ブルネイでの国際インターネット接続サービス提供における提携について
@Press / 2012年5月21日 11時0分
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)と、ブルネイ政府及び同国通信事業者が出資し、同国から海外への通信インフラの構築と運営を担うBrunei International Gateway(ブルネイ・インターナショナル・ゲートウェイ、本社:ブルネイ、略称:BIG)(*1)は、2012年5月19日、ブルネイでの国際インターネット接続提供で協力することに合意しました。この提携により、NTT ComはBIGに対しIPv4/IPv6デュアルネットワークの国際インターネット接続を提供すると共に、協力してブルネイおよび周辺地域におけるインターネット環境の発展、インターネット市場の活性化を進めていくこととなります。
1.提携の背景
現在、ブルネイ国内およびマレーシア東部など周辺地域のISPは、国際インターネット接続サービス利用のため近隣諸国のISPと接続しており、これが同地域におけるインターネットサービス品質やコスト競争力の向上を妨げる一因となっています。BIGはこういった現在の接続環境を改善し、インターネットやICT環境の向上を図るため、同国初となるグローバルTier1(*2)事業者との国際インターネット接続ゲートウェイの設立を進めており、そのパートナーとしてNTT Comが選ばれました。
2.提携の内容
BIGは国際インターネット接続ゲートウェイをブルネイ国内や周辺地域のISPへ提供します。NTT Comは、本ゲートウェイから接続する国際インターネット接続サービスをBIGへ提供します。これにより、現地ISPは本ゲートウェイを通してNTT Comが提供するグローバルTier1ネットワークに直接つながることができるようになります。これにより、安定した遅延が少ないインターネット接続環境がもたらされ、ICT環境の向上が期待されます。
3.今後の展開
今回の提携は昨年のベトナム、本年2月のラオスに続く、東南アジア新興国における国際インターネットサービス展開のさらなる一歩となります。NTT Comは、引き続き情報通信に係る新興国関係機関との協力を推進し、アジア全体のインターネット環境発展、ICT化推進へ貢献していきたいと考えております。
*1 BIG:正式名称はBrunei International Gateway。ブルネイ政府系投資会社および同国通信事業者2社の出資により、2009年8月17日に設立された。同国から海外への通信インフラの構築と運営を行っている。
*2 Tier1:インターネットの経路情報を他社から買わなくてよい大規模なISPグループのこと。
@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press
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