ポルシェ、ANSYSのテクノロジーを使用してフル電動レースカーでフォーミュラEのチャンピオンシップを狙う
@Press / 2019年11月26日 14時30分
ピッツバーグ、2019年11月21日 - TAG Heuer Porsche Formula E( https://www.porsche.com/international/motorsportandevents/motorsport/formulae/?utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_campaign=global-pr&utm_content=porsche-motorsport )チームは、ANSYS( https://www.ansys.com/?utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_campaign=global-pr&utm_content=porsche-motorsport 、NASDAQ:ANSS)と新たに協業し、2019/2020 ABB FIAフォーミュラEチャンピオンシップ獲得に向けてレースを進めています。
Porsche Motorsport( https://www.porsche.com/usa/motorsportandevents/motorsport/?utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_campaign=global-pr&utm_content=porsche-motorsport )社のエンジニアは、ANSYSの産業界をリードするシステムレベルのシミュレーションソリューションを使用して、ポルシェ史上初のフル電動レースカーであるPorsche 99X Electricの先進的な電動パワートレインのエネルギー効率を大きく高めています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/199572/LL_img_199572_1.jpg
TAG Heuer Porsche Formula E Team
大都市のシティセンターに設けられた過酷な市街地コースでの高速加速はPorsche 99X Electricのパワートレインに大きな負担をもたらします。規定されたシャシーとバッテリーを用いる中で、エンジニアはパワートレインとそのサブシステムおよびコンポーネントをカスタマイズし、スタートからフィニッシュまで最大のエネルギー効率と車両性能を引き出すことができます。
ANSYSのシステムレベルのソリューションはPorsche 99X Electricに大きな競争力を与え、ポルシェのエンジニアは次世代のポルシェE-パフォーマンスパワートレインを生み出すことができます。これによりその重要なサブシステムとコンポーネントに最大レベルのエネルギー効率をもたらすことが可能となり、モータとパワーエレクトロニクスの効率が最大になり、損失が大きく減少します。
レーストラックで証明した後、ポルシェはPorsche 99X Electricのパワートレインを活用してエンジニアリングの障壁を取り除き、市販の電動自動車時代の到来の先導役となるでしょう。この車両の800ボルト技術は、現在フル電動自動車のPorsche Taycanの量産に使われています。
「ANSYSのシステムレベルのシミュレーションはポルシェE-パフォーマンスのパワートレインのモータ、ギアボックス、パワーエレクトロニクスおよび制御ソフトウェアの最適化に大変役立っており、Porsche 99X Electricが可能な限りのエネルギーをセーブしながら長距離をこれまでにないスピードで走行することを可能にしています。これまでに例のないエネルギー管理を行うことで、このパワートレインはレース中のドライバーに数多くの戦術上の選択肢を与え、車の限界に挑むことを可能とし、競争力を高める決定的な要因となっています。」(Porsche Motorsport社、Vice President、Fritz Enzinger氏)
「Porsche Motorsport社はレース勝利のための基準を打ち立て、当社はPorsche 99X Electricの電動パワートレインを革新し、新しいEモビリティの障壁を取り払い、ポルシェチームがフォーミュラEでの勝利に突き進むことの支援ができることを誇りに思っています。競争上の大きな優位性をもたらすANSYSのシステムレベルのシミュレーションは、Porsche 99X Electricのエネルギーロスを大きく削減し、電動効率を大きく高め、過酷なレース中に最大のパワーを発揮することを実現します。」(ANSYS、シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Shane Emswiler)
■ANSYSについて
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、ANSYSのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。ANSYSは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、ANSYSは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたANSYSは、本社を米国のペンシルバニア州ピッツバーグ南部に置いています。
詳細は、 https://www.ansys.com をご覧ください。
ANSYS、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。
アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。
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プレスリリース提供元:@Press
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