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福島県が抱える放射線問題の解決を志す専門学校生2名が第2種放射線取扱主任者(国家試験)に合格

@Press / 2012年11月7日 13時0分

合格した2人。左が本田さん、右が木船さん。
 福島県郡山市にある専門学校 国際情報工科大学校(所在地:福島県郡山市方八町2-4-15、学校長:水野 和哉)の放射線工学科に在籍する1年生の本田さんと木船さんの2名が、国家試験である第2種放射線取扱主任者試験に合格しました。

 放射線工学科は、福島県の復興と未来の安心・安全を支える人材輩出を教育理念として、平成24年4月に本校に開設した学科で、第2種放射線取扱主任者試験合格は在学中の大きな目標のひとつとなっています。今年8月24日に実施された本試験の全国合格率は20.2%(615名合格/3,046名受験)で、合格へは狭き門となりましたが、入学後わずか2カ月間の集中対策授業にも関わらず、学科開設初年度から無事合格者を輩出する好スタートを切る結果となりました。

 合格した本田さんはいわき市出身、木船さんは郡山市出身の学生で、卒業後は放射線の計測・分析に関わる専門技術者として地元企業への就職を希望しています。本校の就職担当職員も、今回の合格実績を復興人材輩出に向けた第一歩として、放射線の専門技術者を必要とする業界・企業からの求人が増えることを期待しています。


■「国家試験 放射線取扱主任者試験」概要
 「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(昭和32年6月10日法律第167号)」に基づき、登録試験機関である財団法人原子力安全技術センターが行う国家資格試験。試験区分は第1種から第3種まであり、今回学生が受験した第2種では、放射線の正しい測定方法について必要な知識、正確な放射線量の算出に関する知識、放射線が身体に及ぼす影響に関する知識等も問われる出題構成となっています。


■放射線工学科(2年制/定員20名) 概要
 放射線に関する正しい知識と各種放射線測定器の取り扱い方法や放射線の解析・分析に関する専門知識と技術を身につけると共に、放射線取扱主任者試験をはじめとする資格取得を目指します。


■専門学校 国際情報工科大学校 概要
 福島県郡山市にある専門学校グループ「FSGカレッジリーグ」に所属する専門学校で、自動車分野、ゲーム分野、情報分野、工学分野の4分野18学科を擁する専門学校です。工学分野には今回紹介した放射線工学科をはじめ、エネルギー工学科や建築CAD設計科など、復興関連産業に直結する学科が多数あり、これらの産業を志望する学生への就学費用支援制度として「復興支援対象学科 特別特待生制度」を今年度から導入しています。
専門学校 国際情報工科大学校ウェブサイト http://www.wiz.ac.jp

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

【授業】放射線測定技術4月に完成した放射線検査室校舎外観

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