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丸紅株式会社の「仕事と介護の両立」をサポート~ 研修の開催およびハンドブック製作・配布 ~

@Press / 2012年9月5日 12時0分

【家系図シート(記入例)】
 株式会社ワーク・ライフバランス(所在地:東京都港区、代表取締役社長:小室 淑恵、以下 当社)は、このたび丸紅株式会社(所在地:東京都千代田区、代表者:朝田 照男)の仕事と介護の両立に向けた施策拡充に対するサポートを実施いたしました。
 主なサポート内容は、介護と仕事の両立に向けた研修「介護時代を乗り切る働き方~親が65歳を過ぎたら~」の開催およびハンドブック「介護支援ハンドブック」の製作です。


■介護と仕事の両立への準備を促す研修の実施

 日本は、高齢化率が23%と世界で最も高齢化している国です。さらにあと5年で団塊世代が一斉に70代に入り、要介護者の割合が急増することが予想されます。その子ども世代である団塊ジュニアは、企業において40代前後という最も働き盛りの年齢であるにも関わらず、介護による時間制約を持つことが予想されます。しかし、介護にまつわる知識や仕事との両立方法について十分な情報を得られていない人がほとんどです。

 そこで、当社では、「介護と仕事の両立に向けた研修」(以下 研修)を提供しています。多くの人が介護に対して、「介護休業で乗り切れるから仕事に支障はない」「妻(夫)が介護を担当するから自分には関係ない」といった印象・予想を抱いています。研修では、これらの印象・予想を様々なデータをもとに覆し、ワーク等を通じて現実的な解決策を紹介する内容を提供しています。
 たとえば、介護の長期化(介護期間の平均55.2カ月[4年7カ月])により、企業が用意している介護休業日数(法定93日間)では足りないという現実を伝えます。さらに、「家系図シート」を使ったワークでは、受講者が自分の親族の状況を確認し、本人が介護の担い手になる可能性の有無について考えていただきます。そして、介護と仕事を両立した場合のタイムスケジュールをイメージいただいたうえで、長年のワーク・ライフバランスコンサルティングの実績から得た「時間を有効に使う方法」や「短時間で高い生産性を上げる仕事術」を紹介しています。

 今回、丸紅株式会社と当社は、2012年8月30日に研修「介護時代を乗り切る働き方~親が65歳を過ぎたら~」を実施、約170名の社員が参加しました。参加者からは「今まで介護をしながら働くという発想がなかったが、考えが変わった」「これまで介護について考えるきっかけさえなかったが、多くの人が向き合わなければならないものだと知ることが大切だと思った」「正しい知識・情報を前もって持っておくことの必要性を感じた」「資料も説明も分かりやすい。今までで一番感動したセミナー」といった感想が聞かれ、介護と仕事の両立に向けて具体的に考え準備する社員が増えたと確信しています。

【家系図シート(記入例)】
http://www.atpress.ne.jp/releases/29741/f_1.jpg


■「介護と仕事の両立に向けたハンドブック」を配布

 当社では、研修の効果をより高めるために、「介護と仕事の両立に向けたハンドブック」(以下 ハンドブック)で社員の介護と仕事の両立への不安を軽減することを推奨しています。
 今回、研修実施の機会にあわせてハンドブック「介護支援ハンドブック」を丸紅株式会社とともに製作しました。具体的な内容として、介護に関する社内制度の紹介に加え、当社のこれまでの介護と仕事の両立支援の実績から見えた社員が介護と仕事の両立に関して陥りやすい誤解や不安を解くために、介護保険制度の仕組み、介護にかかる費用の目安、介護サービスや施設の特長といった情報をハンドブックに掲載しました。
 いつ発生するか予測がつきにくい仕事と介護の両立に対して、ハンドブックを手元に置いておくことで不安を軽減するとともに、具体的な両立策にすぐに着手できるような準備を社員に促すことが、今後企業として大切な取り組みになると考えます。

【ハンドブック画像1】
http://www.atpress.ne.jp/releases/29741/d_2.JPG
【ハンドブック画像2】
http://www.atpress.ne.jp/releases/29741/e_4.JPG


 当社では、ハンドブックや研修に加え、2011年6月にリリースした介護と仕事の両立ナビ( http://www.work-life-b.com/navi.html )を提供し、好評で多くの企業に導入されています。今後も介護と仕事の両立を支援するサービスを提供してまいります。


【介護と仕事の両立ナビ(トップ画面)】
http://www.atpress.ne.jp/releases/29741/g_3.jpg


■株式会社ワーク・ライフバランスについて
2006年 7月 設立、代表取締役社長 小室 淑恵。
2006年 7月 休業者復帰支援プログラムarmo[アルモ](育児休業者版)を開発・販売を開始。
2006年11月 同プログラムが第3回「日本ブロードバンドビジネス大賞」を受賞。
2006年12月 ワーク・ライフコンサルティングプログラム「働き方の見直しコンサルティング」の提供を開始。
2008年 4月 休業者復帰支援プログラムarmo[アルモ]の対象を介護による休業者に広げたサービスを開始。
2009年 4月 ワーク・ライフバランス組織診断の開発・販売開始。
2010年 2月 携帯サイト「働き方チェンジナビ」オープン。
2011年 7月 「介護と仕事の両立ナビ」(通称:「介護ナビ」)オープン。


■小室 淑恵プロフィール
1975年 東京生まれ。1999年株式会社資生堂に入社。
2000年 入社2年目でビジネスモデルコンテストに優勝し育児休業者の職場復帰支援サービス新規事業を立ち上げる。
2004年 日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー受賞。
2005年 資生堂を退社し、翌年株式会社ワーク・ライフバランス( http://www.work-life-b.com/ )を設立。
2006年 育児・介護休業者支援のために開発した「armo(アルモ)」が「第3回日本ブロードバンドビジネス大賞」を受賞。
2007年 「ワーク・ライフバランス組織診断」、「介護と仕事の両立セミナー・研修」を開始。
2011年 「介護と仕事の両立ナビ」をオープン。
2012年 国会にて「労働時間に対する国家戦略の必要性」についてプレゼン( http://www.youtube.com/watch?v=W-ZTstryQAU )

一児の母。親族の介護にも直面し、働きながらホームヘルパー2級を取得。今もボランティアとして定期的に介護施設に通っている。主な著書として、『あなたの親を支えるための介護準備ブック』(2012年4月英治出版)他多数。
・内閣府「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」委員
・厚生労働省委託「男性の仕事と育児の両立意識啓発事業 事業企画・実施委員会」委員
・厚生労働省「年金部会」委員


※9月28日(金)14:00~15:30にK.I.T.虎ノ門大学院(住所:東京都港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル13階)で「介護と仕事の両立に向けて~企業として/個人として今から準備できること~」をテーマに小室が講演致します。対象は企業担当者ですが、マスコミの方はオブザーブも可能ですので、お問い合わせください。

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

【ハンドブック画像1】【介護と仕事の両立ナビ(トップ画面)】【ハンドブック画像2】

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