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【青森屋】青森屋×十和田市立第一中学校 協働授業実施の報告 ~生徒が地元の未来を考える「ふるさと学習」の一環で、 青森屋の「きみがらプロジェクト」の取り組みを学ぶために来館~

@Press / 2021年7月15日 12時0分



青森の文化を満喫できる宿「星野リゾート 青森屋」は、2021年7月13日、十和田市立第一中学校(以下第一中学校)と協働授業を実施しました。第一中学校の2学年は、「ふるさと学習」の一環で十和田市の伝統工芸品「きみがらスリッパ(*1)」の調査をしています。今回、青森屋の「きみがらプロジェクト」の取り組みを学ぶために来館しました。授業では、馬耕(*2)から始めたトウモロコシ畑や「きみがらミニぞうり作り体験」を青森屋のスタッフが案内し、伝統文化をお客様に伝えるときの工夫ややりがいを伝えました。
*1 青森県十和田市の伝統工芸品。トウモロコシの皮で作られたスリッパ。
*2 馬の力を借りて田畑を耕す農法。


画像 : https://newscast.jp/attachments/9H25nYXp5uOD2RIs5JuQ.jpg


画像 : https://newscast.jp/attachments/NZP1g2fhImvvFpbaOOYw.jpg


協働授業のご報告


実施日時:2021年7月13日(火)10:00~14:00
場所:星野リゾート 青森屋
協力:十和田きみがらスリッパ生産組合
内容:


1 トウモロコシ畑の見学


画像 : https://newscast.jp/attachments/nJjvtlLh9lFNe9Wk6gqN.jpg


畑ではトウモロコシの生育状況を見学しながら、一番大きくなりそうなトウモロコシの茎を予想し、タグをつける活動を行いました。10月に予定している4回目の協働授業で、スタッフから生徒に結果を発表します。また、実際に農具を付けた馬が土の上を歩く様子も見学し、馬耕の方法も学びました。


2 手編みの大変さを知る「きみがらミニぞうり作り体験」


画像 : https://newscast.jp/attachments/DudFgzhfRPOvBTHl7YO3.jpg


トウモロコシの皮を使い、1人1つ、長さ10㎝ほどのぞうり作りに挑戦しました。生徒全員にとって初めての体験で、皮の表裏や編み方を一から学びました。約40分かけて、片足分のミニぞうりが完成。実際に手編みをしたことで、大人用スリッパを作る大変さ、機械では作れない難しさや温かさを感じることができました。


3 青森における馬の歴史を学習


画像 : https://newscast.jp/attachments/ZMMm0QS31pXV9kJs7uRr.jpg


青森の人々が馬と暮らしてきた歴史ときみがらスリッパの歴史について、青森屋で馬の世話をしているスタッフから学びました。また、人の合図で馬が動いたり止まったりし、うまくコミュニケーションをとる調教の様子も見学しました。


<参加生徒の感想>


十和田市立第一中学校2年 野月悠生(のづきゆうせい)
僕は地元のことが大好きで、中学校で行っているふるさと学習も大好きです。今日の協働授業もとても楽しみにしていました。きみがらミニぞうり作りは難しかったけれど、きれいに作ることができました。十和田市以外の方にも地元の魅力を発信していけるように、これからも調べて知識をつけていきたいです。


<参加教諭の感想>


2学年 学年主任 針替宗淳(はりかえときあつ)
今年度のふるさと学習では、30年後の未来にも残したい十和田の魅力について調べることを目標にしています。今回は、持続可能な観光資源の活用に向けた取り組み例として「きみがらプロジェクト」の取り組みを学びに来ました。きみがらミニぞうり作りの体験や、青森と馬に関する勉強をさせてもらい、生徒の記憶にも強く残ったと思います。今日の学びを活かし、今あるあたり前の場所や道具、工芸品を未来にも残すために、自分たちにできることは何かを考えていきたいと思います。


<青森屋スタッフの感想>


きみがらプロジェクトメンバー 庄司紀大(しょうじもとひろ)
昨年に続き、生徒の皆さんが地元について学び、新たな気づきを得ることをお手伝いでき大変嬉しく思います。青森における馬の歴史を学ぶ場面では、中学校で学んだ歴史の知識と地元での出来事がつながり、大きくうなずきながら学んでいた姿が印象的でした。普段は気づかないようなふるさとの良さを知り、地元を誇りに思ってほしいです。


「きみがらプロジェクト」今後の予定


2021年9月 たい肥場完成
2021年10月 十和田市立第一中学校との協働授業(4回目)、トウモロコシ収穫
2021年12月~ 収穫したトウモロコシの皮を使い、アクティビティ「きみがらミニぞうり作り」開始
2022年3月 畑で馬糞たい肥を使用開始予定


<参考情報>


きみがらプロジェクトとは
かつて青森県は名馬の産地として知られ、馬と人が共に暮らしていました。きみがらプロジェクトは、馬の力を借りて畑を耕し、馬糞はたい肥となり、作物を育て食料を確保していたかつての青森の暮らしの再現を目指した活動です。2020年は、馬耕、トウモロコシの栽培、馬の飼料、皮を利用した工芸品づくりまでの資源循環に着手しました。2021年は馬糞のたい肥化を開始し、馬とトウモロコシの資源を無駄なく使う活動を継続していきます。


画像 : https://newscast.jp/attachments/8nlWk03COw3B5Vz300wh.png


■[きみがらプロジェクト紹介動画]{https://youtu.be/07g0J46Bobo}
■[「かつての青森の暮らし」に一歩近づく「馬糞(ばふん)のたい肥化」開始]{https://drive.google.com/drive/folders/1Lf4UgTJqetOCdITamO5Uq5ax9kX_Zd82?usp=sharing}


星野リゾート 青森屋


「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意味)青森~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家の点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができます。
青森県三沢市字古間木山56/客室数236室
[https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/]{https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/}




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プレスリリース提供元:@Press

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