第6回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査 現実感よりも夢・憧れ・イメージが先行か?!

@Press / 2021年1月7日 14時0分

図表A_ランキングベスト20
法人会員向けに与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、第6回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査結果を発表いたしました。


[調査結果]
(1)IT関連企業の躍進目立つ!
「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」のランキング1位は「地方公務員」(回答率10.5%)でした。次いで「国家公務員」が2位(同7.0%)、「ソニー」が3位(同6.0%)となり、以下4位「アップル(Apple)」(同5.8%)、5位「グーグル(Google)」(同5.0%)、「任天堂」(同5.0%)、7位「全日本空輸(ANA)」(同4.8%)、8位「楽天」(同4.3%)と続きました。
前回調査結果と比較したところ「地方公務員」は6回連続1位、「国家公務員」も2回連続2位を維持した一方で、民間企業としては新型ゲーム機を販売し話題となった「ソニー」がTOP、「アップル(Apple)」が2位、「グーグル(Google)」が3位と続き、携帯電話市場に参入している「楽天」(前回45位→今回8位)や、既存の大手キャリアである「NTTドコモ」(前回56位→今回10位)などIT関連企業が躍進しました。
業種としてはTOP20内に電気機器製造業(ソニー、アップル(Apple)、パナソニック)と食料品製造業(カルビー、明治、日清食品)、鉄道業(東海旅客鉄道(JR東海)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、西日本旅客鉄道(JR西日本))がそれぞれ3社ずつランクインしており最も多く、次いで航空運輸業が2社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL))となりました。いずれも学生にとって身近な商品・サービスを扱っている業種に人気が集まる結果となりました。(図表A)

官民別の就職先の志望割合としては約半数が「国内民間企業」(前回45.7%→今回47.5%)を希望する一方で、約4人に1人は「公務員」(前回30.5%→今回28.5%)を希望する結果となりました。(図表B)

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/242489/LL_img_242489_1.png
図表A_ランキングベスト20
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図表B_官民別の志望割合

(2)夢・憧れ・イメージが先行か?
就職先として望む企業を男女別に集計したところ、男性が望む就職先のランキング1位は「地方公務員」(男性回答率10.5%)となり、「ソニー」(同9.5%)が2位、「トヨタ自動車」(同7.5%)が3位となりました。
一方、女性が望む就職先のランキング1位は「地方公務員」(女性回答率10.5%)となり、次いで「国家公務員」(同9.5%)が2位、「全日本空輸(ANA)」(同5.5%)が3位となっています。(図表C)

男性は前回調査では2位の「国家公務員」(男性回答率4.5%)が9位に低下し、代わりに「東海旅客鉄道(JR東海)」(同7.0%)や「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(同6.0%)、「東京急行電鉄(東急)」(同3.5%)、「西日本旅客鉄道(JR西日本)」(同3.5%)など鉄道各社が高人気となりました。また、女性では従来より人気が高かった航空会社の「全日本空輸(ANA)」(女性回答率5.5%)と「日本航空(JAL)」(同4.5%)においてはさらに人気が高まりました。航空会社においては、昨今の社会情勢下による業績悪化により、人員削減や賃金カット、新規採用停止するなどの厳しい経営環境ですが、大学1、2年生からの人気に悪影響は及ぼしていないことから大学1、2年生は夢や憧れなどイメージ先行で選んでいる様子がうかがえます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/242489/LL_img_242489_3.png
図表C_男女別ランキング

(3)4人に1人は資格取得のために勉強!
就職先選定における学生の行動基準について調査したところ以下のとおりでした。
将来望む就業の形としては1位が「プライベートを優先させたい」(回答率23.0%)、次いで2位が「優良企業で安定的に働きたい」(同22.8%)となり、前回1位の「出世して高収入を得たい」(同22.3%)は3位に下落しました。「出世して高収入を得たい」においては、2年生よりも1年生、女性よりも男性の方が、希望が強い傾向が表れています。(図表D)

就職先の選定において気になる点としては1位が「給与額」(回答率55.0%)が1位、「勤務地」(同43.3%)が2位、「福利厚生」(同30.8%)が3位となりました。全てのセグメントにおいて「給料額」と「勤務地」が1位、2位を占めており、「給与額」と「勤務地」に対する関心の高さがうかがえます。(図表E)

また「給与額」について最低限実現したい生涯最高年収を調査したところ「500万円以上600万円未満」(同16.8%)が最も多く、「400万円以上500万円未満」と「600万円以上700万円未満」(各同12.3%)が同率で続きました。給料面については民間企業の平均年収436万円(令和元年分民間給与実態統計調査)を満たす400万円以上700万円未満に回答が集中していることを考慮すると、前回までと同様に平均年収以上の水準であれば良いと考えている学生が多く存在していることがわかります。また「1年生」や「男子」においては「1,000万円以上1,500万円未満」の高年収を求める割合が高い結果となりました。(図表F)

大学1、2年生に対して就職活動に備えて取り組んでいることを確認したところ「授業の履修」(同42.0%)、「アルバイト」(同33.8%)、「特に何もしてない」(同31.3%)、「資格取得のための勉強」(同27.0%)の順となり、大学の授業やアルバイトを就職活動に向けた取組みと捉えている学生が多いことに加え、4人に1人は就職に向けて資格取得の勉強を行っていることがわかりました。(図表G)

就職先を選定する際の意思決定手段について調査したところ「親の意見を参考にしながら、自分の意志で決める」(同45.5%)が最も多く、次いで「自分の意志のみで決める」(同29.3%)、「友人・知人の意見を参考にしながら、自分の意志で決める」(同16.3%)の順となり、前回調査と同様に、就職先は自らの意志で決めたいと考えている学生が多い結果となりました。(図表H)

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/242489/LL_img_242489_4.png
図表D_将来望む就業の形
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図表E_就職先選定において気になる点
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図表F_最低限実現したい生涯最高年収における第5回「就職したい企業・業種ランキング」との比較
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図表G_就職活動に備えての活動状況
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/242489/LL_img_242489_8.png
図表H_就職先選定における意思決定手段

[総評]
本アンケート調査は今回で6回目ですが、今回調査では前回調査に引き続き「地方公務員」と「国家公務員」が1、2位を維持する一方、民間企業では「IT関連企業」や「食料品製造業」、「鉄道業」に人気が集中しました。
また大学1、2年生の約半分が国内民間企業を志望し、4人に1人は公務員を志望しており、就業においては「プライベートを優先させたい」と「優良企業で安定的に働きたい」、「出世して高収入を得たい」という願望が強く表れる結果となりました。
就職先選定において一番の関心事である「給料額」については、半数近い学生が平均年収(436万円)程度である「400万円以上700万円未満」の安定収入が得られれば良いと考えている一方で、「1年生」と「男性」を中心に約4人に1人の学生は「1,000万円以上」の高収入を得たいと考えており、大学1、2年生の中でも民間企業で出世して高収入を得ることを希望している学生と、プライベートを優先しながら優良企業で安定して働いて平均年収以上を得られれば良いと考える学生に分かれている様子が表れています。
2020年2月に就職活動生を対象に実施した「第6回 就職したい企業・業種ランキング調査」と比較すると、就職活動生は安定の代名詞である公務員が共通して高人気である一方で、日常生活において身近な企業に人気が偏っていたり、昨今の社会情勢の影響により、大幅な経営悪化が懸念されている企業が夢や憧れ、イメージの先行により高人気となっていたりする点は、大学1、2年生の就職に対する現実感の乏しさがうかがえる点といえるでしょう。(図表I)

大学1、2年生の彼らは今後の学生生活の中で学業や企業研究を通じて自分に合った就職先を見つけていくことになります。2021年3月卒業予定の大学生の求人倍率は1.53倍となり、昨今の社会情勢の影響により、前年比で0.3ポイント低下しました。今後は売り手市場から買い手市場に変化し、企業による学生選別がより厳しくなっていくことが予想されます。大学1、2年生のうちから授業の履修だけでなく資格取得の勉強などを行うことで就職活動生の時に他の学生との差別化し、企業に対して自己アピールできるように準備していくことが必要になるでしょう。
数年後に本格化する就職活動に向けて経済環境や社会情勢が劇的に変化する中、自らが勤めるべき企業を自分なりの方法で選別し、自らの人生に対するリスクマネジメントに取り組んでいくことになる学生達のこれからの健闘に期待します。

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/242489/LL_img_242489_9.png
図表I_第6回「就職したい企業・業種ランキング」との比較

※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/



[実施概要]
・調査名称 :第6回「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア:全国
・期間 :2020年11月9日(月)~11月25日(水)
・調査対象者:大学1年生および2年生の男女個人
・有効回収数:400サンプル


■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しております。
今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでまいります。
掲載サイトはこちら http://www.riskmonster.co.jp/rm-research/


■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要にサービス分野を拡大し、各事業部門・子会社(与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービス)ごとに取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2020年9月末時点で12,997(内、与信管理サービス等6,587、ビジネスポータルサイト等3,174、その他3,236)となっております。
ホームページ: https://www.riskmonster.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

図表B_官民別の志望割合 図表C_男女別ランキング 図表D_将来望む就業の形

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