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日焼け止めはおもにSPF値を見て決めてしまう人が約7割と判明!美容のプロが指南する紫外線の肌への影響と紫外線が強い季節のお手入れの重要ポイント

@Press / 2019年2月18日 15時0分

パシフィックコミュニケーション株式会社は、資生堂ジャパン株式会社の協力の元、20歳~40歳の女性225人を対象に日焼け止めに関する調査を実施いたしました。その結果、「日焼け止めを選ぶ際に何を基準に選ぶか」という問いに対しては「SPF(UV-B波のブロック力)の高さ」(79.6%)、「PA(UV-A波のブロック力)の高さ」(62.2%)、「汗や水への耐性の強さ」(57.8%)が上位を占めていました。
しかし、いざ購入するときには、「おもにパッケージのSPFの値を見て決めてしまう気がする」と答えた人は約7割にのぼり、多くの人が、日焼け止めの果たすべき役割に関する知識を少なからず持ちながらも、選ぶ基準はSPF、PA、耐水性等複数あるはずなのに、SPF値だけを選択軸として日焼け止めを購入してしまっていることが明らかになりました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/177476/img_177476_1.jpg

春になると、紫外線量が増えてきます。肌の日焼けに対する日常的な対策として日傘や帽子、日焼け止めを使用する人も多いですが、年々その機能を進化させる日焼け止め。様々な機能が付加されていることを知りながらも、最終的に手に取る際は、わかりやすいSPF値に注目する方が多いのが現実ですが、SPF値だけを見て判断するのでは不十分であると美容ジャーナリストは指摘します。
紫外線から肌を守るためには、正しく日焼け止めを選び、効果的な使い方をする必要があります。日焼け止めの機能と正しい選び方、使い方について、美容ジャーナリストの永富千晴さんが解説します。

監修:美容ジャーナリスト 永富 千晴(ながとみ・ちはる)さん
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ビューティエディターとして出版社に勤めた後、美容ジャーナリストとして独立。 2003年より美容感度の高い女性が集まるメンバーシップコミュニティ「club C.」を主宰。最新美容からリアルな声を反映した美容情報までさまざまな情報を執筆。アドバイザー、マーケティング、PRなどでも活躍。

■ 紫外線のUV-Aは肌の中まで届き、「光老化」(シワ、たるみなど)を引き起こす
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/177476/img_177476_3.jpg
紫外線は、波長の長さによってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)の3つに分けられます。UV-Cはオゾン層に吸収されるため、地上には届きません。私たちの肌に悪影響をもたらすのは、UV-AとUV-Bの2つです。

波長が短く主に肌の表皮に強く作用するUV-Bと異なり、UV-Aは波長が長く肌の奥の真皮にまで到達することがわかっています。UV-Aを浴びると肌の奥でも「酸化」が起き、さまざまなダメージが蓄積されて肌老化が進行していきます。この紫外線を主とした太陽光線による老化を「光老化」と呼びます。

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肌老化は加齢によるものは約2割で、残りの8割が紫外線ダメージによる光老化によるものといわれています。無防備に紫外線を浴びることで肌は弾力を失い、将来的にシワやたるみなどのリスクが高まります。見た目の印象を大きく左右する肌の悩みを引き起こしてしまうのです。

■ 「肌の中まで刺さる」紫外線をいかに防げるかを表す「PA」値を意識しましょう
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紫外線をブロックするために大切になるのが日焼け止め。「日焼け止め選びの最も大事なポイントは紫外線防御効果指標のSPFとPAの値です」と永富さん。「特にSPFだけではなくPAのほうにも着目を。UV-Aを防ぐ効果を表す目安なので、この値が高いものを選ぶことが肌の中まで刺さる紫外線に起因する光老化を防ぐには不可欠だといえます」と続けます。PAとは「Protection Grade of UV-A」の略で、UV-A を防ぐ効果を表しています。4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UV-Aに対する防御効果が高いことを表します。

ちなみにSPFとは「Sun Protection Factor」の略でUV-Bを防ぐ効果指数のこと。1〜50+までの数値は、何も塗らない場合に比べてUV-Bによる炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表しており、数値が大きい方がUV-Bに対する防御効果が高いことを意味します。SPFの高さだけでなく、「肌の中まで刺さる」紫外線も防ぐために、PA値を意識しましょう。

■ 意外と知られていない、“肌の中が焼けてしまうのも防ぐ”機能
肌がチリチリと感じるほど強い紫外線を浴びた時には、肌の内側まで紫外線が届き、肌の中でも活性酸素による酸化が起きている可能性があります。
日焼け止めをきちんと塗って、肌表面で紫外線をブロックしましょう。スキンケア成分が含まれている日焼け止めを選ぶのも鉄則です。
日焼けによって透明感や皮膚の血色が美しくじんわり見える、いまトレンドの“生っぽい”肌の質感も失われてしまいます。

■ 正しい塗り方は?
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/177476/img_177476_5.jpg
日焼け止めはこまめに塗り直すことが重要だとご存知の方も多いですが、ムラなく塗るためにも汗や水などを都度軽く拭いてから塗る必要があります。

その後必要に応じて塗りなおしてください。効果を保つために2,3時間おきに塗りなおすことがオススメです。

<塗りなおしのタイミング>
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/177476/img_177476_2.jpg
それ以外にも、車に乗るとき、カフェの窓際でお茶をするとき…など、強い紫外線を受ける機会の直前には、日焼け止めを持ち歩いてサッと塗りなおすべきです。汗をかいたり、タオルで拭いたりした後などには必要に応じで塗りなおしてください。効果を保つため2~3時間おきにつけなおしてください。

<塗りなおしを忘れがちな重要パーツ>

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/177476/img_177476_6.jpg
よく動かすおでこ、目じり、ほうれい線、首、手などは、紫外線による乾燥などの影響を受けて、乾燥やハリのなさなどの年齢サインが出やすいパーツです。
指の腹に日焼け止めをつけて、擦らないように、でもしっかりと、ぽんぽんと忘れずにこまめに丁寧に塗るクセをつけましょう。

■ それでも日焼けしてしまったかも…そんなときの対処法は?
日焼けは小さな炎症ともいえます。まずは肌表面の温度を下げることが、不快感を軽減するうえでも有効なので、冷蔵庫で冷やしたタオルや、私はマスクなどを冷蔵庫で冷やしておいて、ひきつりやほてりが静まってから、肌に貼って時間をおくようにしています。この際、マスクを貼る時間は10分以内に。
ダメージ対策としてはまず保湿が必要不可欠なので、自分の肌で刺激を感じない使い慣れた化粧水とクリームなどでたっぷり保湿してください。


協力:資生堂ジャパン株式会社




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プレスリリース提供元:@Press

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