何気ない日常のなかに静かなドラマを見つける名人。ノンフィクション作家・星野博美の初期傑作3作を電子化、3月19日より一挙配信!

@Press / 2020年3月18日 9時30分

文藝春秋電子書籍編集部は、ノンフィクション作家・星野博美の著書『謝々!チャイニーズ』、『銭湯の女神』、『のりたまと煙突』を電子書籍として配信いたします。2020年3月19日(木)より、各電子書店にて順次配信開始です。
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「何気ない日常のなかに静かなドラマを見つけるのが抜群にうまい」(斎藤美奈子)
「私は星野博美という人の、目線の先をいつも追いたいのである」(角田光代)
その的確な洞察力と端正な文体で、同業の作家や評論家から絶大な支持を受けている星野博美さん。2001年に『転がる香港に苔は生えない』で大宅賞を、2012年に『コンニャク屋漂流記』で読売文学賞を受賞。エッセイから紀行文、ルポルタージュまで、幅広い分野で執筆活動を行っています。

今回電子化されるのは、長らく絶版状態だった星野さんの初期作品群。
『謝々!チャイニーズ』は、開放政策に沸いていた頃の中国が舞台のデビュー作。1993年、星野さんはベトナム国境から上海まで、華南地方を埃だらけの長距離バスに乗って旅をします。急激な自由化の波に翻弄される国で出会った人々の肖像が、みずみずしいタッチで描き出されます。著者が自ら撮った写真が、電子版ではカラーで収録されているのも見逃せません。

『銭湯の女神』は、2年にわたる香港での滞在から帰国し、東京で一人暮らしを始めた星野さんが感じた違和感──まるで自分の存在そのものが異物になってしまった──を独自の視点で綴った散文集。銭湯とファミリーレストランを周遊する暮らしから芽生えた思いを、39のエッセイとしてスケッチします。
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『のりたまと煙突』は、まるで短篇小説のようなエッセイ集。星野さんはさまざまな猫たちとの出会いと別れを経験し、生と死、そして忘れえぬ過去の記憶へと思いをめぐらせていきます。さりげない日常からつむぎ出されるエッセイの一つ一つに、現代への警鐘と内省がにじみます。
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「いまの自分からすると、あまり振り返りたくない時代である。この三冊も、読み返すことはめったにしない。たとえるなら、あまり目につくところに置きたくない、思い出のつまった玉手箱。どこにしまってあるかは把握していて、大掃除のたびに開けては、思い出にひたるが、また閉じてクローゼットの奥にしまう。でも、絶対に捨てることはできない。これらがいまの自分の土台になっていることは確かだからだ」(電子版序文より)

ファミレスで、近所の公園で、100円ショップで、人生の瞬間と現代を鋭く見すえる──。他のどんなエッセイストや小説家ともひと味もふた味も違う、独自の星野ワールドをぜひ堪能してください。

■書誌情報■
書名:謝々!チャイニーズ
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1676794200000000000N
価格:800円・税込(※電子書店によって異なる場合があります)

書名:銭湯の女神
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1676568800000000000Y
価格:609円・税込(※電子書店によって異なる場合があります)

書名:のりたまと煙突
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1677537500000000000I
価格:950円・税込(※電子書店によって異なる場合があります)

配信開始日:2020年3月19日(木)
主要販売電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店

■著者プロフィール■
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星野博美(ほしの・ひろみ)
1966年、東京都生まれ。ノンフィクション作家、写真家。2001年、『転がる香港に苔は生えない』で第32回大宅壮一ノンフィクション賞受賞、12年、『コンニャク屋漂流記』で第63回読売文学賞「随筆・紀行賞」受賞。著書に『謝々!チャイニーズ』『銭湯の女神』『のりたまと煙突』『迷子の自由』『愚か者、中国をゆく』『島へ免許を取りに行く』『みんな彗星を見ていた』『戸越銀座でつかまえて』『今日はヒョウ柄を着る日』、写真集に『華南体感』『ホンコンフラワー』がある。



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プレスリリース提供元:@Press

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