ないエネルギー使用量収支を実質ゼロとするZEB(ゼロ・エネルギービル)100%の建物です。同建物はブラックアウトによるエネルギーの断絶を、太陽光発電パネルや予備電源として蓄えた蓄電池、各種省エネ設備等(ZEB建物)の自立したエネルギー供給により大地震とブラックアウトを難なく克服しました。
当社は本建物の建設などにより、平成30年度 地球温暖化防止活動 環境大臣表彰(対策技術先進導入部門)を受賞、本年2月には経済産業省(北海道経済局)の「北国の省エネ・新エネ大賞」や札幌市の「第10回さっぽろ環境賞」の受賞も決定しています。

※ 当社調べ

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/175580/LL_img_175580_1.jpg
株式会社アリガプランニング社屋

授賞式の様子
https://www.atpress.ne.jp/releases/175580/img_175580_4.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/175580/img_175580_5.jpg


<ZEBとは>
ZEBとは、「先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物」をいいます。
2017年4月以降、延床面積2,000平方メートル以上の新築非住宅建築物は省エネルギー基準の適合義務化が開始されました。省エネルギー基準に適合した建築物より一歩先へ進んだ環境建築の選択肢の一つとして『ZEB』が注目されています。


<ZEBへの取り組み>
ZEBの実現・普及は、我が国のエネルギー需給の抜本的改善の切り札となる等、極めて社会的便益が高いものですが、ZEBの実現には、建築設計の早期段階からの設備・技術の導入検討が重要となり、ビルオーナーの視点に立つと、これらの知見を有する実務者がどこに実在するか認識しづらいことが、ZEBの普及課題の一つと言えます。
当社では、ZEBを検討されている事業者様へのプランニングから設計・施工までをお手伝いし、今後の更なるZEBの普及と実現を目指していきます。


<社屋ZEB化事業の取り組み>
当社は、エネルギー消費の多い北海道でZEBを実現するにあたり、外皮断熱やLow-E真空ガラスの導入によって外皮性能の向上を図るほか、高効率設備やBEMSの導入、冷暖房システムでは地中熱や井水熱の再生エネルギーを利用、さらに、太陽光発電設備を導入しました。当建物をモデル事業とし、当社は低炭素化と地球温暖化防止の実現・普及に貢献します。


■建物概要
・建築物 :株式会社アリガプランニング事務所ビル
・階数 :地上4階
・敷地面積:606平方メートル
・建築面積:203.3平方メートル
・延床面積:643.9平方メートル
・構造 :鉄骨造


◆低炭素社会の実現 ZEBへの取り組み(株式会社アリガプランニングHPより)
http://ariga-group.com/service/zeb/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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