業界初!余剰電力予測による自家消費最適化制御を新開発 ~SmartSCで蓄電池の「力」をフル活用~
@Press / 2019年9月25日 11時0分
株式会社YAMABISHI(本社:東京都大田区、CEO:蓮池 一憲)は、2019年9月に公共産業向けリチウムイオン蓄電システムYRWシリーズの新機能として、自家消費型太陽光発電システムの最適化制御SmartSC(※Smart Self-Consumption)を開発致しました。発電予測と負荷予測から導き出された余剰予測に基づき事前に蓄えた電力を消費させることで、蓄電池の高い充電率を維持しながら「余剰活用」を最大化します。また高い充電率を生かして「ピークカット」による電気基本料金の削減、災害発生時にはBCP対策として「重要負荷への電源供給」も最大化します。SmartSCは蓄電池がもたらす、これら3つの効果を各々最大化させる新技術として標準搭載され無償で提供致します。また既設品もソフトバージョンアップで対応致します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/193751/LL_img_193751_1.jpg
SmartSCロゴ
▼「新技術SmartSC」の概要はこちらから▼
https://www.yamabishi.co.jp/products/back_yrw/smartsc.html
▼「新技術SmartSC」のお問い合わせはこちらから▼
https://www.sotuu.net/yamabishi/release_smartsc20190924.html
◆蓄電池を併設した自家消費システムの効果
固定価格買取制度の調達価格低下を背景に自家消費型太陽光発電システムの需要が拡大しています。自家消費システムに蓄電池を併設することにより、「余剰活用」による電気使用料金削減、「ピークカット」による電気基本料金削減、災害発生時の「非常用電源」という3つの効果を得ることができます。さらに、「余剰活用」は太陽光の使用率を向上させるため低炭素化への貢献も期待できます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/193751/img_193751_5.png
電気使用料金削減
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/193751/img_193751_6.png
電気基本料金削減
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/193751/img_193751_7.png
BCP対策効果
◆蓄電池を併設した自家消費システムの課題
理想的な蓄電池併設型自家消費システムですが、蓄電池の「力」を最大化することが出来ない課題がありました。「余剰活用」は事前に放電されていないとフル充電となり発電制限となる一方、事前に充電されていないと「ピークカット」はデマンドオーバー、「非常用電源」は短時間しか電源供給できない相反する前提が存在します。余剰電力は変動するため「余剰活用」に蓄電池の大部分を割り当てると、「ピークカット」「非常用電源」に使用できる蓄電池が減り効果が制限されてしまいます。
◆「消費して蓄える」ことにより蓄電池の「力」を最大化
この課題のソリューションとして新技術SmartSCを開発致しました。余剰電力を予測して事前に蓄えた電力を消費させることで発電を制限しません。逆に曇天時や冬季など余剰電力が発生しにくい場合は高い充電率を維持するため、事前の充電が必要な「ピークカット」や「非常用電源」の効果を制限しません。「余剰活用」「ピークカット」「非常用電源」各々が蓄電池をフルに活用して最適に制御されます※1。主にコスト面を要因として蓄電池併設型自家消費システムの普及は遅れていますが、SmartSCにより蓄電池の全効果を最大限に発揮させることは採算性や有益性を向上させる「鍵」となります。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/193751/img_193751_4.jpg
課題解決
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/193751/img_193751_3.jpg
消費して蓄えるグラフ
当社海老名工場(神奈川県海老名市上郷3-14-12)にて、SmartSCを搭載したリチウムイオン蓄電システム「YRWシリーズ」の自家消費運用を開始致しました。実際の運用状況をご見学頂くことが可能です。また、SmartSCによる独自の自家消費シミュレーションも承っております。
YAMABISHIは、技術による価値の創造とスマートエネルギー社会の実現に努めて参ります。
※1:理論上は100%。実運用では余剰予測外れの対策として少量のバッファを確保。
▼「リチウムイオン蓄電システムYRWシリーズ」の詳細はこちらから▼
https://www.yamabishi.co.jp/products/back_yrw/index.html
◆当社工場設置システム 概要
型式 :YRW-750-100SH-15PV-426M2-100STWX
電圧 :三相3線 202V
出力 :100kW (連系)/100kVA (自立)
蓄電池 :426kWh
太陽光 :162kW
◆当社工場設置システム 特長
・新技術SmartSCによる自家消費運用
・コストパフォーマンスに優れた海外製リチウムイオン蓄電池を採用
・停電時には無瞬断(1/4サイクル以内)で自立運転に移行し重要負荷への電力供給を継続
・グラフィカルな「WEBみえる化システム」を標準搭載
・導入後5年間無償の遠隔監視サービス
◆株式会社YAMABISHI会社概要
商号 :株式会社YAMABISHI( http://www.yamabishi.co.jp )
代表者 :CEO 蓮池 一憲
本店所在地 :東京都大田区大森北2-4-18
設立年月日 :昭和33年3月
主な事業の内容:電源装置の開発・製造・販売
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
この記事に関連するニュース
-
社会インフラの維持補修工事に携わる第一カッター興業がリユースバッテリーを活用し、発電機の代わりとなるプロトタイプの可搬式蓄電池を共同開発
PR TIMES / 2024年4月10日 17時40分
-
V2H「EIBS Va-1(アイビス・ブイエーワン)」の発表およびマルチリンク蓄電システム「EIBS V(アイビス・ブイ)」の出荷開始について
共同通信PRワイヤー / 2024年4月8日 9時15分
-
「そのスマホ充電、間違ってます!」相次ぐバッテリー発火事故、ロスなく安全に「リチウムイオン電池」を使うには?
ORICON NEWS / 2024年3月30日 9時10分
-
株式会社Yanekaraが山梨県企業局の米倉山次世代エネルギーPR施設「きらっと」において電気自動車を用いたエネルギーマネジメントに関わる実証を開始
PR TIMES / 2024年3月29日 18時40分
-
BLUETTI、防水防塵ポータブル電源AC240を4月2日に発売 IP65水準設計であらゆる環境下の耐久性を備える
@Press / 2024年3月21日 16時30分
ランキング
-
1グリコ「チルド食品」出荷再開→再停止…システム障害で 乳製品・洋生菓子など、5月中旬の再開目指す【全文】
ORICON NEWS / 2024年4月19日 18時57分
-
2日本在留の外国人が日本で働きたくない理由 2位は「働く環境が悪い」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
-
3東証、一時1300円安 大幅反落、2カ月ぶり安値水準
共同通信 / 2024年4月19日 12時5分
-
4東証大幅反落、終値1011円安 中東緊迫、3年2カ月ぶり下げ幅
共同通信 / 2024年4月19日 17時36分
-
5格安スマホの利用者は約4割 実際に支払っている月額利用料金の2位は「2000円台」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください