「丹後ちりめん」の可能性を模索するクリエイションプロジェクト“TANGO CREATION PLATFORM”が、日本と海外を拠点にするデザイナーと「丹後」の工房が生み出した様々な作品を発表
@Press / 2021年3月17日 10時45分
京都・丹後が持つ様々な魅力を外に開くことで新たな地域の可能性を模索するプロジェクト「TANGO CREATION PLATFORM」は、フランスにて先行発表したシャツ・スカーフ・バッグなどの新作商品を、2021年3月に日本でも発表しましたことをお知らせいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/251534/LL_img_251534_1.jpg
キービジュアル
URL: https://tango-creation.jp/
日本のきものの7割を支えるシルクの一大産地、京都の「丹後」TANGO CREATION PLATFORM(※)は、京都丹後地方の「丹後ちりめん」を展開する工房と、世界で活躍するクリエイター/デザイナーが滞在と交流を通じ、新たな領域の「丹後ちりめん」を模索しています。
(※)当プロジェクトは経済産業省 近畿経済産業局「令和2年度 地域企業イノベーション支援事業」として実施したものです。
2020年の特殊な環境下でも、関係者の相互協力と熱意により国を超えたクリエイションを実現可能にし、この度、作品を発表いたします。今回発表する作品は、シャツ、スカーフ、バッグなど「丹後ちりめん」の「きもの生地」と「サスティナブル」な特徴を活かしたものばかり。日本と海外を拠点にするデザイナーの感性が融合した、新たな「丹後ちりめん」の可能性を紹介いたします。
<TANGO CREATION PLATFORMについて>
2019年よりスタートした「TANGO CREATION PLATFORM」は、丹後が持つ様々な魅力を外に開くことで新たな地域の可能性を模索するプロジェクト。「丹後ちりめん」と世界で活躍するクリエイター/デザイナーが滞在と交流を通じ、新たな領域の「丹後ちりめん」を模索する。滞在の中で出会う丹後の伝統、文化、風土、そしてリアルな工房の現場から様々なインスピレーションを得て作品が創造される。
2020年は、COVID-19の影響により実行困難な状況におかれたが、オンライン観光やビデオ会議を通じて本来の滞在体験に近づけるかたちを工夫し実施。今回の特殊な環境下でも、関係者の相互協力と熱意により国を超えたクリエイションが可能なことを証明した。日本と海外を拠点にするデザイナーの感性が融合した、新たな「丹後ちりめん」の可能性を紹介する。
<丹後ちりめんについて>
1300年以上前から絹織物が綿々と織り続けられてきた丹後地方では 300年前に大きな革新がもたらされた。それは、「丹後ちりめん」の誕生である。江戸時代に峰山の絹屋 佐平治と、加悦谷の手米屋 小右衛門、山本屋 佐兵衛、木綿屋 六右衛門が京都西陣から技術を習得し丹後に広めた。ちりめんは、緯糸に強い撚りをかけた生糸を使い、生地に細かい凹凸状の「シボ」がある織物。しなやかな風合いで、発色性に富むのが特徴。正装には欠かせないラグジュアリーな生地として日本のきもの文化を支え続けている。そのような歴史風土のなかで、現在、ちりめん以外にも多くの新たな織物がこの丹後の地で育っている。
そしていま、世界のクリエイターとの新たな交流により、世界に向け、さまざまなオリジナルの織物が生まれ出した。
ちりめん誕生から300年を経て次代への革新が進む。
<商品情報>
https://www.atpress.ne.jp/releases/251534/att_251534_1.pdf
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/251534/LL_img_251534_2.jpg
シャツ・シャツドレス・トラウザー・バブーシュ
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/251534/LL_img_251534_4.jpg
スカーフ(カレ/トライアングル)・リボン
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/251534/LL_img_251534_6.jpg
バッグ オロール・ティブー
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バッグ キム・スヘイ
<過去の展示会情報>
パリの歴史的地域であり、ファッションウィーク期間中は世界中からファッション関係者が集まるマレ地区に立地するギャラリー「Galerie ephemere」(所在地:132 rue de Turenne Paris 75003)にて、メンズファッションウィーク開催時期に合わせ、当プロジェクト開発商品の展示及び丹後クリエイションプラットフォームのPRを実施。開催期間中(2021年2月16日~2月20日)は、フランス国内で新型コロナウイルス感染者数増加に伴い外出制限が強化される中で実施されたが、当プロジェクトの展示は、アート・デザイン分野などに感度の高いフランス人から特に強い関心を集める結果となった。
ギャラリーを訪れた人々は、「丹後ちりめん」による商品・素材の品質の高さを認め、また工房風景を撮影した動画や写真・リーフレットなどを通して、世界に類を見ない珍しい技術や、産地である丹後地域の魅力を体感した。加えて、ギャラリー内で、オンラインを活用した商談会や面談も実施し、「丹後ちりめん」の魅力や背景にある丹後地域の特性などを開発した商品の生地生産者が来場者に説明する場を設け、双方向でのコミュニケーションの中で、生地の販路開拓及び「丹後ちりめん」のファン層拡大をはかった。
□期間:2021年2月16日~2月20日
□場所:フランス パリ市内 マレ地区ギャラリー『Galerie ephemere』
132 rue de Turenne Paris 75003
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/251534/LL_img_251534_11.jpg
過去の展示会情報
<SNS>
https://www.facebook.com/tango.create/
https://www.instagram.com/tango_create/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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