トーヨーケム、粘着剤でバイオマス度80%を達成
@Press / 2020年6月10日 17時45分
トーヨーケム株式会社(代表取締役社長:町田 敏則、東京都中央区)は、パッケージやラベル、テープに使用するバイオマス度80%の高バイオマス粘着剤および、再剥離性を有するバイオマス粘着剤を開発いたしました。
トーヨーケムは業界に先駆け2018年にバイオマス度20%の粘着剤を開発し販売中ですが、この度、粘着剤の主要原料であるポリマーをバイオマス原料から合成することで、粘着剤としては画期的なバイオマス度80%を実現いたしました。バイオマス度80%の粘着剤を使用すると、従来からの石油由来粘着剤と比較して粘着剤燃焼時に約40%のCO2を削減することができます。(※)
また、従来バイオマス粘着剤では困難であった再剥離の機能を付与した粘着剤も新たにラインナップへ加えました。
トーヨーケムの粘着剤は、生分解、バイオマス、ハイソリッド、水性など様々なアプローチによる環境対応製品をラインナップしております。トーヨーケムはポリマー・テクノロジーから生まれた要素技術を、お客様のニーズとマッチングさせ、イノベーション製品を開発することで環境負荷を低減し、循環型社会の実現へ向けて貢献していきます。
※ IDEA version 2.2を優先して利用していますが、一部自社ルールにて算出しています。
■製品ラインナップ
当社従来品
グレード :強粘着
バイオマス度:20%
樹脂タイプ :アクリル
高バイオマス
グレード :強粘着
バイオマス度:80%
樹脂タイプ :ウレタン
高バイオマス
グレード :強粘着
バイオマス度:75%
樹脂タイプ :アクリル
再剥離タイプ
グレード :中粘着・弱粘着
バイオマス度:10%
樹脂タイプ :アクリル
再剥離タイプ
グレード :微粘着
バイオマス度:10%
樹脂タイプ :ウレタン
アクリル樹脂タイプ:オリバイン(R)シリーズ
ウレタン樹脂タイプ:サイアバイン(R)シリーズ
■バイオマスとカーボンニュートラル
植物由来の資源を原料の一部に使用する粘着剤をバイオマス粘着剤といい、製品の乾燥重量中に占めるバイオマス原料の割合をバイオマス度といいます。バイオマス粘着剤は、原料の植物が成長する過程でCO2を吸収するため、廃棄の際に燃焼したとしても全体としては地球温暖化の原因となるCO2量が増加しない「カーボンニュートラル」の考え方に基づいています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/215385/LL_img_215385_1.png
カーボンニュートラル 図解
※ TOYOCHEM、TOYOCHEMロゴ、オリバイン、およびサイアバインは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。
■本件に関するお問い合わせ先
<報道・出版関連、その他一般の方々>
トーヨーケム株式会社
包装・工業材営業本部 営業1部 営業1課
担当:木村
TEL :03-3272-5745
東洋インキSCホールディングス株式会社
グループ広報室
TEL : 03-3272-5720
MAIL: info@toyoinkgroup.com
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プレスリリース提供元:@Press
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