不動産競売物件の落札価格が下落傾向

@Press / 2012年8月31日 14時30分

2012年上半期 1都3県不動産競売物件
関東エリアの不動産競売情報を扱う株式会社エステートタイムズ(所在地:東京都豊島区、代表:阿南 順也)が、2012年上半期の不動産競売統計(期間入札)を発表します。


■概況
関東エリア1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の不動産競売物件は、落札率・落札価額ともに上昇傾向が続いていました。今年(2012年)上半期も高い落札率は続いていますが、落札価格は昨年から下落傾向を示しています。減少傾向が続いていた期間、入札物件数は今回もやや減少しましたが、減少幅は小さいものでした。


■期間入札物件数
2010年以降、期間入札物件数は大きく減少しました。今年も前年同時期に対してマイナス8%と減少していますが減少幅は小さくなり、また、2011年下半期とは物件数はほぼ同数でした。地裁別では東京地裁と千葉地裁は5%、横浜地裁は8%、さいたま地裁は14%の減少でした。

※2012年上半期 1都3県不動産競売物件
http://www.atpress.ne.jp/releases/29670/a_1.jpg

■入札状況
90%前後の高い落札率が続いていますが、東京地裁以外はやや下落しました。千葉地裁は88.9%と前年同時期と比べ3.2ポイント下落(本庁マイナス3.9ポイント、松戸支部マイナス1.6ポイント)、横浜地裁とさいたま地裁はやや下落しましたが、どちらも本庁では上昇し、支部で下落の傾向でした。東京地裁本庁・横浜地裁本庁は今回も96%を超える高い落札率でした。

落札物件の平均入札本数も各地裁で減少しました。昨年の上半期は東日本大震災の影響で一時的に入札数が減少した時期でしたが、今回全ての本庁・支部で昨年上半期と比べて平均入札本数が減少しました。本庁・支部単位で最も減少したのは千葉地裁松戸支部で前年同時期比マイナス3.0本で5.7本、次いで横浜地裁相模原支部がマイナス1.9本で6.5本でした。平均入札本数の最も多かった横浜地裁本庁はマイナス1.2本で9.9本、少なかったさいたま地裁熊谷支部はマイナス1.0本で5.1本でした。

(落札率は期間入札の公告に付された物件中、取下等で開札の対象外となった物件を除いた落札物件の割合)。

■物件価格
売却基準価額のメジアン(中央値)は856万円で前年同時期よりわずかに上昇しました(プラス26万円)。地裁別では横浜地裁は42万円上昇し953万円、さいたま地裁は717万円、千葉地裁は503万円と前年並み、東京地裁は22万円下落し1407万円でした。

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