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<知るほど得する大腸レポート 第3弾>アスリートの身体づくりに注目!海外遠征中は食生活の乱れで腸内フローラは悪化する?

@Press / 2020年2月7日 10時0分

人体の腸内細菌叢(そう)をDNA解析によって評価することで、健康状態や生活習慣レベルを検査し、セルフケアに貢献するサービスを開発・提供している株式会社サイキンソー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:沢井 悠)は、大腸ケアの啓蒙活動の一環として『大腸』にまつわる情報を数回に分けてレポート展開しています。

第3弾のレポートテーマは『アスリートの腸内細菌』です。2020年、ますます健康的な身体づくりに注目が集まっています。そこで今回、当社の腸内フローラ検査キット「Mykinso」を使用し、日本体育大学体育学部 准教授の岡田 隆氏の協力のもと、岡田氏を含む20代~40代の身体づくりに尽力するアスリートの腸内細菌叢の検査をしました。また、既存状態から腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維を2週間意識的に摂取したあとの腸内細菌叢のバランスの変化や、海外遠征直後の腸内フローラを検証しました。


<Mykinsoによる腸内フローラ判定結果(A~Eの5段階評価)>
腸内フローラ(細菌叢)を構成する各菌の特徴より関連づけられた4つの指標(多様性、短鎖脂肪酸、腸管免疫、口腔常在菌)から、腸内細菌を構成する菌のバランスを算出し、腸内環境の良し悪しを総合的に判定するものです。結果はA~Eの5段階評価で、D判定は大腸劣化予備軍、E判定は腸内細菌叢のバランス崩壊が起きている大腸劣化の状態と判定されます。

A判定:多様性も有用菌も十分にありバランスの取れた良い菌叢
B判定:多様性および酪酸産生菌ともに平均以上の値で、バランスのとれた標準的な状態
C判定:標準的だが改善の余地がある菌叢
D判定:菌種数および一部の有用菌がやや少ないため、バランスがやや偏った菌叢
E判定:有用菌が全般的に少なく、バランスが偏った菌叢

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_1.jpg
腸内フローラ検査の結果サンプル

<腸内フローラ検査結果>
(1)水溶性食物繊維摂取前後の腸内フローラ (20代女性/アスリート)
既存状態での検査結果はB判定でしたが、水溶性食物繊維を2週間意識的に摂取したあとはA判定に改善されました。その理由としては、ビフィズス菌と酪酸産生菌の増加による短鎖脂肪酸指標の向上ではないかと考えられます。短鎖脂肪酸とは、腸内にもともと棲息するビフィズス菌や酪酸菌が水溶性食物繊維をエサとして産生される成分で、腸管のエネルギーとなり大腸の蠕動運動を促したり、免疫力を高める働きがあり、近年注目を集めています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_2.jpg
判定結果(20代女性/アスリート)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_3.jpg
短鎖脂肪酸指標(20代女性/アスリート)

(2)海外遠征直後の腸内フローラ (20代男性/トップアスリート)
海外遠征直後の腸内フローラ検査はE判定でした。腸内細菌の多様性は平均的ですが、全体のバランスが悪い状態です。トップアスリートともなると海外遠征に出向く機会も増えますが、そこでの食事はホテルのビュッフェ形式が多く、野菜が不足しがちな洋食傾向に。また、生活環境の変化に伴うストレスも少なからず影響していると考えられます。このことから、腸内環境は食事と生活環境に密接していることが示唆されました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_4.jpg
判定結果(20代男性/トップアスリート)

(3)岡田 隆氏の腸内フローラ (40代男性)
20代のアスリート同様、既存状態での検査結果はB判定でしたが、水溶性食物繊維を2週間意識的に摂取したあとはA判定に改善されました。岡田氏の場合、腸内細菌の多様性指標として保有菌の種類が増加し、短鎖脂肪酸指標では酪酸産生菌が増えたことで改善がみられたと考えられます。酪酸産生菌は、腸管内のエネルギー源となり、大腸疾患リスクを低減する可能性など新たな発見が多数報告されており、長寿に関わる菌として近年注目を集めています。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_5.jpg
判定結果_岡田 隆氏

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_6.jpg
多様性指標_岡田 隆氏

<岡田 隆氏コメント>
岡田 隆(おかだ たかし)
日本体育大学 体育学部 スポーツコンディショニング研究室 准教授
2016年4月より日本体育大学 体育学部 運動器外傷学研究室 准教授に着任し、現在に至る。現在、トップスポーツの最前線にも携わっており、日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)、日本委員会科学サポート部門員、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、日本ボディビル&フィットネス連盟選手強化委員などを務めている。2016年8月にはリオ五輪に帯同し、井上 康生監督率いる柔道全日本男子チームの史上初全階級メダル制覇に貢献した。

自分の腸内環境を知ることで、食事・生活習慣の改善策が見えてくる!
「スポーツを行う中で、自身のコンディションを上げるために食事は非常に重要だと考えています。
その食事に左右されるのが腸内環境。身体を絞る際に食事制限をすることもありますが、どうしても便秘傾向になりがちでした。今思えば、腸内環境が悪化していたのかもしれません。
今回、「Mykinso」で自分の腸内フローラを検査することで、菌叢のバランスや不足しているものが分かりました。腸内フローラ検査となると大変そうなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、検査キットで自分の便を採取して郵送するだけです。また、思った以上に手軽且つ明確な改善策がデータとして送られてくるので、大変便利なサービスだと感じました。
また、今回、水溶性食物繊維を意識的に摂取することでB判定からA判定に向上しました。今後も腸内細菌とそのエサを意識しながら、腸内環境を整えキープしていきたいですね!」

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_8.jpg
岡田 隆氏

■まずは自分の腸内細菌叢を把握する、腸内フローラ検査キット『Mykinso(マイキンソー)』
腸の健康への関心の高まりを背景に、自宅にいながら腸内フローラ検査が受けられるキットが登場しています。「Mykinso」は、当社が提供している検査キット。少量の便を採取して送るだけで、DNA解析による腸内フローラ分析が受けられます。検査キットは個人で購入して、web上のマイページから結果を確認できる「Mykinso Gut Online(旧 Mykinso Personal)」と、導入医療機関を通して受ける「Mykinso Gut(旧Mykinso Pro)」の2種類があります。

医療機関を通して受ける「Mykinso Gut」では、腸内フローラの状態をスコア化した腸内フローラ判定(A, B, C, D, Eの5段階評価)を知ることができます。Dは大腸劣化の予備軍、E判定は腸内フローラのバランス崩壊が起きている大腸劣化が疑われます。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_9.jpg
Mykinso検査キット

■「Mykinso」利用者、導入医療機関が拡大中
2015年のサービス開始より利用者は伸び続け、2019年は対前年比約1.7倍に。また、「Mykinso」を導入する医療機関も増えており、全国400を超える施設で導入されています。消化器内科専門病院では、疾患の再発率低下等の効果が得られた施設もあります。

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/205077/LL_img_205077_10.jpg
検体数推移グラフ

■株式会社サイキンソー概要
会社設立 : 2014年11月19日
事業内容 : 人体の腸内細菌叢をDNA解析・評価してセルフケアに貢献するサービス提供
所在地 : 東京都渋谷区代々木1-36-1 オダカビル2階
代表取締役: 沢井 悠(さわい ゆう)
共同研究先: 理化学研究所、大阪大学微生物病研究所
URL : https://cykinso.co.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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