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ブックオフが南知多町と協定書を締結 4社連携で「空き家」対策を促進するための社会実験に参加

@Press / 2020年10月14日 15時0分

南知多町「空き家のお宝発掘社会実験」
ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内 康隆)の子会社ブックオフコーポレーション株式会社(同 以下、ブックオフ)は、空き家コンサルティング株式会社、株式会社浜屋、一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合(以下、JRRC)との連名で南知多町(愛知県)と協定書を締結、同町が実施する「空き家」対策を促進するための社会実験(「空き家のお宝発掘社会実験」)に参加いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/230386/LL_img_230386_1.png
南知多町「空き家のお宝発掘社会実験」


■南知多町「空き家のお宝発掘社会実験」とは
南知多町では「空き家」が増加しており、管理不全な状態になることで周辺の住環境に悪影響を及ぼしていることが問題となっております。「空き家」の利活用や除却が進まない原因として、「空き家」内の残置物の片付けに対する労力や費用などが所有者にとって大きな負担となっていることが挙げられます。

そこで今回、民間事業者との連携により「空き家」内にある不要な動産をリユース・リサイクルに活かすことで、「空き家」所有者の費用負担の軽減につなげ、さらに「空き家」の利活用と管理不全な状態の「空き家」の除却が促進されるかどうか検証するための社会実験を実施することとしました。

なお、今回の実験は、町内で発生するゴミの減量に取り組む南知多町にとっても、「空き家」対策を推進すると家屋内の動産がゴミとして排出、ゴミが増えてしまうことに対する課題解決にもつながります。


■主な実験内容
(1) 「空き家」内の不要な動産から再利用・資源利用が可能なモノをリユース・リサイクル事業者が買取りすることで、「空き家」所有者のゴミの処分と収集運搬にかかる費用負担が軽減するかを検証するため、リユース・リサイクル事業者と一般廃棄物収集運搬業者との連携による課題解決モデルを作る。
(2) 「空き家」所有者が「空き家」内にある不要な動産を処分する際、(1)の課題解決モデルの実証実験を行うことで、排出されるゴミがどれだけ減量し、ゴミの処分と収集運搬にかかる費用がどれだけ減額するかを検証する。
(3) 「空き家」の利活用または除却に関する無料相談を希望する「空き家」所有者が、無料相談の実施後(2)を実施する意向を示すかを検証する。
(4) 実証実験の結果から仮説を検証し、「空き家」内の動産の片付けに対する所有者負担の原因を明らかにすることで、課題解決に向けた有効性を検証する。


■ブックオフが本実験に参加する意義
現在、少子高齢化を背景に「空き家」が社会問題となっております。
日本の「空き家」の数は2013年時点で約820万戸に達し、住宅総数に占める空き家の割合は13.5%となっております(総務省統計局)。一方で、「空き家」を処分したい所有者にとっては、「空き家」内の残置物の片付けの負担や、排出される大量のゴミの処分、不動産の出口戦略がハードルとなりなかなか進まないのが現状です。

ブックオフは、国内約800店舗の店舗網に加え、富裕層向けのhugall事業や、日本で買取した商品の出口戦略であるマレーシア事業など、リユース事業としては幅広く展開しております。「空き家」内にある不要な動産を最大限にリユースにつなげることで、所有者の片付けにおける負担を減らすことが可能ではないかと考えております。

その中で、「空き家」をトータルサポートするために、『空き家の利活用』については「空き家」解決のプロである空き家コンサルティングと、『残置物の片付け』については遺品整理のプロであるJRRCと、『より幅広いリユース・リサイクルの活用』については中古の海外輸出事業の大手である浜屋とパートナーシップを築いております。


■ブックオフが進めるSDGsとの関係
ブックオフグループにおいてESG、SDGsへの取り組みは経営上の重要事項と考えております。
現在、企業の経済活動は、資源の採取、製品化、そして消費され廃棄されるという従来モデルの直線型経済から100%リサイクル、廃棄を0にする循環型経済へ移行をさせていく過渡期にあります。

リユース業はモノを作り出しません。新たな資源を必要とせず、すでに存在するモノを買取、販売することでお客様に商品をお届けします。私たちの事業活動はモノの寿命を延ばし、不要品として捨てられるモノの量を減らすことで社会・環境問題の解決にも寄与することができると考えております。

また循環型社会へと徐々に移行する上で、我慢する、窮屈に生活をするのではなく、環境問題・社会問題を解決しながらでも多くの人に楽しく豊かな生活を提供したい、その思いを我々のミッションに位置づけております

今回の南知多町の社会実験への参加は、17の目標におけるNo.11・12・17につながります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/230386/LL_img_230386_2.png
SDGs×BOOKOFF


■実験に共同参画するパートナー企業(団体)について
∇空き家コンサルティング株式会社(代表取締役 金石 成俊)
2016年設立。「空き家」所有者が抱える課題をワンストップで解決する、「空き家」のコンサルティングサービスを提供。これまでの相談実績は全国で3,000件を超える。「空き家問題の先送りは所有者本人の機会損失」「所有者の行動無くして空き家は無くならない」という基本的考えの下、所有者やご家族の気持ちに寄り添い、「空き家」問題の早期解決をサポートする。
https://acinc.co.jp/

∇一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合(代表理事 小林 一平)
2013年設立。リユース・リサイクル業や整理・片付け業(遺品整理、生前整理、空き家整理等)を、法令遵守を大原則に正しく遂行していくことを目的とした団体、正会員数は484社。遺品整理の民間資格「遺品3Rディレクター」取得セミナーを展開。
http://jrrc-h.org/

∇株式会社浜屋(代表取締役 小林 茂)
1991年設立。「もったいないを広めよう」をモットーに、リユース・リサイクル事業を展開。
リユース事業では、日本国内で使用されなくなった家電・楽器・オーディオ・テレビ・ゲーム機・自転車・スポーツ用品・家具・雑貨などを海外約40カ国へ輸出販売。リサイクル事業では、鉄・非鉄金属やプラスチックのほか「都市鉱山」と称される貴金属やレアメタルを含む電子基板などを国内外から回収、国内精錬メーカーを通じて再資源化につなげている。
https://hamaya-group.co.jp/


■会社情報
会社名 :ブックオフグループホールディングス株式会社
本社 :神奈川県相模原市南区古淵2-14-20
事業内容 :書籍、パッケージメディア、アパレル等の
総合リユース事業を運営する
ブックオフコーポレーション株式会社をはじめとする
グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務
代表取締役社長:堀内 康隆
資本金 :1億円
上場市場 :東京証券取引所市場第一部(証券コード:9278)

ブックオフサービスサイト
https://www.bookoff.co.jp/
ブックオフグループホールディングスホームページ
https://www.bookoffgroup.co.jp/index.html


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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