富士フイルム 医療IT事業を拡大 国内医療情報システムメーカー 横河医療ソリューションズを買収

@Press / 2019年10月1日 8時45分

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、放射線科向け医療用ITシステムメーカーの横河医療ソリューションズ株式会社(本社:東京都杉並区、以下横河医療)の全株式を、本日、横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:奈良 寿)より取得しました。本日より、富士フイルムの100%子会社「富士フイルム医療ソリューションズ株式会社」として新たにスタートします。

◆詳細はWebページをご覧ください。
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1472.html?link=atp

横河医療は、2010年の設立以来、主に画像情報システムや放射線治療部門向け業務システムなどを「ShadeQuest(シェード クエスト)」シリーズとして開発・販売してきました。「ShadeQuest」シリーズは、主に国内の大学病院・大病院に導入され、医師や技師などのユーザーのワークフローに合わせた専用メニューの搭載や細やかなカスタマイズ対応により、業務効率化や情報の共有化が求められる医療現場で高い評価を得ています。

富士フイルムは、PACS(*1)(医用画像情報システム)「SYNAPSE 5(シナプス ファイブ)」をはじめ、CTやMRIなどの断層画像から高精度な3次元画像を描写し解析する「SYNAPSE VINCENT(シナプス ヴィンセント」、各診療科向けの情報管理システムや、病院内の診療データを統合し効率的に表示することで、診療業務の効率化を支援する「SYNAPSE VNA(シナプス ブイエヌエー)」など、さまざまな医療IT製品を世界中で提供しています。

昨今、市場では、画像診断装置の高性能化に伴う読影検査画像の増加によって、医師の負担が増えていることや、医師不足によって医療サービスの地域間格差が生じていることなどが課題となっており、効率的な診断を支援するソリューションが期待されています。富士フイルムは、このニーズに応えるべく、これまで蓄積した独自の画像処理技術に加えて、“REiLI(レイリ)”というブランド名称のもと、医療画像診断支援、医療現場のワークフロー支援に資するAI技術の開発と実用化を進めています。
今回、横河医療を100%子会社化することで、富士フイルムの医療ITシステムのラインアップを拡充するとともに、病院やクリニックなど幅広い医療施設への柔軟なカスタマイズ対応をさらに強化します。また、横河医療がこれまでに蓄積した知見や医療現場のニーズを富士フイルムのAI技術の開発に生かすことで、医師のさらなる業務効率化を支援します。

富士フイルムは、今後もさまざまな医療現場のニーズにこたえる幅広い製品・サービスを開発・提供することで、さらなる診断の効率化と医療の質の向上、人々の健康の維持増進に貢献していきます。

*1 PACS(Picture Archiving and Communication System)

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