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農業・福祉を応援 幻の純米吟醸酒「金の鳩」オンライン試飲会12/18開催

@Press / 2021年12月3日 11時0分

「金の鳩」試飲会
農福連携を通して日本酒をつくる金の鳩プロジェクト(読み:きんのはとプロジェクト、所在地:大阪府堺市、代表:増田 靖、運営元:シュンビン株式会社)はオンライン試飲会を12月18日(土)に開催します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/288163/LL_img_288163_1.jpg
「金の鳩」試飲会


■イベント詳細
テーマ : 農業・福祉を応援 幻の純米吟醸酒「金の鳩」オンライン試飲会
日時 : 2021年12月18日(土)15:00-16:30
申込締め切り : 2021年12月12日(日)23:59まで
参加方法(場所) : オンライン(Zoom)で開催
イベント詳細URL: https://www.kurabiraki.jp/kurabiraki_post/20211218/


■よみがえった「金の鳩」
今回飲んでいただく「金の鳩」は、実は一度なくなってしまったお酒です。かつての醸造元は、大阪府堺市にあった益田酒造。江戸時代創業の歴史ある蔵で、代表銘柄「金の鳩」は地元の神社・百舌鳥八幡宮の御神酒とされたこともあります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/288163/LL_img_288163_2.jpg
百舌鳥八幡宮

しかし第二次世界大戦の影響もあり、昭和22年に操業停止へ。堺市の伝統の一端を担う「金の鳩」もなくなってしまいました。令和3年の現在、なぜ失われた「金の鳩」をみなさんにお届けできるようになったのか?「金の鳩」と、復活につなげた就労支援施設の代表・増田氏を包む、温かな人の縁をご紹介します。


■障がい者が国内0.12%の希少な有機栽培米の生産者に
純米吟醸「金の鳩」は、大阪府堺市上神谷(にわだに)で農薬・科学肥料を一切使わず育てた「山田錦」を100%使用しています。国内総生産量に占める有機米の割合は、なんとわずか0.12%。日本のお米の約1/1000という、希少なお米で醸した純米吟醸酒です。

この山田錦を育てたのが、就労支援施設「ヤオヨロズヤ」のメンバー。ヤオヨロズヤは、身体や精神の障がい・病気をもつ方が、それぞれの体調・ペースを守りながら働ける施設です。名前の通り、農業・八百屋・カフェなどさまざまな事業を運営し、子どもからお年寄りまで気軽に遊びに来れるカフェ兼仕事場スペースがあります。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/288163/LL_img_288163_3.jpg
就労支援施設「ヤオヨロズヤ」

ヤオヨロズヤが目指すのは、誰もが生きやすい豊かな社会、子ども達に残したい未来の日本。障がいのある人が支援されるだけでなく、強みを活かして活躍し、自信や生きがいを持って社会とつながることを目指しています。
そして、それを実現できる最高の事業が「有機栽培米を使った日本伝統の酒づくり」だったのです。
たとえば、視覚障害のあるメンバーが誰よりも田植えが上手かったり、社会生活のなかで自信を失くしていたメンバーが、周りに声をかけ率先して雑草を抜いていたり。
米づくりをするなかでは、普段「健常者」とされる人々を、施設利用メンバーがサポートする場面も多くあります。
こうしてそれぞれの強みを発揮しながら、地元の子どもたちも交え、みんなで泥だらけになって大切に稲を育てていきました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/288163/LL_img_288163_4.jpg
お米の栽培の様子


■「出世男」の河合酒造が醸す繊細な酒
米を作っただけではお酒は造れません。「大切に育てたお米で、みんなが元気になれるような日本酒を造りたい」そう考えたヤオヨロズヤ代表・増田氏が出会ったのが、益田酒造の曾孫・益田 美穂さん。
益田さんはイタリアで暮らしながら、地元・堺の歴史や文化を世界に発信するために金の鳩ラベルのお酒を復活させていました。

「堺と縁深い金の鳩を、ぜひ堺で育てた米で」

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/288163/LL_img_288163_5.jpg
益田酒造の曾孫・益田美穂さん

「金の鳩」継承にあたっては、大切に育てた米を託せる酒蔵が重要です。縁がつながったのは、河合酒造16代当主の西川 暁子社長。河合酒造は、奈良県橿原市今井町で約280年つづく蔵元。今井町全体が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されるなか、さらに国の重要文化財に指定されている、歴史ある酒蔵です。代表銘柄は「出世男」。豊かな香りが特長の、今井町で愛される地酒です。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/288163/LL_img_288163_6.jpg
奈良県橿原市今井町にある河合酒造

お互いの想いを語り、志をともにした両代表は「ヤオヨロズヤの作った山田錦で、金の鳩を造る」と決定。伝統を受け継ぐていねいな酒造りを行う河合酒造が、希少な有機栽培米で純米吟醸酒を造る…夢のようなプロジェクトは、順調に進んでいきました。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/288163/LL_img_288163_7.jpg
河合酒造16代目 西川暁子社長

しかし……

■1,200kgの米が全て枯れた!?人の縁で羽ばたいた「金の鳩」
収穫まであと1週間というときに、日本酒造りが絶たれるほどのトラブルが発生。西日本を中心に大被害を及ぼしたウンカ(害虫)が、ヤオヨロズヤの畑を襲ったのです。1,200kgの収量を見込んでいた稲は次々に枯れ、無事な稲を救おうとメンバー総出で手刈りしたものの、収穫できた米はほんのわずか…。
「これではとても日本酒造りなんて…」
「せっかくみんなで育てたのに…」
誰もが肩を落として、途方に暮れていました。

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畑での作業の様子

しかしそのとき、手を差し伸べてくれた方がいます。それは地元の農家の方々。農業の素人であるヤオヨロズヤのメンバーが、毎日毎日、一生懸命お米を育てているのを見ていてくれたのです。

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地元の農家の方々

日本酒造りのための山田錦を分けていただき、苦難を乗り越えた「金の鳩」はいよいよ大空へ飛び立ちます。


■日本酒を通じて、農業・福祉・地域を応援
人の温かな想い、縁がつながり仕上がったのが今回お届けする「金の鳩」。スッキリとした飲み口、繊細で優しい甘さが楽しめる純米吟醸酒は、お造りや煮物と一緒に楽しんでいただくのがおすすめ。ヤオヨロズヤの無農薬野菜・お米と一緒に飲めば、心までほっこり温まっていただけるでしょう。

平和の象徴「鳩」を、ぜひあなたのお手元に。美味しい日本酒を通じて農業・障がい者福祉・地域社会を応援する、新しい蔵開きのカタチです。

画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/288163/LL_img_288163_10.jpg
イベントではお米や野菜のセットも用意しております。


■蔵開き.jpとは?
「蔵開き.jp」は全国各地の蔵開きにオンラインで参加・体験できるサービスです。知れば知るほど日々のお酒が楽しくなる、これまでにない非日常イベント体験。オンラインだからこそ「丸見せ」できる酒蔵のこだわりを知って、学んで、聞いてみませんか?


■イベント詳細
テーマ : 農業・福祉を応援 幻の純米吟醸酒「金の鳩」オンライン試飲会
日時 : 2021年12月18日(土)15:00 - 16:30
申込締め切り : 2021年12月12日(日)23:59まで
参加方法(場所) : オンライン(Zoom)で開催
イベント詳細URL: https://www.kurabiraki.jp/kurabiraki_post/20211218/


■商品内容(商品代、送料、税込み)
(1)Aセット 5,000円
・出世男 金の鳩 720ml×1

(2)Bセット 5,000円
・冬野菜セット 2人前
(春菊、大根、白菜、ネギ、しいたけ、人参)
※天候などの影響により内容を変更する場合がございます。
・無農薬栽培のお米 2kg
※純米吟醸酒「金の鳩」はセットに含まれません。

(3)Cセット 9,000円
・出世男 金の鳩 720ml×1
・冬野菜セット 2人前
(春菊、大根、白菜、ネギ、しいたけ、人参)
※天候などの影響により内容を変更する場合がございます。
・無農薬栽培のお米 2kg

(4)Dセット 6,500円
・冬野菜セット 4人前
(春菊、大根、白菜、ネギ、しいたけ、人参)
※天候などの影響により内容を変更する場合がございます。
・無農薬栽培のお米 3kg
※純米吟醸酒「金の鳩」はセットに含まれません。

(5)Eセット 10,000円
・出世男 金の鳩 720ml×1
・冬野菜セット 4人前
(春菊、大根、白菜、ネギ、しいたけ、人参)
※天候などの影響により内容を変更する場合がございます。
・無農薬栽培のお米 3kg


■タイムスケジュール
15:00 - 15:10 ご挨拶・プロジェクト紹介
15:10 - 15:20 乾杯式!商品紹介
15:20 - 15:30 農業体験ツアー
15:30 - 15:50 河合酒造見学ツアー
15:50 - 16:15 クイズ大会、質疑応答
16:15 - 16:25 抽選会
16:25 - 16:30 閉会
- 終了 -
16:30 - 16:35 おまけTIME
※イベント構成および時間は予告なく変更になる場合がございます。ご了承ください。


■蔵開き.jpについて
運営元 : シュンビン株式会社
所在地 : 〒612-8235 京都市伏見区横大路下三栖東の口町1-3
代表者 : 津村 元英
事業内容: 蔵開き.jp 運営
URL : https://www.kurabiraki.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

百舌鳥八幡宮就労支援施設「ヤオヨロズヤ」お米の栽培の様子

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