第6回「仕事・会社に対する満足度」調査3人に1人が現在の勤務先に「勤め続けたくない!」(動画あり)

@Press / 2019年5月30日 13時0分

与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下リスモン)は、第6回「仕事・会社に対する満足度」調査結果を発表いたしました。


[調査結果]
(1)年収別の調査結果に変動あり!
調査対象者600名に聞いた「仕事・会社に対する勤続意欲」は「今後も勤め続けたい」(回答率65.2%)が「勤め続けたくない」(同34.8%)を大きく上回りました。前回調査からは「今後も勤め続けたい」が5.6ポイント減少しており、勤続意欲の低下がうかがえる結果となりました。
「今後も勤め続けたい」を回答した内訳をみると、男女別では男性(同65.7%)と女性(同64.7%)の回答がほぼ同割合となりました。前回調査では「今後も勤め続けたい」を回答した男性の割合は女性よりも5.7ポイント高い結果でしたが、今回の調査では男女差はほとんどみられませんでした。
年代別では20代(同64.0%)よりも30代(同65.0%)、40代(同66.5%)の方が若干勤続意欲が強い傾向にあるものの勤続意欲に大きな差はなくなっており、世代間のギャップが薄れている様子がうかがえます。
未既婚別では未婚(同57.0%)に比べ既婚(同73.3%)の方が16.3ポイント上回っており、生活の安定を望む姿勢が表れた結果となりました。(図表A)

また年収別にみたところ、前回同様300万円未満(同61.5%)よりも300~500万円(同69.5%)、500~800万円(同74.1%)の方が勤続意欲が強い傾向にある一方、今回の調査で初めて年収800万円以上(同57.6%)が年収300万円未満(同61.5%)を下回りました。年収が高いほど勤続意欲が強まっていた今までの調査結果とは一転し、年収と勤続意欲の相関が薄れている傾向がうかがえる結果となりました。(図表B)

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/LL_img_184994_1.png
図表A_勤続意識

▼図表A 勤続意識
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▼図表B 勤続意識×年収
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_2.png


(2)給料の不満が勤続意欲に大いに影響
「今後も勤め続けたい」と選択した理由を尋ねたところ、1位「安定した会社だから」(回答率34.0%)、2位「やりがいのある仕事だから」(同33.2%)、3位「職場の立地や設備がいいから」(同25.1%)となり、男女別、年代別、未既婚別の全てにおいて高い回答率となりました。(図表C)

一方「勤め続けたくない」と選択した理由を尋ねたところ、1位「給料が低いから」(同47.4%)、2位「仕事にやりがいがないから」(同29.2%)、3位「将来性が感じられない会社だから」(同17.7%)という結果となり、給料の低さに対する不満が他の項目に比べ大幅に高いことが表れています。また勤め続けたくない理由として、「残業が多いから」が前回12.6%から今回4.3%と8.3ポイント程度減っている点は働き方改革の取り組みによって残業が減少している背景があることが考えられます。(図表D)

▼図表C 勤め続けたい理由
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▼図表D 勤め続けたくない理由
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_4.png


(3)「出世意欲」と「適正評価」が勤労のモチベーション
勤続意欲と評価の感じ方の関係性について調査したところ「今後も勤め続けたい」と回答した割合は、「適正に評価されていると思う」(回答率86.0%)の方が、「適正に評価されていないと思う」(回答率46.2%)よりも高い結果となり、仕事ぶりを適正に評価されることは勤労に対する大きなモチベーションの一つであることが明らかとなりました。(図表E)

勤続意欲と評価の感じ方の関係性に出世願望の有無を加えて関係性を調査したところ、「出世願望あり」においては「今後も勤め続けたい」(回答率73.6%)が「勤め続けたくない」(同26.4%)を大きく上回る結果となりました。出世願望が強い方が勤続意欲は強い傾向にあるが、適正に評価されない場合には勤続意欲は大幅に低下しており、評価の適正性が勤労モチベーションに大きな影響を与えていることが表れています。
「出世願望あり」かつ「適正に評価されている」と感じている人においては「今後も勤め続けたい」の回答率が90.8%と極めて高いことから、出世意欲に評価が伴っている人は勤労に対するモチベーションが非常に高い様子がうかがえます。「出世意欲をもって精力的に職務に取り組むことで、会社に評価される人はそれをモチベーションに変え、同じ会社に長く勤めようとする」ということがいえるでしょう。(図表F)

▼図表E_勤続意欲×評価の感じ方
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_5.png
▼図表F_勤続意識×出世願望の有無×評価の感じ方
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_6.png


(4)依然として3人に1人は勤務先を「ブラック企業」と評価
勤務先に対するブラック企業の意識について調査したところ「勤務先はブラック企業だと思う」(回答率30.5%)は「勤務先はホワイト企業だと思う」(同69.5%)を大きく下回りましたが、およそ3人に1人は自身が勤務する会社がブラック企業だと感じている結果となりました。(図表G)

勤務先がブラック企業だと感じる理由について調査したところ、1位は「サービス残業が多いから」(回答率41.5%)となり、次いで2位が「有給休暇を取得できないから」(同36.6%)、3位が「社内のハラスメント行為が多いから」(同25.1%)の順となりました。男女別、年代別、未既婚別の各セグメントにおいても特に「サービス残業が多い」と「有給休暇を取得できない」の回答率が高く、本来得られるはずの権利を行使できていないことに対してブラック企業と感じる傾向が強い様子がうかがえます。(図表H)

ブラック企業の意識と仕事に対する評価の感じ方の関連性を集計すると、「適正に評価されている」と感じる人の82.5%が「勤務先をホワイト企業だと思っている」のに対して、「適正に評価されていない」と感じる人においては42.4%が「勤務先をブラック企業だと思っている」という結果になりました。自身の評価の感じ方によって自社がブラック企業か否かのイメージが左右されてしまう傾向もうかがえます。(図表I)

また「勤務先がブラック企業だと思う」と感じている回答者に対して勤続意欲との関連性について集計したところ、「今後も勤め続けたい」(回答率53.0%)が「勤め続けたくない」(同47.0%)を初めて上回り、勤務先がブラック企業であると感じていても半数以上の人が継続的に勤務することを望んでいる結果となりました。さらに勤続意識と年収の関連性をみたところ、勤務先がブラック企業だと感じているうち、年収300万円未満の場合のみ過半数が「今後も勤め続けたくない」と回答し、年収300万円以上の場合は過半数が「今後も勤め続けたい」と回答しています。
日本における平均年収(432万円、平成29年度民間給与実態統計調査より)に近しい、もしくはそれ以上の年収であれば勤務先に不満を感じていても勤め続ける人が多い傾向がうかがえる結果となりました。(図表J)

▼図表G ブラック企業意識
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_7.png
▼図表H 勤務先がブラック企業だと思う理由
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_8.png
▼図表I ブラック企業意識×評価の感じ方
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_9.png
▼図表J 勤続意欲×ブラック企業意識×年収
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_10.png


[総評]
新年度がスタートし就職、異動などによる環境の変化や大型連休明けの五月病など、仕事に対するモチベーションが変化しやすい時期にある中、「仕事・会社に対する満足度調査」にて、現代のビジネスパーソンが自身の仕事や会社に対してどれほどの愛着を持ち、勤労を継続するモチベーションに繋げているのかを調査しました。

本調査によれば3人に1人が現在の勤務先に「勤め続けたくない」と回答しており、前回調査から勤続意欲は低下傾向となりました。その最大の理由として挙げられているのが「給料の低さ」ですが、一方で高収入が必ずしも勤続意欲につながらず平均的な年収でも安定して得られる方が勤続意欲につながる傾向も表れています。

また「出世願望の高さ」や「仕事に対する評価の適正性」も勤続意欲につながる要因として結果に表れています。高い出世意欲を持って精力的に働き、その仕事ぶりを適正に評価されることは働く上で大きなモチベーションになるといえるでしょう。

さらにブラック企業意識調査においては、およそ3人に1人が勤務先をブラック企業だと感じており、サービス残業の多さや有休休暇の取りにくさがブラック企業と感じられる大きな要因となっています。驚くべきことに勤務先をブラック企業だと感じてもその半数以上が「今後も勤め続けたい」と回答していますが、勤務先をホワイト企業だと思う人の約7割が「今後も勤め続けたい」と回答していることを考えると、やはり勤務先がブラック企業であることは勤続意欲に影響しているといえるでしょう。

本調査の結果から、安定的な収入を得ながら出世意欲を持ち、仕事の結果に対して適正な評価を受けることが高い勤続意欲を生み、サービス残業や休暇の取りにくさなどに見られるブラック企業体質や、高収入であっても、それに見合わないほどの激務に対しては、勤続意欲が低下することがうかがえます。仕事や会社に対する満足度を向上させるために会社側は従業員の自主的なやる気に頼るだけでなく、安心して働ける職場づくりと仕事に対する適正な評価の実施が求められているといえます。昨今「働き方改革」が叫ばれているように、各企業においては働く人が高い意欲をもって働き続けることができる環境の整備に努めることが必要だといえるでしょう。


※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/


■リスモン調べ動画
今回発表の調査結果について、「2019年調べ 仕事・会社に対する満足度」動画を作成しました。2人のコメンテーターの掛け合いによる解説をお楽しみいただけます。
掲載サイトよりご覧ください! https://youtu.be/FgHyjGv7kiU

リスモン調べ動画キャプチャ
https://www.atpress.ne.jp/releases/184994/img_184994_11.png


[実施概要]
・調査名称 : 第6回「仕事・会社に対する満足度」調査
・調査方法 : インターネット調査
・調査エリア: 全国
・期間 : 2019年2月8日(金)~2月11日(月)
・調査対象者: 20~49歳の男女個人 600人
・有効回収数: 600サンプル


■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。
掲載サイトはこちら https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/


■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要にサービス分野を拡大し、各事業部門・子会社(与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービス)ごとに取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2019年3月末時点で12,158(内、与信管理サービス等6,195、ビジネスポータルサイト等3,135、その他2,828)となっております。
ホームページ: https://www.riskmonster.co.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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