ブレーキとアクセルの踏み違え事故をなくす会、踏み違え経験のある運転者から意見募集を開始

@Press / 2020年7月21日 11時0分

頻発する「踏み違え事故」の根絶に向けて活動を行っている「ブレーキとアクセルの踏み違え事故をなくす会」(所在地:茨城県日立市、発起人:高木 太郎、以下 当会)は、2020年7月21日(火)、同会のウェブサイトに「踏み違え経験者の声」というページを設置し、実際に踏み違えを経験したことのある運転者から広く意見を募る取り組みを開始しました。

URL: http://www.stop-fumichigae.org/

「踏み違え事故」とは、オートマチック・トランスミッション自動車(AT車)に特有の交通事故であり、本来ブレーキペダルを踏み、自動車を減速させなければならない局面であるにもかかわらず、運転者がアクセルペダルを踏み続けることによって発生する事故のことです。自動車が暴走して重大事故に発展し、貴重な人命が失われることも少なくありません。しかしながらその原因は正確には明らかになっておらず、現状では有効な対策も打てていません。

当会は、事故発生時に何が起きていたのかを共有することで、踏み違え事故の本当の原因を突き止めるとともに、事故を減らすための啓発活動にも役立てていきます。


■頻発し続ける踏み違え事故と当会の取り組み
踏み違え事故は1988年に米国で報告されて以来、今日に至るまで根本的な対策が打たれないまま発生し続けています。日本国内では最近10年間で50,000件以上の踏み違え事故が発生していて、そのために450名以上が死亡、3,000名以上が重傷を負っています。自動車に安全装置を搭載するなどの対策が推奨されていますが、事故を大幅に減らす結果には結びついていません。

当会「ブレーキとアクセルの踏み違え事故をなくす会」は、このような踏み違え事故を根絶させるため、本年6月に設立された非営利団体です。踏み違え事故の発生原因の科学的な究明と、踏み違え事故をなくすための啓発に取り組んでいます。

【ブレーキとアクセルの踏み違え事故をなくす会 概要】
代表者 : 発起人 高木 太郎
所在地 : 茨城県日立市
設立 : 2020年6月
ウェブサイト: http://www.stop-fumichigae.org/
電子メール : info@stop-fumichigae.org

<活動内容>
踏み違え事故に関する調査・研究
当会ウェブサイトの設置・運用
その他、下記の「主張」と「目標」に沿った活動

<当会の主張>
踏み違え事故は他の高齢運転者事故と区別して対策するべきです。
踏み違え事故は自動車の設計や運用方法を見直すことでなくせます。
踏み違え事故は運転者が正しい知識を持つことで減らせます。

<当会の目標>
踏み違え事故を専門に扱う研究を促し、真の原因を科学的に解明する。
踏み違え事故を根本的になくすことのできる自動車や安全装置を普及させる。
踏み違え事故についての正しい知識の啓発を促し、運転者に広く知らせる。


■踏み違え事故に対する誤解と弊害
踏み違え事故についてはこれまで、事故の原因を当事運転者の人的な要因に求め、すべての責任を運転者個人に負わせて処理するのが一般的でした。その背景には「踏み違えは運転者の努力によって避けることができるにもかかわらず、運転者がその努力を怠ったために事故が生じた」という考え方があります。

これに対して当会は、踏み違え経験者の証言や工学的な知識をもとに考証を重ね、この考え方が誤りであることを指摘しています。誤った考え方からは正しい対策が生まれません。事故をなくすことができないだけでなく、人権侵害や社会分断を作り出すことにもなります。踏み違え事故をなくすには、世の中に広まった誤解を解き、正しい認識を広めることが必要です。


■踏み違え経験者から意見を募る意義
当会は「踏み違え事故は、運転者(人)と自動車(機械)を組み合わせた全体(システム)が、時に不安定になる特性を持っていることによって生じる」という仮設を立てています。別の言い方をすると、「自動車の設計が、あらゆる運転者の人間工学的な特性、運転中のあらゆる場面を想定した設計になっていない」ということです。この仮説を検証しようとすると、運転者の心理的・運動的な特性を深く知る必要があり、それには実際に踏み違えを経験した運転者から意見を聞くことが重要な手段になります。

現状では運転者が、踏み違えを起こしたことを恥として隠したり、事故の罪悪感から真実を語りにくかったりして、正確な考証を進めるのに充分な情報を集めることが困難でした。しかし真の原因を究明するには、踏み違えの経験を持つ運転者が自由な意見を述べることのできる場が必要です。

幸い事故に至らなかった踏み違えそのものの発生件数は、上記の事故発生件数の1,000倍以上に達する可能性もあります。踏み違えによって怖い思いをした人は少なくないはずです。多くの方から「踏み違え経験者の声」ページにご意見をいただき、踏み違え事故をなくすための研究活動や啓発活動に役立てたいと考えています。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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