危ない箇所に手を伸ばした、危険な場所に足をかけたを検知!パナソニック i-PRO製AIカメラに対応した「VPエリア内異常検知アプリケーション」を8月24日より販売開始
@Press / 2021年8月24日 13時0分
株式会社ネクストシステム(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:藤田 義生、以下「ネクストシステム」)はi-PRO製AIネットワークカメラの機能拡張ソフトウェアとして、「VPエリア内異常検知アプリケーション」※1を開発しました。2021年8月24日よりi-PRO製AIネットワークカメラ5モデルを対象機種として販売を開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/272441/LL_img_272441_1.png
VPエリア内異常検知アプリケーション
AIネットワークカメラは通常の監視・防犯用途に加えて、本アプリケーションを追加することで、幼児が1人で高くて危ない場所に登ろうとしている時や、工場内にて高熱な機器、高圧電流が流れる機器、モーターの駆動部など危険な箇所に作業者が手を伸ばそうとしている時、美術品に来館者が手を触れようとしている時など、細かな異常検出が可能になり、予期せぬ事故の防止やセキュリティ対策に活用できます。
<VPエリア内異常検知アプリケーション WEBサイト>
https://www.next-system.com/visionpose/extensions/vp-area-intrusion-detection
※1:「VPエリア内異常検知アプリケーション」をご使用になる場合は、別途WV-XLE001W(AIプロセッサー解除ライセンス)が必要となります。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/272441/LL_img_272441_2.png
VPエリア内異常検知の利用事例(保育園・幼稚園・美術館・博物館)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/272441/LL_img_272441_3.jpg
VPエリア内異常検知の利用事例(製造業)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/272441/LL_img_272441_4.jpg
VPエリア内異常検知アプリケーションイメージ
■VPエリア内異常検知アプリケーションの特長
1. 画面上に設定した任意のエリアへの侵入を体の部位ごとに検知可能
「VPエリア内異常検知アプリケーション」は、ネクストシステムの姿勢推定AIエンジン「VisionPose」を利用して人間の骨格情報を自動検知しているため、体の部位ごとに検出条件を設定できる点が特長です。例えば指定したエリア内に「両足が侵入したとき」「右手が侵入したとき」など細かく限定した条件をつけることで、単純な監視・防犯カメラ機能だけでは実現できない、人間の姿勢や行動を考慮した新しい視点からの異常検知が可能となります。エリアの設定はPC上の画面からマウスでクリックするだけであるため、誰でも簡単に設定が可能です。
2. i-PRO製監視映像システムとの連携
本アプリケーションが搭載されたi-PRO製AIネットワークカメラと監視映像システムのネットワークディスクレコーダー(WJ-NXシリーズ)を連携させることで、リアルタイムでの異常検知や証拠映像の録画・検索が可能です。さらに、映像監視ソフトウェア(WV-ASM300)を組み合わせることで本部側からの遠隔監視が可能なため、問題発生時に迅速に対応できます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/272441/LL_img_272441_5.jpg
i-PRO製監視映像システムとの連携した場合のシステム構成図
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/272441/LL_img_272441_6.jpg
VPエリア内異常検知アプリケーションが搭載可能なi-PRO製AIネットワークカメラ
■姿勢推定AIエンジン「VisionPose」について
本アプリケーションは、i-PRO製AIネットワークカメラ上で動作する機能拡張ソフトウェア第二弾として開発され、第一弾の「VP1人作業検知アプリケーション」と同様に当社が独自に開発した姿勢推定AIエンジン「VisionPose(ビジョンポーズ、以下「VisionPose」)」※2を利用しています。
「VisionPose」とは、カメラ映像や画像・動画ファイルから人物の骨格情報を自動検出できる当社独自開発の人工知能エンジンです。さまざまな開発にご活用いただけるSDK形式と、研究用途にご利用いただける機材一体型のパッケージ形式での提供を行っており、現在は国内大手企業を中心に、シリーズ累計200社を超える企業にご導入いただいています。(2021年8月時点)
従来のエリア内異常検知は、物体検出技術(Object Detection)を利用し人全体を1つの物体として捉えて検知するシステムが多数派でしたが、本アプリケーションではVisionPoseの姿勢推定技術(Pose Estimation)により詳細な人物の骨格情報を取得しているため、体の部位ごとの検知を可能にしています。
ネクストシステムでは引き続き「VisionPose」の開発を進め、人物検出を伴うさまざまなシステムの基幹技術としてご利用いただくことで、より良い社会作りに貢献していきます。
<VisionPose WEBサイト>
URL: https://www.next-system.com/visionpose
<VisionPose導入事例ページ>
URL: https://www.next-system.com/visionpose/recent-case
※2:VisionPose、及びVisionPoseロゴは、NEXT-SYSTEM co.,Ltd.の登録商標です。
■株式会社ネクストシステム代表取締役社長 藤田のコメント
この度は、i-PRO製AIネットワークカメラの機能拡張ソフトウェア第二弾として「VPエリア内異常検知アプリケーション」を8月24日より販売開始致します。今回はより身近な社会問題解決として、小さなお子様が高い所に登ろうとしているや危険な場所を触ろうとしているなどの危険検知が行えます。また、幼児以外にも様々な作業現場で同様の細かい検知が可能になります。
弊社は、今後ともi-PRO製AIネットワークカメラ上に弊社のAI技術を駆使したさまざまなアプリケーションを提供し、様々な社会問題の解決に取り組んでまいります。
■株式会社ネクストシステム 概要
代表者 : 代表取締役社長 藤田 義生
所在地 : 福岡市南区井尻3丁目12番33号
設立 : 2002年8月
事業内容 : 姿勢推定AIエンジン「VisionPose」の開発・販売
AIによる行動解析、エルゴノミクスシステムの研究開発
xR(AR/VR/MR)などの最先端システムの研究開発
WEBサイト: https://www.next-system.com/
Facebook : https://www.facebook.com/nextsystemcom/
Twitter : @next_kinesys( https://twitter.com/next_kinesys )
■パナソニックi-PROセンシングソリューションズ株式会社 概要
代表者 : 代表取締役社長 尾崎 祥平
所在地 : 福岡市博多区美野島4丁目1番62号
設立 : 2019年10月
事業内容 : セキュリティ・医療・産業分野向け機器・モジュールの開発、製造、
販売システムインテグレーション、施工、保守、
メンテナンス及びこれらに関するサービスを含む
各種ソリューションの提供
WEBサイト: https://ipro.panasonic.com/jp/
AIネットワークカメラ製品: https://biz.panasonic.com/jp-ja/products-services_security_networkcamera_ai
■VPエリア内異常検知アプリケーションに関するお問い合わせ先
株式会社ネクストシステム
i-pro@next-system.com
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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