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「肥満は万病のもと」肥満と新型コロナウイルスの関係

@Press / 2020年7月31日 19時30分



ダイエット専門院・渋谷DSクリニック(運営会社:医療法人社団 甲和会、東京都、理事長:林博之)は、7月31日に【ダイエット通信 vol.9】を公開しました。
再び感染者数が増加の一途を辿る新型コロナウイルスと、「肥満」の関係についてお伝えいたします。


肥満は「慢性炎症」


画像 : https://newscast.jp/attachments/l1FCBIa0OEHa4K3ON2G3.jpg


肥満が招く健康への悪影響は様々に知られていますが、肥満は「慢性炎症」の状態とされています。


慢性炎症とは


ウイルスの感染やがん細胞など、体は組織に異常が生じると炎症性サイトカインというシグナルをだし、免疫細胞を発動させます。この免疫細胞をコントロールするメカニズムにエラーが起きると、慢性炎症が発症します。通常、免疫細胞は活性酸素を用いて異常(異物)を攻撃しますが、慢性炎症の状態では免疫細胞が活性酸素を出し続け、逆に周囲の組織を破壊し、さらに組織の繊維化や、組織の細胞の構造変化を引き起こし、最終的には臓器の機能障害(心不全・腎不全・アルツハイマー、さらにはがんなどの発症、進行、重症化)をもたらします。


「サイレントキラー」慢性炎症、要因は脂肪細胞の肥大化


慢性炎症は急性炎症と異なり、発熱や痛み・赤みなどの症状を伴わないことと、経過は長いものの発覚した時には病状が深刻化しているということで「サイレントキラー」との呼び名を持ちます。
慢性炎症の要因としては脂肪細胞の肥大化(細胞の肥満化)が挙げられ、内臓脂肪の蓄積、糖尿病、脂質異常症、高血圧のマーカーが慢性炎症のマーカーと有意な相関があることがわかっています。


新型コロナウイルスと肥満の関係


画像 : https://newscast.jp/attachments/ZVDcRHSecXIkEz3Lb9MM.jpg


では、猛威をふるう新型ウイルスに対し、慢性炎症の状態である肥満はどのような影響を及ぼすのでしょうか。


肥満の人は新型コロナウイルス感染症が重症化しやすい


肥満状態だと脂肪細胞から炎症性のアディポサイトカインが大量生産され、逆に抗炎症性アディポサイトカインの産生は減少するため、炎症が持続し、免疫系の暴走であるサイトカインストームが起きやすくなります。
そこに今回の新型コロナウイルス。肥満によるアディポサイトカイン産生調節破綻がサイトカインストームを悪化させ、重症化のリスクが高まっているという現状です。
世界肥満学会(WOF)も新型コロナウイルスで重症化した患者に肥満が多いことに触れ、BMI25以上の人はこの感染症に対するリスクが高いこと、さらに呼吸不全となった場合の気管挿管は高度肥満の患者において困難なケースがあることなどを示唆しました。


内臓脂肪が横隔膜を押し上げる


このように、新型コロナウイルスは慢性炎症のため重症化しやすいと言われていますが、さらに内臓脂肪が蓄積することで横隔膜が押し上げられ、肺活量の低下を引き起こすため、症状が重症化した場合のリスクはより高まります。元々肥満の方に多い無呼吸症候群も重症化のリスク因子として挙げられています。


慢性炎症の予防、新型コロナウイルスのリスク低下のために


画像 : https://newscast.jp/attachments/Z8l4xlZE30CsjLSpFqeK.jpg


まだ肥満でない方にとっては予防の範疇となりますが、既に肥満状態の場合、脂肪細胞の肥大・内臓脂肪の蓄積を改善するにはダイエットが必要ということになります。
肥満の定義はBMIにおいては25以上とされていますが、これは身長と体重から単純に算出された数値なので必ずしも脂肪が多い肥満であるとは言えません。BMI25以上でなおかつ肥満に関連する高血圧や高脂血症、糖尿病などの健康障害がある場合や、メタボリックシンロドロームに該当する場合(腹囲が男性85cm以上/女性90cm以上の内臓脂肪型肥満で、高血糖・高血圧・脂質代謝異常のうち2つ以上を併発)は注意が必要と言えるでしょう。


第一歩は食事療法


肥満改善の第一歩はやはり食事の改善です。しかし一方で、ダイエットにおいて最もコントロールが難しく、減量のための管理がセルフでは難しいのが食事、とも言えます。健康維持のために不可欠なエネルギー・栄養素は保ちながら、無理なく食事を改善するには、客観的なアドバイスも必要です。まずは現在の自分の栄養摂取状態を把握するために、管理栄養士によるアドバイスを受けるか、食事の栄養価を自動計算できるアプリなどを活用することも有効です。
食欲のコントロールには食欲抑制剤などの薬を用いることもあります。ただし長期的にリバウンドせず適正な体重・体脂肪率を維持するためには、一時的な方法で減量するのではなく、正しい食事を習慣として身につけることが最終的な目標となります。


肥満度、痩せ方がわかる肥満治療専門院の「痩身ドック」


ダイエット・肥満治療専門院の渋谷DSクリニックでは、体の皮下脂肪・内臓脂肪の量やつき方が把握できる「超音波皮脂厚計」や体型を可視化できる「3D身体測定器」を使い、ドクターが結果を診断する「痩身ドック」を実施しています。(測定料:3,300円(税込))


画像 : https://newscast.jp/attachments/hOuXOyWS6FclNOUMUClV.jpg


この診断により、ご自身の肥満度に加えて「脂肪の落とし方」を把握することが可能です。外出自粛による「コロナ太り」で体重が増加してしまったという方にもお勧めいたします。


渋谷DSクリニックとは


渋谷DSクリニックは、医療痩身専門院です。ドクターをはじめ、管理栄養士・漢方薬剤師といった各分野の専門家たちが多角的な視点でダイエットをサポート。効率的なダイエットとは「一人ひとりのライフスタイルに合った、健康的で継続可能なダイエットである」と考え、医学的根拠に基づいたオーダーメイドの治療を提案。体重減量だけでなく、効率的な部分痩せにおいても独自のメソッドがあります。単なる目新しさに惑わされることのない“正しい痩身”の啓蒙に努めていくことは、医療痩身専門クリニックである我々の使命であると考えています。


渋谷の肥満外来(医療ダイエット外来)で肥満治療するなら渋谷DSクリニック | : https://dsclinic.jp/?utm_source=pr&utm_release




記事監修:渋谷DSクリニック 渋谷院 院長 医学博士・林博之




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