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「世界の製剤基地インド」が医薬品ビジネスの世界展開強化を発表 CPhI Japanインドパビリオンを中心にインド製薬会社30社が出展

@Press / 2012年3月14日 13時0分

日印国交60周年ロゴ
このほど「世界の薬局/世界の中心的医薬品製造基地」であるインドは、3月21日(水)~3月23日(金)にお台場東京ビッグサイトで開催されるCPhI Japan(国際医薬品原料・中間体展: http://www.cphijapan.jp/ )に、「ブランドインディアファーマ(Brand India Pharma)」というプロジェクトの元、代表的な製薬企業30社を出展することとなりました。

「Brand India Pharma/ブランドインディアファーマ」は、インド商工省およびインド医薬品輸出品協議会(Pharmexcil, India's Pharmaceuticals Export Promotion Council)、インドブランド・エクイティ基金(IBEF, India Brand Equity Foundation)がインドの製薬産業と医薬品ビジネスを次の段階に進めるためのブランディングキャンペーンです。そして、この「Brand India Pharma」キャンペーンは、世界に先駆け、日本からスタートします。

製薬産業のグローバル化の中で重要な役割を果たすインド製薬産業は、世界ジェネリック医薬品市場で完成品取引の20%を占めています。また、米国外では最大数を誇る米国食品医薬品局(U.S.FDA)の承認を受けた施設を通じて、手頃な価格でありながら高品質の中間体やAPI(Active Pharmaceutical Ingredients)、ジェネリック医薬品などを世界中に供給しており、世界の医薬品業界から高い関心を集めております。さらにインドには高い化学合成技術と品質管理技術があり、優秀な研究者を数多く有しハイレベルな製造・研究開発の委託先としても信頼されております。

インド製薬産業は、すでにアメリカ・ヨーロッパに進出し、シェアを拡大しております。一方アジアは今後シェアを拡大するチャンスにあふれた市場と認識しております。これから日本製薬企業が世界で勝ち残るためにはインドが持つ高品質の原料(API)、植物性原料、研究・開発力が不可欠となってきます。インドの製薬業界はアジア市場に参入するにあたり、日本を将来の戦略的パートナーとして認識しております。また、インド市場の開放と2005年に原則的に認められた医薬品関連発明の特許保護法の制定により、日本の製薬会社がインドの欧米規模の巨大な市場に参入するまたとない機会となっております。

■インド製薬産業の特徴
・インド製薬業界は、数量ベースで、ジェネリック医薬品の最大輸出国。
・CEPより805種、TGA(豪州の認可)より845種の認可を受けており、USFDAには475ヶ所の製造拠点が登録済み。
・500種もの原薬の製造・販売(APIs)が行われており、世界第3位にランク。
・生産量ベースでは、世界第4位。
・米国大統領エイズ救済緊急計画(PERFAR)において、最大の認可数を取得。
・USFDAへのDMF(ドラッグマスターファイル)の提出数では、シェアトップの35%を占有。総数7,684件のうち2,661件がインドによるものである。
・インド国内医薬品市場は、2015年までに200億米ドルに達し、臨床試験に関しては利益性が高く、国際的大企業となる見込み。
・医薬品&ファインケミカルの輸出量は、2010年から2011年にかけて103億米ドル、年度成長15.1%を記録。
・ワクチン市場は、今後10年間で14億米ドルに達し、2020年までに年平均成長率が10%になる見込み。

■インド製薬産業特別セミナー
CPhIの初日となる3月21日(水)(15:15~17:00 東京ビッグサイト東5ホール)に、「製薬・ヘルスケア産業における日本とインドの新たな協力関係の構築:India-Japan Emerging Co-operation in Pharma and Healthcare Sector」のテーマの元インド製薬産業特別セミナーが開催されます。主催は、Pharmexcilとインド・日本医薬品連合会(IJPA)で、インドの製薬産業の全貌を紹介するセミナーとなっており、インド・日本のジェネリック・医薬品製造のキーパーソンが出席致します。

またIJPA(India Japan Pharmaceutical Alliance)は、日本政府が進めるジェネリック医薬品普及政策を理解するとともに、医薬品産業における2国間のより緊密な関係を構築することを目的として、インドの著名な医薬品企業が参加し設立された業界団体です。
IJPA: http://www.zydus.co.jp/core_sys/images/others/ijpa/pdf/IJPA_Introduction_A4.pdf


■資料:出展者リスト
<インドパビリオン内>
ACG Worldwide
Anjan Drug Private Limited
Biological E. Limited
Hindustan Phosphates Pvt Ltd
Mac Chem Products (India) Pvt. Ltd.
Pharmaceuticals Export Promotion Council of India
Posh Chemicals Private Limited
R.L. FINE CHEM
Ramky Pharma city India Limited
ShahTC Overseas Private Ltd.
Simpex Pharma Pvt. Ltd.
Solitaire Pharmacia Pvt Ltd
Suven Life Sciences Ltd.
Swati Spentose Pvt. Ltd.

<パビリオン外>
Centaur Pharmaceuticals Pvt. Ltd.
ディシュマン・グループ
ニューランド ラボラトリーズ リミテッド
Jubilant Life Sciences Ltd
Mylan Laboratories Ltd
HETERO DRUGS LTD
Chemical Weekly
Pharmaceuticals Export Promotion Council of India
Shasun Pharmaceuticals Limited
VASUDHA PHARMA CHEM LIMITED.
Pellets Pharma Limited.
ShahTC Overseas Private Ltd.
Posh Chemicals Private Limited
Simpex Pharma Pvt. Ltd.
Hindustan Phosphates Pvt Ltd
Mac Chem Products (India) Pvt. Ltd.
Suven Life Sciences Ltd.
Solitaire Pharmacia Pvt Ltd
Swati Spentose Pvt. Ltd.
R.L. FINE CHEM
Biological E. Limited
Ramky Pharma city India Limited
ACG Worldwide
Saurav Chemicals Limited
(出典:CPhI Exibition List)


■Phamexcilについて
インド商工省に設立された製薬業界のための輸出団体であるPhamexcilは、高品質かつ価格競争力のあるジェネリック医薬品のサプライヤーとして世界の製薬業界においてその役割を確立させたインド製薬業界の急速な発展において、重要な役割を担っています。

■IBEFについて
IBEFとは、インド商務省がインド産業同盟(CII)との協力のもと設立した、世界市場におけるインド製品とサービス普及のための広報活動を行うプロモーション機関です。


@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

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