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「未来の教室プロジェクト」コロナ禍で登校できない生徒を救いたい

@Press / 2020年9月25日 13時15分

プロトタイプ完成イメージ
静岡聖光学院中学校・高等学校(静岡県静岡市、校長:星野 明宏、以下 本校)の未来の教室プロジェクト有志教職員一同は、「コロナ禍で登校できない生徒を救いたい。自宅の生徒も同条件で授業が受けられる教室を創りたい。」そんな「未来の教室」プロトタイプを作り、このプロトタイプモデルを日本中の学校関係者や保護者の皆様に広く知って頂き、教室の在り方を議論するムーブメントを起こす活動を始めます。

全国的な学校一斉休校の期間を通じて、教育の在り方が問い直される現在。本校でも3月2日よりZoomを活用したオンライン授業を、今ある設備を活用する制約条件下の中試行錯誤で実施してまいりました。教育における様々なメリット・デメリットが見えてきた中、学校教育ICTを引っ張っている若手有志の教員が中心となって、オンライン授業の利点を伸ばしマイナスをカバーする工夫を現場で蓄積してきたものを取りまとめました。コロナに負けず生徒の学びを止めない思いから、さらに彼らが中心となって学内でトライ&エラーを繰り返しながら低予算での教室設備のハード改善を企画。
夏休み明けの新学期にその「未来の教室」プロトタイプモデル運用を開始し、3か月かけて生徒達の声を拾いながら検証を行い、報告書の公開をする事により経験値の共有化を図ってゆきます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/227719/LL_img_227719_1.jpg
プロトタイプ完成イメージ

またAfterコロナにおける(リアル×オンライン)ハイブリッド型教育の可能性について、ICTに興味のある他校の先生方と情報交換を兼ねたコミニュティ作りも行っていきたいと考えました。外部の方に向けた内覧会を行い、現時点での問題点や実践していること等紹介をし、ご意見を伺いながら未来の教室の必要性について議論を深めてゆきたいと考えております。現在全国5校の先生が参加予定です。


■『「未来の教室」プロトタイプモデル』について
(1)想定される利用ケース
・コロナ等による学校休校時(全校一斉・一部)のオンライン授業双方向配信
・持病等によりコロナ感染予防の為の積極的自宅学習を望む一部生徒への教室授業双方向配信
・長期入院等による授業を受けられない生徒に対する教室授業双方向配信
・不登校・ひきこもり生徒に対する教室授業双方向配信
・物理的に離れた学校(国内・海外)との教育交流
・オンライン授業、セミナーへのゲスト講師の招聘
・南極や宇宙ステーションなどの極限状況の疑似体験

(2)プロトタイプ教室ICT設備増強箇所
・授業映像配信用天井固定リモートカメラ
・授業音声配信用卓上マイク
・校外参加者を教室内で画面表示するモニター
・教室内俯瞰用カメラ
・3画面表示切替フットスイッチ

(3)1教室当たりのコスト上限予算
・20万円

(4)その他
・このプロジェクトを通じて、主体的に動けば「自分が世界をより良く変える事ができる」というマインドセットを一人でも多くの生徒・教員が体感したい。
・次世代人材育成を担う学校で、トライ&エラーを繰り返す探求活動の教育的意義を実践したい。

(5)スケジュール
・プロトタイプ運用試験開始:2020年9月1日(火)
・運用検証期間 :2020年9月1日(火)~2020年11月30日(月)
・教室内覧会・情報交換会 :2020年9月26日(土) ※オンライン開催
・報告書完成 :2020年12月頃

なお本プロジェクトは、広報活動の一環としてクラウドファンディングとしても挑戦しています。

プロジェクトの概要 『未来の教室プロジェクト』 CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/projects/293446/preview?token=3627u20p


■『未来の教室プロジェクト』概要
【2020年3月2日~】
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/227719/LL_img_227719_2.jpg
初期オンライン授業風景

<Before> 従来のオンライン授業 iPadで撮影しズームで視聴
課題:(1)生徒同士お互いの生徒の顔が見えない・自由に発言できない。
(2)カメラの角度調整・ズームが簡単に行えないため見づらいことがある。
(3)教室の生徒にとっても黒板が見づらい場面がある。

【2020年7月末~】
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/227719/LL_img_227719_3.jpg
プロトタイプ教室作成打ち合わせの様子(1)

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/227719/LL_img_227719_4.jpg
プロトタイプ教室作成打ち合わせの様子(2)

<After> 「未来の教室」プロトタイプ
●改善
(1)教室の生徒もオンラインの生徒の顔が見える。
(2)オンラインの生徒も教室のみんなの顔が見える。
(3)お互い自由に意見を交わすことができる。
(4)汎用性のある教室モデルの作成(低予算・シンプルな操作性)。


■クラウドファンディング返礼品(リターン)について
静岡を代表するものをお返しとしたいと考え、株式会社タミヤ様・株式会社佐藤園様にご相談させていただきましたところ、趣旨に賛同していただき快く引き受けてくださいました。両社ともオリジナルの返礼品をご用意していただけることになりました。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/227719/LL_img_227719_5.jpg
返礼品例(1) タミヤ×静岡聖光 オリジナルミニ四駆

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/227719/LL_img_227719_6.jpeg
返礼品例(2) 佐藤園×静岡聖光 オリジナルお茶缶(茶葉60g)


■学校概要
法人 : 学校法人静岡聖光学院
学校名: 静岡聖光学院中学校・高等学校
校長 : 星野 明宏
所在地: 〒422-8021 静岡県静岡市駿河区小鹿1440
設立 : 1969年4月
URL : http://www.s-seiko.ed.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

初期オンライン授業風景プロトタイプ教室作成打ち合わせの様子(1)プロトタイプ教室作成打ち合わせの様子(2)

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