グローバルニッチトップ企業がフィルター技術で挑む!新型コロナと自然災害の「複合災害」対策装置を開発 換気装置と災害・非常用浄水装置 自治体と連携し、テスト運用中
@Press / 2020年11月12日 10時0分
流体・環境制御技術を持つ、環境ソリューションメーカーで経済産業省が主催する「新グローバルニッチトップ(GNT)企業100選」に選ばれた株式会社流機エンジニアリング(本社:東京都港区、代表取締役社長:西村 司)は、技術力と実績をいかして、災害対策装置2種のテスト実験を開始し、年内に実用化を目指してまいります。
創業40年以上の歴史をもつ当社は、集塵・脱臭・除湿・水処理など環境装置を専門とするエンジニアリングメーカーです。航空・宇宙、原子力、バイオなど様々な分野における耐環境試験装置などの大型装置の開発をおこなっています。また、近年は各地で甚大な被害を起こしている台風に対し、防止・軽減するための情報発信として、自社開発の大型送風機を使って破壊される脅威を収めたシーン別の動画を提供しています。
■新型コロナと自然災害の「複合災害」の危険迫る リスク回避の装置を自社開発
今回、自社開発をした装置2種は、ウイルス不活化換気装置と災害・非常用浄水装置です。どちらも業界関係者および取引先関係者からの新型コロナウイルス感染症と自然災害による「複合災害」のリスク回避を望む声をきっかけに開発に着手。どちらも当社初となる小型装置で、災害の際、避難所にスムーズに導入しやすく、新型コロナウイルス対策の一助としても貢献していきます。
9月下旬より自治体の協力のもと、テスト運用を行っており、年内を目途に実用化を目指します。
【災害・非常用浄水装置】
<特徴>
・河川、用水路、池、プール(原水濁度3000mg/L 想定)からくみ上げた水を浄化し、生活用水、シャワー、高圧洗浄用として利用可能
※電源:AC100Vコンセント
・フィルターによる水のろ過・清澄化が可能で、1時間に540リットルを浄水可能、シャワー9リットル/分(60分使用可能)
<仕様>
動力 :AC100V 50/60Hz 300W
原水ポンプ:11L/min 0.3MPa AC100V
寸法 :L800×W535×H1050
総重量 :70Kg
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/232566/LL_img_232566_1.jpg
災害・非常用浄水装置
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/232566/LL_img_232566_2.jpg
災害・非常用浄水装置2
【ウイルス不活化ポータブル換気設備「モテるんです。」】
<特徴>
・ハンドキャリー型集塵機の課題だった、処理風量と清浄度の両立を可能とした装置
・HEPAに準じた高清浄度のフィルターでサブミクロン粒子を捕集、さらにオゾン発生装置を組み込むことにより、ウイルスの不活化が可能に
・フィルター交換も本体に巻き付けるだけなので、どなたでも対応可能
・ハンドキャリー型では業界最大の処理風量(30立方メートル/min)
<仕様>
電源 :AC100V 500W/550W
起動方式 :ON/OFF
寸法 :422cm×1036cm
重量 :約28Kg
オゾン発生量:500mg/h
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/232566/LL_img_232566_3.png
ウイルス不活化ポータブル換気設備「モテるんです。」
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/232566/LL_img_232566_4.jpg
ウイルス不活化ポータブル換気設備「モテるんです。」2
近年の災害の特徴として、悪天候の規模が大きく広範囲にあたり被害が発生することから、救助、ボランティアなどの到着が遅れる傾向があります。そのため、俊敏な各地域単位、自治体単位、個人単位での対応が求められている中、軽量かつコンパクトで機動力の高い装置2種は、操作も簡単のため災害時におけるリスク回避に役立てられます。本製品を11月18日(水)~20日(金)東京ビッグサイト南ホールで開催される【国際粉体工業展東京2020】にてお披露目予定です。(別途リリース有)
引き続き当社は、複合災害におけるリスク回避に積極的に注力していきます。また、日本だけでなく、世界にも活動の場を広げて、お客様の「できたらいいな」に積極的に取り組んでいきます。
【会社概要】
社名 : 株式会社流機エンジニアリング
本社 : 〒108-0073 東京都港区三田3-4-2 いちご聖坂ビル
代表取締役社長: 西村 司
設立 : 1977年5月
資本金 : 40,000,000円
従業員数 : 126名
電話 : 03-3452-7400
ホームページ : http://www.ryuki.com/
事業内容 : 1.流体機器装置、圧力流量制御装置の設計・開発
2.同機械装置類の据付・整備・保守業務
3.宇宙関連地上試験設備の設計・開発
4.原子力関連設備(除染・減容分野)の設計・開発
5.産業機械の商品企画・開発・販売
6.換気システムコンサルタント業務
7.建設機器の企画・開発
8.建設機器のリース・販売
【流機エンジニアリングについて】
空気、水、油、ガスなど“流”体の課題を“機”械で解決する環境ソリューション・エンジニアリングメーカーです。主力製品は市場シェア75%のトンネル工事用の大型集塵機で、業界初のメーカーレンタル事業を行い、集塵機と換気装置は1,380台と世界一の台数を保有しています。また、特許数は100件以上を有し、新技術が醸造しやすくなるための社内提案制度による提案数は年63件、製品改善数は年117件、社員の資格取得数はのべ850件以上の取得率となっています。
労務関連は2019年実績で、残業平均17時間、有休取得平均14日、離職率4%です。社員の相互理解と成長を図るために、年2回の社員研修旅行や頻繁な飲ミニケーションを実施し、多数の委員会・プロジェクトの部署横断組織を設けており、安全大会の社員満足度は81%、部署相互理解の社員満足度は94%となっています。
<5か年の業績推移>
2015年売上38億円・営業利益4億円
2016年売上38億円・営業利益5億円
2017年売上38億円・営業利益3億円
2018年売上46億円・営業利益8億円
2019年売上48億円・営業利益9億円
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プレスリリース提供元:@Press
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