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沖縄県内ホテル事業者の人材不足解消の為、ミャンマーにてホテル人材専門クラス設置へ

@Press / 2019年12月24日 14時0分

ミャンマー人専門人材紹介会社 株式会社ジェイサット(本社:ヤンゴン、以下 J-SAT)グループは、入域観光客数の増加によって特に深刻な状況にある沖縄県内ホテル事業者の人材不足解消の取り組みとして、株式会社琉球銀行(頭取:川上 康)及び株式会社人材派遣センターオキナワ(代表取締役社長:當山 司)と連携し、株式会社カヌチャベイリゾート(代表取締役社長:白石 武博)へ特定技能外国人を紹介いたしました。


■海外試験からの「特定技能1号」在留資格保有者として初めて入国する外国人を目指す
外国人就労の在留資格「特定技能1号」の宿泊業技能測定試験が2019年10月29日海外試験として初めてミャンマーで行われました。238名が受験し85名が合格しました。合格者のうち2名が株式会社カヌチャベイリゾートに内定。海外試験から在留資格「特定技能1号」で入国する初めての外国人を目指しています。

■ミャンマーにて沖縄県内ホテル業者向け専門クラスを開設予定
来春にも宿泊業が外国人技能実習法に基づく技能実習制度の「技能実習2号」の移行対象職種に追加されると言われており、今回内定したミャンマー人2名を皮切りに、「特定技能1号」及び「技能実習生」として沖縄県内ホテル業者向けの専門クラス開設を予定しています。対象者は沖縄県内ホテルでの勤務・研修を希望する大学卒業者の20代前半の若者で、基本的な日本語のほか、敬語や専門用語、マナー、沖縄の文化・風習なども教えます。

■日本のホテル業に向くミャンマー人の理由
ミャンマーは2015年に民主化したものの、まだまだ経済発展段階にあり、2018年度はミャンマー国内就職者約20万人に対し、海外就職者数23万人になるなど、ミャンマー国内における就職口が少なく優秀な人材を確保することが容易な国情にあります。戦前はイギリスの植民地化であったこともあり、5歳児から英語の授業を受け、高校の教科書や大学入学試験は英語です。さらに、ミャンマー語は日本語の文法と酷似していて、日本語の覚えが早く、日本語力と英語力はインバウンドが盛んなホテル業界にとって魅力的です。

■ミャンマーの若者にとって憧れの人気職種はホテル業
外資系ホテルとしては1996年からシャングリラホテル(当時トレーダースホテル)、ホテル日航などが開業し、当時は数少ない外資系企業としてホテル業は長らくミャンマーの若者にとっては憧れの職種です。ヤンゴン市内、ホテルオークラ、ペニンシュラホテル、シェラトンホテル、ウェスティンホテルなどが2021年度開業を目指し現在建設中で、今も高い人気を誇っており、優秀な人材が集めやすい環境にあります。

■急増するミャンマー人日本語学習者とその背景
2010年に民政移管し、2015年に民主化したミャンマーでは、鉄道改修事業や工業団地整備から初等教育カリキュラム改訂プロジェクトなど市民の目に見える日本政府からの援助が活発です。ミャンマー日本商工会議所会員数は2011年の53社から2019年現在までで約7.6倍に増えるなど、日本に対するイメージは急騰しており、日本企業で働きたいという若者が増えたことで、ここ5年で日本語能力試験(JLPT)の受験者数が9倍に増え、東南アジアではベトナムに次いで第2位まで浮上してきました。さらに、日本における人材不足からミャンマー人を採用する動きが加速しており、2019年度12月に行われたJLPT受験者は約38,000人と言われています。

日本語能力試験(2018年第2回(12月)受験者数)
https://www.atpress.ne.jp/releases/201784/att_201784_1.pdf


■沖縄県内ホテル事業者の人材不足解消へ向けた取り組み
琉球銀行は、今回の特定技能外国人の紹介を契機に、沖縄県内ホテル事業者の人材不足解消へ向けた取り組みをより一層強化していく予定で、J-SATはミャンマーにてホテル人材発掘及び育成をし、紹介を通して連携をしていきます。

1.概要
琉球銀行は、ミャンマーで日本語学校を運営する株式会社ジェイサット(代表取締役:西垣 充)、株式会社人材派遣センターオキナワ(代表取締役社長:當山 司)と連携し、株式会社カヌチャベイリゾート(代表取締役社長:白石 武博)へ特定技能外国人を紹介いたしました。

2.関係者
(1)株式会社ジェイサット:特定技能外国人の育成および紹介
(2)株式会社カヌチャベイリゾート:特定技能外国人の受け入れ企業
(3)株式会社人材派遣センターオキナワ:株式会社ジェイサットとの沖縄側の対応窓口
(4)琉球銀行:関係者の取りまとめ

3.特定技能外国人の受け入れ内容
(1)勤務地:株式会社カヌチャベイリゾート
(2)受け入れ人数:2名(予定)
(3)勤務開始:2020年度中(予定)


■株式会社ジェイサット(J-SAT)
1998年創業。資本金10万ドル。従業員169名。リサーチからビジネスマッチング、視察手配、会社登記、運営管理などから人材派遣等ミャンマー進出支援の一括サポートを行っています。大阪府ビジネスサポートデスクやJETROプラットフォームコンサルタントを担当するなど、これまで500社以上の進出支援実績があります。進出した日系企業の80%が同社人材紹介を利用し年間約4000名の大卒者を紹介するなど、ミャンマーに進出した日系企業へのミャンマー人材支援で圧倒的シェアを占めています。また、人手不足が深刻な日本へ、高度人材(エンジニア)や日本語が話せる大卒技能実習生に日本語やビジネス教育を行う、ミャンマー最難関のJ-SATアカデミーを運営し、日本にミャンマー人を紹介・派遣しています。
視覚障害者によるマッサージ店経営を行うなどのソーシャルビジネスも手掛け、幅広くミャンマーの発展に寄与しています。

代表取締役: 西垣 充
所在地 : Room 1210, 12A Floor, Sakura Tower, No.339
Bogyoke Aung San Road,Kyauktada T/S, Yangon, Myanmar
事業内容 : ミャンマー進出・人材支援、旅行・視察手配、視覚障害者支援
Tel : +95-1-255925【代表】
Fax : +95-1-255925
E-mail : info@j-sat.jp
URL : http://j-sat.jp


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プレスリリース提供元:@Press

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