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GfKジャパン調べ:2019年上半期 玩具の販売動向

@Press / 2019年8月1日 12時30分

GfK ジャパン(東京:中野区)は、全国の家電量販店、GMS、インターネット販売における2019年上半期(1-6月)の玩具*1 販売動向を発表した。

【概要】
・ 2019年上半期の玩具販売金額は前年比7%増。分類としてはゲームと女児玩具が市場をけん引
・キャラクター別では、「トミカ」「ポケットモンスター」「仮面ライダーシリーズ」「プラレール」の販売が伸長

【2019年上半期の分類別販売動向】
2019年上半期(1-6月)の全国の家電量販店、GMS、インターネットにおける玩具販売は金額前年比7%増となった(図1)。すべての分類において前年の販売金額を上回ったが、中でもゲームと女児玩具の分類が成長をけん引した。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/190155/img_190155_1.png
分類別の動向をみると、玩具販売金額の34%と最も大きな割合を占める男児玩具は前年比2%増となった。「トミカ」「仮面ライダーシリーズ」「プラレール」といったキャラクターの製品が販売金額を伸ばした。
販売金額の24%を占める基礎玩具は前年比1%増となった。ベビー玩具や幼児キャラクター玩具が前年を下回ったものの、 「LEGO」などのブロックや、「アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuper DX」、「ドラえもんステップアップパソコン」などのプレスクール玩具が堅調であったため、全体としては前年並みの販売を維持した。知育やプログラミング教育に対するニーズの高まりに伴い、プレスクール玩具の販売は拡大基調にある。ただし、子ども向けの教室、オンライン学習、体験イベントなど玩具購入以外の選択肢が広がっていることもあり、前年ほどの大幅な成長は見られなかった。
販売金額の20%を占める女児玩具は前年比9%増となった。前年下半期に大ヒットした「L.O.L. サプライズ!」シリーズの新製品が発売されたほか、 「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」関連製品の好調などが、女児玩具全体の販売増につながった。
販売金額の19%を占めるゲームは前年比25%増と急伸し、玩具市場全体の成長をけん引。「ポケットモンスター」などのトレーディングカードや、「たまごっちみーつ」、「すみっコさがし」といった小型液晶ゲーム機の新製品が人気を集めた。
販売金額の4%を占めるぬいぐるみ・人形は前年比15%増と好調であった。「WHO are YOU?」や「すみっコぐらし」など注目を集めた人気シリーズが拡大に寄与した。

【キャラクター別販売動向】
主要キャラクター別の販売金額ランキングでは、底堅い人気を持つ定番キャラクターが並んだ(表1)。「それいけ!アンパンマン」が前年に引き続き1位を堅持したものの、販売金額は前年同期をやや下回った。新たにTOP3にランクインした「ポケットモンスター」は、トレーディングカードの好調に加え、男児玩具でも堅調な販売をみせ、前年同期から5ランク上昇した。
下半期には「トイ・ストーリー」「アナと雪の女王」など、玩具販売の浮揚要因となった実績を持つ人気映画の最新作公開が続く。関連製品の販売拡大により、ランキングの動向がどのように変化するのか、注目が集まる。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/190155/img_190155_2.png

*1. テレビゲーム関連商品、ホビー関連商品、雑貨等を含まない純玩具



本プレスリリースのURL:
https://www.gfk.com/jp/insights/press-release/1919toy/

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GfKジャパン
URL: http://www.gfk.com/jp/

※弊社名を報道にて引用頂く場合は、「GfKジャパン」のほか、「GfK Japan」の表記でも結構です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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