1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

【六甲高山植物園】5/30(土)より営業再開高山植物の女王 コマクサが見頃です!

@Press / 2020年6月3日 16時15分

高山植物の女王「コマクサ」
六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治 阪神電気鉄道株式会社100%出資)が六甲山上で運営を行っている「六甲高山植物園」では、高山植物の女王「コマクサ」が見頃を迎えました。

瑠璃色の葉と、あでやかな桃色の花との調和が素晴らしい可憐な姿が人気の一方、険しい高山の砂礫地に咲くという一面も持っており、気温の高い関西での栽培は困難です。
当園では、昨秋、ロックガーデンの約30平方メートルのコマクサ展示エリアの栽培用土を入れ替え、高山の環境に似せ石を配置するなどの大規模な環境整備を数十年ぶりに行いました。コマクサに適した生育環境が整ったことで、約300株のコマクサが一斉に咲く様子をご覧いただけます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/214819/img_214819_1.jpg

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/214819/img_214819_2.jpg
◆コマクサ(ケシ科)
北海道、本州(中北部)に分布する日本の高山植物を代表する花です。高さは約10cm、花は径約2cmですが、地中に伸びる根は、1mにもなります。他の植物が生育できないような岩場に、どの草とも一緒にならず孤高を守って咲いています。当園に咲く「コマクサ」の見頃は6月下旬ごろまでの見込みです。

現在見頃のお花たち
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/214819/img_214819_3.jpg

エーデルワイス(キク科) 見頃:6月中旬まで
アルプスに咲く銀の星
ヨーロッパアルプスを代表する高山植物で、標高3,000~3,500mの日当たりのよい岩場や草原に自生しています。映画『サウンド・オブ・ミュージック』に代表される歌の内容からも想像できる通り、ヨーロッパの人々にとって大切な花で、「アルプスの星」「銀の星」と呼ばれ、登山家にとっては勇気を示すシンボルでもあります。エーデルワイスの名前はドイツ語で「高貴な白」という意味の愛称です。
エーデルワイスの仲間は世界に約50種が知られています。ヨーロッパにはエーデルワイス1種のみで、ほとんどがユーラシア大陸に分布しています。
日本の高山に生息するものはウスユキソウと呼ばれ、園内でもホソバヒナウスユキソウが見頃です。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/214819/img_214819_4.jpg

クリンソウ(サクラソウ科) 見頃:5月下旬まで
約6,000株 絶滅危惧種のお花畑
谷間の水のほとりや山間の湿地に生える多年草です。大きいものは高さが80cmにもなり、日本に産するサクラソウの中では最大のものです。1本の花茎に2cm前後の花を輪状につけ、さらにこの輪が何段にも咲きあがっていく姿を仏塔の上の「九輪」に見立ててこの名が付きました。しかし、クリンソウの花輪は“9輪”にはならず、“7輪”程度です。
兵庫県では、生息地の環境破壊や園芸目的の採取などが原因で数を減らしており、兵庫県版レッドリストではBランクに指定されています。
当園では、2018年にクリンソウの咲く湿生植物区をリニューアルし、約6,000株のクリンソウがピンク色の絨毯のように咲き誇る様子をご覧いただけます。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/214819/img_214819_5.jpg
ギンリョウソウ(ツツジ科) 見頃:6月上旬まで
梅雨の林床に咲く寄生植物
腐植質の多い落葉広葉樹林に生える多年草で、高さ10~20cm、花茎の先に花を1個だけ咲かせます。葉緑体を一切持たず、全体が白色をしているため、漢字では「銀竜草」と書きます。梅雨の薄暗い林床でひっそりと咲く様子は別名の「幽霊茸」がぴったりです。
植物の多くは葉緑体を持ち、光合成をして自ら生きるための栄養を作り出しますが、ギンリョウソウは光合成能力を捨てた変わり者の植物です。落ち葉や枯れ枝を分解する菌類に寄生し、すべての栄養を菌類から得て生きています。このような特異な生態のため栽培するのは難しく、様々な条件が整った自然度の高い園内だからこそ見られる植物だといえます。
今年は5月下旬より咲き始め、6月上旬まで見られる見込みです。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/214819/img_214819_6.jpg
5/30(土)~6/28(日) 「天空の花さんぽ」初開催!
期間中は約100種10,000株の山野草・高山植物がつぎつぎと開花し、新緑の園内を美しく彩ります。また、イラストレーター「いとうあつき」の作品を展示するイラスト展の開催やオリジナルコラボグッズの販売を行います。
【期間】5/30(土)~6/28(日)※期間中無休
【時間】10:00~17:00
【参加費】無料(別途入園料要)


◆営業概要
【開園期間】5月30日(土)~11月23日(月・祝)
【休園日】不定休(HPをご確認ください。)
【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)
【入園料】大人(中学生以上)700円/小人(4歳~小学生)350円


六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com

リリース https://www.rokkosan.com/wp-content/uploads/2020/06/0361ae4b7c994d60a71f53ff8cffc5c4.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1



詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

コマクサ(ケシ科)エーデルワイス(キク科)クリンソウ(サクラソウ科)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください